金山町の名古屋ボストン美術館「ボストン美術館の巨匠たち」(愛しきひとびと)を観る。さすがボストン美術館、展示品は超有名作家たちのそれこそ1級品。今回の企画のすごい所は、巨匠たちの秀作の中から(人のすがた)の表現に焦点をあてて展示されており、従来の様に時代・地域・作家・流派などに分類されているのではない所だ。個人的にはジャコメッティーが良かった。
移動して、徳川美術館へ。入口正面に尾張徳川家1代目の鎧「かっこいい!」。スターウォーズのダースベイダーは日本の鎧をヒントに作られたようでそっくり。
刀剣も「武士の魂」と言われるように美しく気品に満ちていた。「宗近」「正宗」「村正」などの名刀も、見つめていると吸い込まれそうな気になった。国宝の12世紀前半に製作された「源氏物語絵巻」も収容されている。
茶の湯の名品はどれも一国一城あたるとされた品々、茄子茶入「茜屋」や信長→秀吉→家康と受け継がれた宗の茶壷などが印象に残った。
その後、三種の神器「草薙神剣」が祭られている熱田神社をお参りし、昼食はあつた蓬莱軒にて名物「
ひつまぶし」
1膳目はそのまま、2膳目はさっぱりと薬味で、3膳目は秘伝のダシをかけ茶漬で、ほんとうまい!味はしっかりだが、さっぱりしていて薬味もどれも選ばれたネギ・本山葵・焼きのり薬味そのままでも美味!
愛知県美術館「ゴッホ展」を見る。午前中ボストン美術館で見た郵便配達員の肖像その婦人の肖像がこちらに出ていた。JRで多治見へ。
安藤さんの彫刻。
多治見駅からバスに乗り約15分そこから歩いて安藤雅信さんの「ぎゃるり百草」へ、どこか懐かしく、おしゃれな空間。アポなしで行ったのだが、安藤さんともお会いしてイロイロお話しさせていただく事もでき、いつか
ギャラリー觀でも個展をしてみたいと思いお願いした。安藤ワールドは洗練されたここちよい空間だった。