ギャラリー三昧

ギャラリー觀
〒963-8002 福島県郡山市駅前1-6-5
http://www.gallery-kan.com/

てぐすねをひく

2009年02月21日 | アート・文化

今日、仲良しの陶芸家さんと郷土玩具師との何気ない会話の中。「てぐすねひいて待ってるよ」と言う言葉が出た。意味は「十分に準備して待ち構えること」と分かるけど「てぐすね」って何だろうと言う会話から調べました。

漢字では「手薬練ひく」と書き、武士が手のひらに薬練(くすね)を塗ることを意味する。薬練は松脂(まつやに)を油で煮て練ったもので、弓弦や糸を強くするために用いた。また、矢を射たときの衝撃で、弓が手のひらから飛び出さないように、左手にも塗った。そこから、薬練を引いて、すっかり準備万端整えて、機会を待つことを「手ぐすねをひく」というようになった。

日本語って面白いですねという話になり、で「夜のとばりがおりる」というのは?

夜の帳が下りる(よるのとばりがおりる) 夜が暗くなる様子を、帳(=たれぎぬ)が下りたことに喩えていう言葉。「夜のとばり」=夜になることです。

日本語って難か面白いね!

石原さんの展覧会!明日最終日です。


急須

2009年02月19日 | アート・文化

Img_6176 石原稔久さんの急須。細部もとても丁寧なつくり。

先日、新聞に会津本郷宗像窯の8代目当主、宗像利浩さんの土瓶の話が載っていた。

土瓶は、本体である袋、注ぎ口、取っ手、蓋、茶こしの4種が微妙なバランスで成り立っている。陶芸家の河井寛次郎は「土瓶を見れば腕前が分かる」と言い切っていて。人間国宝の浜田庄司、バーナードリーチも「土瓶は作り手の人格が一番表れる」と土瓶作りには真剣に取組んだ様だ。

石原さんの急須、石原さんの人格がにじみ出ているようだ!


石原稔久 オープニング祝宴

2009年02月15日 | アート・文化

石原稔久展オープニング祝宴!

Img_6171 11日ギャラリーにて行われた大宴会!石原さんも交じってのひょっとこ踊り。

様々なジャンルの方たちにお集まり頂いての宴は、踊り・詩・ジャンベともう止まりません。

Img_6168 ジャンベも即席で石原さんを含め皆さんに演奏していただきました。ボクも含めとっても楽しく大いに盛り上がったオープニング。

次回の石原展開催の暁には「イシハラカフェ」もオープンする予定です。楽しみ楽しみ!!

石原さんの彫刻も新たに追加販売中!!


石原稔久 展

2009年02月10日 | アート・文化

Fh000002 明日より石原稔久(いしはらとしひさ)展。

本日は石原さんも福岡からいらっしゃって、一緒に飾りつけ。明日はオープニングパーティーも行う!

手びねりと蒔の炎から生まれる人形やうつわ・花入れなど、風化した美しさの内にあたたかみが潜みゆったりとした時の流れを感じさせられる作品タチ。

Img_6165 パレード!

輿の玉座には王の代わりに鳥が・・・。平和・共存共栄などの想いが入っているようだ。