ギャラリー三昧

ギャラリー觀
〒963-8002 福島県郡山市駅前1-6-5
http://www.gallery-kan.com/

瀧田史宇 作陶展

2008年11月29日 | アート・文化

Img_6025 28日より瀧田史宇作陶展。

「ひごろ、焼物の本道は食器であると私は思っている。

従って私の仕事の重心は器づくりになる。

使い易くて、健やかで、

そして力みのない器を作ろうと目指している」

Img_6024 という瀧田史宇さんの近作。とっても使いやすく丈夫で飽きがこない器。スペインにも留学されていた史宇さん。絵柄もとってもセンスが良いです。11月28・29日12月8日は史宇さんも来廊されております。


「JAPAN」を探して

2008年11月17日 | アート・文化

Img_6017 漆の仕事をしている「村上修一」さんのアトリエ、会津若松市の旧双潟小学校。

Img_6011 廊下。

村上さんは廃校となっていた小学校を借り、工房として使っている。子供たちが出て行った時のまま、一度見捨てられてしまった所で漆器をつくるということがどういうことなのか・・・問いながら。

2年間のアフリカ(タンザニア)での人生経験をふまえて「日本」とは何なのか、「自分」とは何なのか?

Img_5916 巨大な室(ムロ)。

そんな時「JAPAN」と呼ばれる「漆器」にで遭った。遠く離れた地で生じた疑問の答えを求め、漆の世界へ飛び込んだ。99.9%の漆を輸入に頼っている現状。本当にこれでいいのかと自ら漆を掻く(採取する)ことも始めた。

12月12日からのギャラリー觀お正月展には村上さんの漆器も並びます。

Img_5999 体育館。アートイベント等も出来そうな旧小学校のアトリエ(保健室・給食室・放送室もおもしろい。何かおもしろい事出来ないだろうか)。

帰りには会津の素晴しい秋の紅葉、猪苗代湖畔を舞うゆうがな白鳥を眺めながら、「日本とは一体何なのか?自分とは・・・」と考えさせられた。


裂織 柳瀬順子+韓国プリミティブなモノ展

2008年11月15日 | アート・文化

2a7u0250 柳瀬さんの裂織。

裂織 柳瀬順子+韓国のモノの展覧会を13日から開催。

柳瀬さんの裂織は昔の木綿を利用した重い裂織とは違って、軽さ、柔らかさを追求。絹の経糸に古い絹の着物を裂いて、手織りの暖かみを生かしつつ斬新なデザイン。着るととってもカッコ良いです。13・15・16・24の午後からは柳瀬さんも在廊しています。

同時展示の韓国のプリミティブなモノタチ。

Img_6022

高麗時代(918~1392年)の焼き締め四ツ耳付壷。約1000年前の薬味などを入れていた壷(31,500円)。Img_6023

用を極めたプリミティブな韓国やかん(23,100円)。存在感にホレボレ。現地の骨董屋さんでも出ていない(韓国の地方に行って直接見つけてきている)希少モノスゴクお安く出しております。


コレクション展

2008年11月01日 | アート・文化

Img_5885 吉田喜彦作「白頭茶盌」。

昨日より觀コレクション展。ギャラリー觀秘蔵の作家の作品タチ約100点がならぶ。希少な古三春張子など見所満点!!

明日は郡山中心6商店会合同イベント奥州街道こおりやま光の回廊プロジェクトの点灯式を開催。駅前大通では、同時にエビスコフェスタとして消防車の展示やウニの貝焼き、鮭のあら汁などの販売を行う!中町では「翼の折れたエンジェル」の中村あゆみさんがライヴを行う!