東京出張の際、美術館をハシゴしてきた。まず山種美術館「千住博展」千住氏がアメリカ フィラデルフィア市にある松風荘の襖絵を作成依頼され、2007年4月の納品までこちらで展示されている。美術館の中は襖絵「滝」により独特の雰囲気に包まれ神聖な感じ、時間を忘れ思わず見入ってしまった。新作の「フォーリングカラーズ」も展示されていた。
次に東京都美術館「大エルミタージュ美術館展」ロシアのエルミタージュ美術館のコレクションの中から「都市と自然と人びと」をテーマにした世界の巨匠達の作品展、観客人の数もとても多かった。ルソーのリュクサンブール公園がすごく良かった。一度はエルミタージュに行ってみたいと思う。エルミタージュ=フランス語で隠れ家の意。
最後に東京現代美術館「大竹伸朗展」大竹氏のパワー溢れる作品が膨大に展示されていて見ているだけで元気が出た。ライフワークになっているスクラップブックが全部展示されていてパワーに圧巻された。
これだけハシゴすると充実感はイッパイ。ギャラリーでは、もう幾つ寝るとお正月展ギャラリー蔵出しレアなアイテム・j骨董など随時更新展示されており、マニア必見!!
「もう幾つ寝るとお正月」展。本日より開催。
木村信子・三春張子・琉球張子・会津張子・中湯川土人形・西郷匡史・高木京子・久富良子など様々な作家の来年度の干支亥やカレンダー作品が満載!9日には石ころの作家、内藤宣子さんが来廊される。
これだけ揃うとどれを選んでよいか分かりません!!見てるだけで楽しい!
民話茶屋にも干支・お正月グッズが勢ぞろい!
大阪遠征で国立国際美術館へ。1970年に大阪で開かれた日本万国博覧会地に在ったモノを2004年に大阪都心の中之島に新築移転された全館地下型の美術館。ミロの巨大タイル壁画や高松次郎の「影」は、入場料がかからないエントランスにある。これを見るだけでも○。今回「エッセンシャル・ペインティング」展が開催されていて1990年頃からの国際舞台の最前線で活躍している画家たちの作品展であった。ボク的にはベルナール・フリズの作品が良かった。同時に小川信治展も開催されており小川さんの独特の世界がとても素晴らしかった。
サントリーミュージアムから見る夕陽。第2段 サントリーミュージアム「天保山」では「ポンペイの輝き」展を2000年の時を越えた古代ローマ美術の粋凄かった!ミュージアムの設計は球体を抱く逆円錐形のドラムから2つの直方体が海に向かって伸びるユニークな建物で、大阪出身で国際的な建築家・安藤忠雄氏によるもの建物内部も見る価値ありました。
大阪では、たこ焼き・イカ焼き・ドテ焼き・お好み・浪速の伝統料理を満喫。黒門市場・心斎橋筋商店街・三泉商店街など、食い道楽・大阪の台所と言われる所満載の非常に濃い遠征であった。調子に乗って通天閣まで登ってしまった!!