ギャラリー三昧

ギャラリー觀
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赤木明登 × 藤井邦彦 自然と人間のあいだ

2017年09月18日 | 日記

16日の対談。

「森の乳」の話、漆はまさに森のお乳。

人間には気づかないことも、木は年輪を刻むことによって知っている。

案内状のサイ=器(口)の意味は

神に祈り霊を祀る時に用いられる祝詞(のりと)を納める器の形(白川静談)

漆はなぜあたたかく感じるのか?

顕微鏡で拡大すると漆の孔の分子と水の分子の構造が同じなので、

漆には水分があるので人の手に心地よく感じる。

特に唇の感覚はとても敏感にできているので漆の器は口に宇触れると人肌の様に感じられとても気持ち良い。

赤木さんは不穏で不安な21世紀の器づくりのあり方、を常に意識し考えて製作していこうと考えている。

等々、とても深い内容の対談で、お客さまも真剣に聞き入っておりました。

囲む会では。赤木さんの拭き漆切溜六段にはおつまみを諸々と三段重には秋のご飯、たこ飯ときのこ銀杏菊ごはん2種。

お酒も進み楽しい会となりました。


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