昔から、融通のきかない仕事のことをお役所仕事という。
市役所から届いた「介護予防の基本チェックリスト」を見ながら、
つくづくお役所仕事だなあと思う。
このリストを発送、返送受付、集計、結果による対応にどれだけの予算が費やされるのかとあきれる。
認知症、老人性鬱病を未然に防ごう、
あるいは、軽微なうちに何らかの手助けをしようという主旨だろうとは察しがつく。
しかし、この結果から、本人、あるいは家族に連絡して、
公民館や保健所に呼んで、講習会や相談会をしたとして、どれほどの効果があるだろうか。
老後の健康は、それまでの生活の結果の自己責任。
まったく無駄とまでは言わぬが、予算に見合った効果など上がるはずもない。
そんな暇があるなら、まだ問題の山積している東北へ応援に行きなさい!