ギャラリー三昧

ギャラリー觀
〒963-8002 福島県郡山市駅前1-6-5
http://www.gallery-kan.com/

宮城光男・豊永盛人展 オープニングパーティー

2006年06月27日 | アート・文化

Img_0863 宮城光男・豊永盛人琉球展初日24日18時より作家2人を囲みオープニングパーティーを開催。陶芸家・写真家・三春張子絵師・雑誌記者・建築家・ジャマイカ太鼓奏者・スタントマンなどなどいろんなジャンルの方が訪れてくれての大宴会!

泡盛・オリオンビールを飲みながらのKOBA氏によるジャマイカ太鼓演奏。

Img_0868 いきなり新ユニット(豊永盛人・橋本将司)「デコーズ」による蛇味線伴奏の沖縄民謡「19の春」など余興も盛り上がった。終わりの頃には参加者も含め大合唱!

Img_0936 25日は、三春デコ屋敷へ合宿、宮城・豊永・橋本氏深夜まで大いに交流を深める。沖縄アーティストと三春張子のコラボレーと作品も完成。こちらもギャラリーにて限定販売中!!

Img_0953 26日は以前より交流させていただいている、薄皮饅頭柏屋の本名会長のおかげで宮城光男氏はシーサー饅頭・橋本将司氏は三春だるま饅頭を作らせていただいた。これには本名会長・製作者の2人とも大興奮!

本名会長は、シーサーは魔除けと言われているが除ける、というよりは魔を浄化させる力がある。(魔物の事を沖縄では「マジムン」と呼ぶ)魔物を除けちゃうとまたどこか他所へいって悪さするから、ここ沖縄で浄化して楽しく暮らす。

古来より沖縄ではこのような考え方が育まれ、他所から来たものや人との関わりを尊び、混じり合いながら独自の文化に取り入れていくいわゆる、チャンプルーの文化にもつながっている。シーサーの表情も、ただ恐いだけでなしにどことなく温かみのある感じがしませんか?との宮城光男氏によるシーサーと沖縄(チャンプルー)文化の説明を聞き感動されていた。


加守田章二 展

2006年06月22日 | アート・文化

青森出張の帰り、岩手県立美術館にて20世紀陶芸界の鬼才「加守田章二」展を見てきた。ボクの大好きな作家の一人「自分の外に無限の宇宙を見る様に、自分の中にも無限の宇宙がある」と述べた加守田の素晴しい力作とってもお勧めだ。

常設の方にはこれまた大好きな作家の萬鐵五郎・松本俊介の絵画がとても充実した時間を過ごしてきた。

岩手の前には、弘前大学へより北原啓司教授にお会いしコンパクトシティーの行く末の事など、街に関する興味深いお話をお聞きする事が出来た。福島県のイロイロな街にもかかわっているそうでまた、お会いできると思う。

24日より宮城光男・豊永盛人 琉球展!荷物入荷。本日、豊永盛人来郡。明日、宮城光男来郡。オープニングが楽しみだ!!


東日出夫「粋境の厨子」展

2006年06月19日 | アート・文化

10月に開催される。坂本理恵漆のアクセサリー展打ち合わせと、漆工芸家の東日出夫さんの講演会を聞きに会津まで出張してきた。

坂本理恵さんと娘さんの円さんは、以前パリのギャラリーでも展覧会を行った作家さん、DMの写真は円さんが担当で撮影してるとの事、打ち合わせ後には近くの坂本さんお勧めの「とんがらし屋」でキャベツラーメンをご馳走になった。アッサリしていてとってもおいしかった。

当店とも提携のあるアルテマイスター保志さんのほんまちショップで東日出夫さんの講演を聞く、東さんなりの厨子に対する考え、印の文字の面白さ、桜島の火山灰を下地に使用している所もあるなど興味あるお話をお聞かせいただいた。作品には川喜田半泥子が使っていた蚊帳を使った机などもあった。虫食いから発送した厨子がとても良かった。

作朝は、マスコミにも騒がれている郡山ゴミ屋敷4件の一斉ゴミ撤収をお手伝いした。市職員・町内会・有志一同にて撤収。とってもきれいになった。これでずっときれいになれば良いが・・・!?


