「佐賀のがばいばあちゃん」島田洋八著、読んでみました。
数ヶ月前、それほど興味が有った訳では無かったんですが、巷であまりにも話題になっていたので、図書館で予約してみました。
やっと順番が来たので「佐賀のがばいばあちゃん」島田洋七著、読んでみました。
活字の密度も低く、ページ数もそれ程では無かったのでゆっくり読んでも1時間かかりませんでした。
著者が物語の中で描いている時代の「日本の生活レベル」を何とか想像できる世代なんで意外とリアルな話として楽しめました。
今も在るんでしょうけど「下流」とは全く違った、物質的には恵まれていないけど精神的・倫理的な事はに付いてはプライドを持って生活をしている「美しい貧乏な家庭」って言うのが多かったような気がする。
本文の中で「がばいばあちゃん」が発する言葉は美しき貧乏人の意地とウイットに富んでいて関心させれれる物が多いと思う。
実際、彼女がホントに言った言葉も有ったんでしょうが「ビートたけし」が「洋七のウソは有名なんでね」と言ってるし、「島田洋七」って「陽気な胡散くささ」が売りで、本人も「フィクション」と言っているので多分「ネタ」が入っていじゃないのと疑いつつ楽しく読めました。
何はともあれ自分のおかれた環境を悲観する事無く明るく前向きな思考で生きる姿勢って見習うことが多いなと大変参考になりました。
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