ギャラリー三昧

ギャラリー觀
〒963-8002 福島県郡山市駅前1-6-5
http://www.gallery-kan.com/

セム 美術館

2005年09月24日 | アート・文化
swem
本日、ベルエポックの代表的な作家セムの美術館、サロン文化美術館のグランドオープンに招待され見学してきた。個人で約700点ものセムの作品を所蔵している川島館長はすばらしいコレクターで、美術館を建て一般の人に開放するのだからすごい事だし、近くにこういった文化施設が出来ることはとてもうれしい。
レセプションには版画家の山本容子さんのトークショーもあり、とても盛り上がった。

昨晩は、版で発信2005展のギャラリー觀での柄澤齊氏と佐伯一麦氏のトークショー、ボクは残念ながらラボット担当だったので聞けなかったがとってもイイ雰囲気で終始終えたらしい、その後の飲み会も朝まで盛り上がったようだ・・・。
明日で版で発信05が終わる。またまたあっという間の展だったような・・・!続いてはお祭りモードだ!!


版画バトル CCGA

2005年09月20日 | アート・文化
mori樹々。
版で発信2005のシンポジウム「版画バトルin CCGA」が開催された。作る側・売る側・見る側・買う側、様々な立場から版画というものに対しての意見・考え方が衝突。2時間の時間内では結論が出ないバトルとなった。ボクは売る側の人間なのだが立場ごとに意見が違うのは当たり前であとは個々の考え方なのではと思う。
ラボットにて10月22日より個展開催する、佐久間正人氏と一緒に出かけた。写真家のみなさんもイロイロな問題を話し合うときがあるそうだ。最後は自分がどう思うのか?ではないんだろうか。との事でボクらの意見はまとまった。

tya
ユニバーサルデザインフェアへ行ってお茶をいただく。
今日からお祭り太鼓練習!!




版で発信2005

2005年09月16日 | アート・文化
rabottosyoumen
ラボット岩谷徹展。看板を岩谷先生が自ら作ってきてくれ入り口へさすが本物の作品存在感がある。昨日初日だったがもう全画廊回られた方が入らした、今回は何人くらいの人がすべてのスタンプを集めるのだろう。

iwayapurezen
岩谷先生のプレゼント作品「炎」これが当たるのだから気合が入る!

karasawa
ギャラリー觀での柄澤作品。柄澤さんの本来の作品は木口木版だが、今回の木版画は佐伯さんの作品世界に合うように、木材の持つ素朴な風合いを生かし、柔らかな光に隅取られた人物や動植物を、シルエットで浮かび上がらせる新しい技術で制作されている。どのようにして作ればこの浮かび上がる感じができるか疑問に思って、柄澤さんの作成方法を見たところ。具体的には、経木のように薄くスライスした木材を彫り抜き、別の1cmほどの厚みのある木の板に貼り込むという方法。その上からさらに彫ったり磨いたりして版を完成させる、わかりやすくいうと紙版画のやり方を何種類かの木材を利用してやっている感じだ。なるほど!
明日は、CCGAでのシンポジウムへ出席する。


柄澤齊 ギャラリー観展

2005年09月14日 | アート・文化
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本日は、明日より開催「版で発信する作家たち2005展」ギャラリー觀企画、柄澤齊さんの飾りつけ。柄澤さんは木口木版で有名な方だが、今回は佐伯一麦氏の小説「鉄塔家族」の挿絵のため制作された61点の木版を展示。23日15時よりは柄澤氏と佐伯氏によるギャラリートークも開催する予定。点数が多かったが何とか飾りつけ終了。
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柄澤さんは、ボクが初めて自分のお金をだして版画を買った作家。うちに「葛飾北斎」がある。木口がすごく良いが今回の木版もなかなか味がある。明日はラボットで岩谷徹展の方へ行く予定。様々なイベントを開催するので、できるだけ多くの人が開催期間版を楽しんでほしいと思う。


岩谷徹展 飾りつけ

2005年09月13日 | アート・文化
tateyama
車から見た立山連峰、立山と言えば清酒「立山」ボクの大好きな日本酒の一つである。
昨晩遅く、来年度の企画展の打ち合わせ長野・富山出張から戻ってきた。今回は仕事ばかりだったが、お昼は富山市の「新とんかつ」知る人ぞ知る名店、お肉は柔らかくジューシー岩塩で頂くロースとんかつ、名古屋味噌カツとはまた違ったおいしさ。富山市では空き時間に「横尾忠則が招待するイッセイミヤケパリコレクション展」も見た。人が着てはじめて完成するミヤケの服と自由な造形表現を展開している横尾忠則、パリコレの全映像が見ものだった。帰路、上信越自動車道の新井PAのハイウエイオアシスで「きときと寿司」へ日本海名物白海老最!やっぱ刺身は日本海だな!!
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本日、版で発信する作家達展2005 岩谷徹「能シリーズ」ラボット展の飾りつけ。岩谷先生夫妻と一緒に飾りつる。能シリーズが31点展示、能の作品を全部一同に見るのは先生も始めての事。迫力がある!飾りつけ終了後郡山市立美術館へ、ちょうど「華麗なる能装束」展開催中である、矢部館長・学芸員の皆様に挨拶と版で05の宣伝。展覧会も見せていただく、すばらしい技術の終結している能装束の数々、能衣装の単位は「一領」と呼ぶと始めて知る。
ギャラリーへ戻り、出張中の雑用の山々を片付ける…が終わらん!!パソコンも新型に入れ替え中!!!時間が無い。秋祭りの打合せも近づいている!
iwaya1
明日はギャラリー觀 柄澤齊 連作木版画 「樹々の家族」展の飾りつけ。雑務の山々山(泣)!



