ギャラリー三昧

ギャラリー觀
〒963-8002 福島県郡山市駅前1-6-5
http://www.gallery-kan.com/

神聖な作品「リンゴ」

2007年04月29日 | アート・文化

鏡石の参集殿にて行われている「野口和洋 木口木版画展」を見せていただいた。

野口さんは当ギャラリーでも展覧会をしていただいた事がある木口木版の作家で、名前が同じ「カズヒロ」のせいでは、無いと思うがとても仲良くさせて頂いている(笑)。奥様も作家さんであり、最近はオブジェとかイロンナ作品を生み出しているご夫婦。

作品で今回はリンゴのオブジェが多数展示されていた「リンゴ」ってイロンナ捕らえ方がある果物(禁断の・・・)。12宮の木口作品が厨子のような箱型のオブジェというか額というかに入った作品も。今回は場所も場所だけに神聖な感じがすごく強く感じられた。

Img_2643 三春張子「お福さん」。その後、三春張子人形制作者将司氏と打ち合わせに、6月いつものトリオ(+ジャマイカンミュージシャンのコバ氏)で台北の故宮博物館へ行こうかという事に、中国の歴史をもう一度勉強し直せねば・・・。

本日は、6月ギャラリー觀にて開催「原口良子展」・6月ラボットにて開催「佐藤喜一展」のDM版下作成。


COLLECTION展

2007年04月27日 | アート・文化

Img_2641 金山忍作オブジェ。昨日より「コレクション展」開催!

草野心平・三好豊一郎・会田綱雄・吉原幸子・吉井忠・丸木俊・深沢軍治・國定三無などなどの逸品。郡山ゆかりの竹久夢二肉筆作品も。

Img_2642 全国各地の郷土玩具、かなり古いレア物もあります。


おかゆの茶碗デザインコンテスト

2007年04月22日 | アート・文化

昨日、おかゆソムリエ協会が開催した。おかゆ茶碗デザインコンテストの審査委員として審査会とおかゆソムリエ認定講座に参加させて頂いてきた。

Img_2638 右はカレーのおかゆ・左は玄米のおかゆ。

認定講座に参加されたみなさんが作った4種類のおかゆとハーブソルト・野菜などをトッピングして「おかゆ」を試食させていただいた。ボク1押しは「トマトおかゆ」。

すごーくヘルシー。「おかゆ」というとチョット体調が悪いときに食べるイメージがあるけど、イロイロなバージョンが出来るしトッピングも含めれば無限大。改めて「おかゆ」良いと実感させられました。体リセット週間なるものも作った方が良いかも。1日1おかゆも良いかな!今度は作る方にも参加してみたい。

審査会の方は、実行委員長の須永晃仁さん達と、福島県立アイズ工業高校セラミック科の皆さんが制作した約130種類のおかゆの茶碗・グラフィック・イラストなどを審査。どれも力作ばかりでビックリするような発想のモノも多数。ボクなりに使えるモノに概念をおき選定させて頂いた。

本日は、久しぶりに若い頃からの友人でパリでKENZOさんの所のシェフをしている中山くんから連絡が来た。只今、ブルゴーニュワインの研修えお1週間ほどしている最中との事、久しぶりにフランスへ行きたくなってきた。そういえば来年7月に書家の國定三無さんが所属している「アートショップ遊」の皆さんがパリで展覧会を行うので何かしらお手伝い出来ればと思っている。

その他、5月開催の「セキノヨシヒサバッグ展」の案内を那須のカフェSHOZOで見て連絡頂いたり。ラボットで開催「佐藤喜一展」のDM写真撮影打ち合わせ、某団体キャラクターデザイン打ち合わせナドナド。


セキノ ヨシヒサ

2007年04月19日 | アート・文化

Photo_5 5月10日からのセキノ ヨシヒサ バッグ展のDMが出来てきた。セキノさんには以前の展覧会の時特注でリュックを作ってもらったがこれが素晴しい出来栄え。

デザインから最終仕上げまで完璧なハンドメイド。ヌメ革は、使えば使うほどに味わい深い色艶になって行く。12年ほど使っているビジネスバックも良い感じになっている。今度は何を頼もうか!!

「A FIOR DI PELLE!」イタリア語でいい感じ~!という意味らしい!


佐藤勝彦展

2007年04月15日 | アート・文化

Img_2631 毎年恒例の佐藤勝彦展開催!!

本年の干支「亥」作品も多数出品。

Img_2633 勝彦印刻も常時申し込み受付中、値段は大きさによって。興味のある方→メール

本日、ふるさとキャラバンの寺本さんが寄ってくれた。寺さんは日本全国イロイロな所に行ってるし、面白いもの沢山もっていたり。今度、ギャラリーでパフォーマンスでも一緒にやってみたいと思う。


「ピカソとモディリアーニの時代」展

2007年04月07日 | アート・文化

本日より開催の「ピカソとモディリアーニの時代」展のオプニングに招待され拝見してきた。モディリアーニは好きな作家の一人で、今読んでいる藤田嗣治の本にも、よく登場する。

展覧会では、ピカソを含めたこの時代のブラック・ルオー・ユリトロ・ミロ・クレー・ビュッフェなど巨匠の作品が並んでいた。ボク的にも好きな作家タチが多く必見の展覧会の一つだ。

本日、暖かく桜咲きそうな勢い!


コレクション展2007

2007年04月05日 | アート・文化

Img_3723_2 4月26日からの「コレクション展」に出品の三好豊一郎作 屏風。

コレクション展では、草野心平の書。会田綱雄・吉原幸子・竹久夢二・吉井忠・丸木俊・深沢軍治・國定三無・金山忍などの作品が出品。本日DMが出来上がってきた。

本日、ボクの茶道のお師匠より資料をもらった。千利休時代の「山上宗二記」による茶席で語ってはならない話題を列挙した狂歌。

「我仏 隣の宝 聟舅 天下ノ軍 人ノ善悪」

宗教や政治、財産や家庭の愚痴、人の噂話などは茶席では禁句とされ、そうした俗事を離れた場所として茶席というものが、そして茶の湯というものだった。

資料には「茶の湯の名人」についてもある。千利休以前には、名人は茶の湯の開山「村田珠光」、堺の「鳥井引拙」、利休の師匠「武野紹鷗」の3人でこれに利休を加えた4人であり何をもって名人というのか「山上宗二記」の語るその条件とは、「道に志が深いこと」「道具の目利きであること」「茶の湯の上手であること」「唐物道具を所持していること」とある。これには矛盾があるとおもうが、このような矛盾によって財力を誇るような闘茶や書院茶への批判として、侘び茶も発展していったのだろう。

チョット勉強になった。