ホークスみよし 展

2006年06月15日 | アート・文化

R00103361 7月13日より開催の「光を装う光りを飾る」ホークスみよし作品展DMが出来上がってきた。ホークスさんが来廊する日には、ホークスさん手作りのケーキなども楽しめる予定。

三春デコ屋敷の18代目マー君と沖縄展の打ち合わせなんかをしていたら、偶然琉球玩具の豊永盛人氏から電話が!こちらに来たときに、デコ屋敷で盛人氏・宮城光男氏が作品を作ったら面白いかもなどと話す。琉球展楽しみだ!前代未聞のデコ屋敷合宿開催決定!!

Img_0827 中国清朝時代のシルバーでできた器。ギャラリー觀アジアの美展より。

本日は、6月24日から開催ラボット着楽衣と少数民族の手仕事展打ち合わせ。7月28日より開催の古川通泰・古川歩展のDM校正などなど。


アジアの美 展

2006年06月12日 | アート・文化

ギャラリー觀にて、「アジアの美展」開催中!

Img_0820 バクトリア王朝期の土器。

バクトリア(紀元前255年頃 - 紀元前139年頃)とは、現在のアフガニスタン北部バクトラを中心としたアレクサンドロス大王の後継者が建てたギリシア人王国でヘレニズム国家の代表。バクトリア王国は王統交替、勢力盛衰が頻繁で、王権が弱く、地方の王が権力を持ち、しばしば国家が分裂した。

Img_0825 古代クリスタル。

他、タイ・アフガニスタン・ミャンマー・パキスタンの希少な発掘品など多数展示。

紀元前に使用された土器、古代ガラス、鉢、器などのナカナカ手に入らない逸品を展示。


出光美術館(門司)

2006年06月11日 | アート・文化

北九州に出張に行ってきた。

門司港で出光美術館「肉筆浮世絵展」を見る。遊郭と芝居小屋に取材し、遊女と役者を描く事を指名とした浮世絵の肉筆。北斎・歌麿など優れた腕の作品郡だった。出光興産の創業者、出光佐三氏のコレクション展示の為に創業地の門司に開館した私立美術館、独特の美意識で集められている。

Img_0996門司港駅。

門司港では、旧大阪商船・アインシュタイン博士夫婦も宿泊した旧門司三井倶楽部など見学。

Img_1001 旧大阪商船。

門司港レトロ展望室からは1612年宮本武蔵と佐々木小次郎が対決した巌流島や、1185年に源平最後の戦いが行われた壇ノ浦を展望し歴史を感じる。

Img_1002 門司は「春よ三月、春雨に。弥生のお空に桜散る。バナちゃんの因縁、聞かそうか」の口上ではじまる、バナナの叩き売り発祥の地でもある。

宿泊地の小倉では、某団体の全国大会に出席、下関名物のふぐ刺しを食いまくった超満足!その後、地元の方お勧めのラーメン店「太陽軒」で特性味噌ラーメンをうまい!


豊永盛人 カロービンガ

2006年06月02日 | アート・文化

Img_0758 豊永盛人 カロービンガ!

カロービンガとは、天国にいるという顔が天女で体が鳥という極楽鳥のこと、雅楽の踊りなんかにもある(子供の踊り)

市立美術館に行ったら。当店でも個展を開催した版画家の野口和洋さん親子のワークショップ作品が展示されていた暖かい感じでホノボノ。企画展示中の青木繁大賞展の力作達を見ていたら、写真家佐久間正人氏とアシスタントのワニくんと遭遇!やはり何か縁があるのかも。

常設ブースではボクも幼稚園の時にご指導いただいたことがある、故安藤重春先生の大作も、ホント絵の様にやさしい先生だった!