名古屋美術館めぐり

2005年09月11日 | アート・文化
金山町の名古屋ボストン美術館「ボストン美術館の巨匠たち」(愛しきひとびと)を観る。さすがボストン美術館、展示品は超有名作家たちのそれこそ1級品。今回の企画のすごい所は、巨匠たちの秀作の中から(人のすがた)の表現に焦点をあてて展示されており、従来の様に時代・地域・作家・流派などに分類されているのではない所だ。個人的にはジャコメッティーが良かった。
tokugawa
移動して、徳川美術館へ。入口正面に尾張徳川家1代目の鎧「かっこいい!」。スターウォーズのダースベイダーは日本の鎧をヒントに作られたようでそっくり。
刀剣も「武士の魂」と言われるように美しく気品に満ちていた。「宗近」「正宗」「村正」などの名刀も、見つめていると吸い込まれそうな気になった。国宝の12世紀前半に製作された「源氏物語絵巻」も収容されている。
茶の湯の名品はどれも一国一城あたるとされた品々、茄子茶入「茜屋」や信長→秀吉→家康と受け継がれた宗の茶壷などが印象に残った。
atuta
その後、三種の神器「草薙神剣」が祭られている熱田神社をお参りし、昼食はあつた蓬莱軒にて名物「ひつまぶし
hitumabusi
1膳目はそのまま、2膳目はさっぱりと薬味で、3膳目は秘伝のダシをかけ茶漬で、ほんとうまい!味はしっかりだが、さっぱりしていて薬味もどれも選ばれたネギ・本山葵・焼きのり薬味そのままでも美味!
愛知県美術館「ゴッホ展」を見る。午前中ボストン美術館で見た郵便配達員の肖像その婦人の肖像がこちらに出ていた。JRで多治見へ。
andotyoukoku
安藤さんの彫刻。
多治見駅からバスに乗り約15分そこから歩いて安藤雅信さんの「ぎゃるり百草」へ、どこか懐かしく、おしゃれな空間。アポなしで行ったのだが、安藤さんともお会いしてイロイロお話しさせていただく事もでき、いつかギャラリー觀でも個展をしてみたいと思いお願いした。安藤ワールドは洗練されたここちよい空間だった。



愛・地球博

2005年09月10日 | 旅行記
misokatu
8時4分の新幹線で郡山を発つ11時30分名古屋駅着、「矢場とん」エスカ店で名物みそかつ丼、はじめて食べるみそかつは思ったより味は濃くなくお肉は柔らかジューシー!うまい!!
その後、タクシーにて愛・地球博へ、会場がデカイ!うつくしま未来博を思い出す。一番先にイタリア館の古代ギリシャのブロンズ像「踊るサテュロス」を見に行った。古代文明・幾多の帝国の盛衰を眺めてきた、地中海シシリア島沖約500mの海の底から、ぐうぜん漁師が引き揚げた2400年前につくられたローマ神話の森の精は見ているだけでドキドキ、すばらしいの一言。シシリアへは何度か遊びに行った事がある、あの海の底から見つかったと思うと、どことなく親近感も湧いた。
tukiinotou
月の塔。
その後、比較的空いているパビリオンを回り、最後にグローバルハウスで10m×50mという世界最大級のスクリーン映りだされた、現在の地球と人類のありさまの映像を見る大迫力!!普通の映画館の5倍くらいのスクリーン。目玉の冷凍マンモスも見る。地球博で働いている昔からの友人とも再会した。夜食は会場内のトルコ料理レストランでベリーダンスを見ながら、シシカバブ・トルコビール・ワインを頂く。今日は台風もそれて良かった。しかし暑い!



向山良作 榊原彩 ピアノ&チェロ室内楽コンサート

2005年09月04日 | 音楽
昨晩、良作さんと彩さんのコンサートを聞いてきた。ボクは3回目のコンサートとなるが個人的に今までで一番良かったと思う。特に最後の「ル・グランタンゴ」が二人とも楽しみながら演奏しているようで良かった。自分に出来ない事が出来る人ってスゴイと思う、演奏している二人は、両手が別々の生きもののようにうごいてすばらしい音をつくりだしていた。今年はパリに行く予定は今の所ないけど、またパリでも会えたらと思う。

natu
プールもソロソロ終わりの様子。今月は秋祭り、気合を入れて頑張らねば!!


柳宗悦と会津本郷にしん鉢

2005年09月02日 | アート・文化
nisinnbati
福島県立美術館にて9月13日から行われる「柳宗悦の民藝と巨匠たち展」開催記念として。ギャラリー觀のプレゼント企画で柳の目にもかなった会津本郷焼ニシン鉢の灰皿です。ドシドシ応募あれ!!

昨日はSINDの原口良子さんが来廊され、年に2度ほど行っているインドの話で盛り上がった。生地・染め・織りの手仕事すばらしい!
本日は、広告やら封筒やらのデザインのなどでバタバタ。明日はワシントンホテル「ガスライト」に展示する佐久間くんの写真を取りに行く予定。間に合うかな?ラボットでの佐久間正人個展も近づいている。