本日15時よりリムル片桐さんによる「古代文明とジュエリー」についての講演会を開催!テレビ出演も果たした片桐さんの講演、皆興味シンシン!
リムルとはシュメール語(シュメール文明は今から約5000年前で人類にとって初めて文字を作った)で「夜空に輝く満点の星」という意味。文化人類学・民俗学を研究していた片桐さんのお話とても楽しく為になりました。
ガラスは5000年前シリア地中海沿岸で珪石を含んだ砂浜に、船乗り達が焚き火をしていた時ソーダと偶然反応して発見されたとされている。ガラスは当時はとっても高いもので金よりも価値があったらしい。
銀化とは何百年もの間砂漠に埋まっている間に、ガラスの中の不純物と砂漠の砂の成分が何らかの反応を起こして出来たものらしい何ともいえない、時を感じさせる輝き・・・スゴイ!
またぜひ受けたい片桐さんの授業?でした!
8月15日からの佐藤時計展のDM出来上がって来ました。出展者でもあるデザインやっている小松くんに作ってもらったので完成度のレベル高いっす!出展者を募るにあたりお叱りを受けたり、時間が無いこともありイロイロな問題ありました・・・「出展していただいた皆様本当にありがとう!」
出展者
金山忍(焼物) 浜坂尚子(焼物) 西郷匡史(ガラス) 難波立子(ガラス) 中村亜都子(絵) 木村まさよ(創作人形) 橋本将司(張子) 宮城光男(シーサー) 豊永盛人(琉球玩具) 村上修一(漆) 小松太志(デザイン) 佐久間正人(写真)
真ん中「金トンボ玉ネックレス」ローマ時代(1~2世紀)エジプトのアレクサンドリアから出土。ガラスとガラスの間に金箔を挟みこんで作られている。ゴールドサンドイッチビーズとも言われている。当時の最高技術で作られた。
「ラピスラズリ」バクトリア王国(BC3~AD2世紀)。ラピスラズリは古代エジプト時代からアフガニスタンから輸出されていた石。当時は金よりも価値が高かったとされており、ツタンカーメンの黄金のマスクにも象嵌されて使われていた。
エジプト・インダスなどの古代文明遺跡から発掘された玉石やトンボ玉などに金・銀細工をほどこし、新たなジュエリーによみがえらせているリムルの片桐さん9・11・12・18・19・20日は在廊されております。海外で発掘品を蒐集したお話や海外のオークションでの話しなど興味深いお話も聞けます。
唯山コレクション・ヘレニズム時代のネックッレス(エジプト紀元前1~紀元後1世紀)強化ガラス&ゴールド(金細工)ヘレニズム時代のアレクサンドリア地方ではこのような美しく素晴しい技術のジュエリーが多く作られていた。
唯山コレクション・ローマ時代(トンボ玉)(人面)紀元前1世紀頃。はじめにパーツを作っておき、後にガラスの素地に溶着・象嵌して、複雑で綿密な文様を作っている。スゴイ技術!片桐氏曰くこの時代にガラスの技術の9割はもう完成されていたとの事。
同時に東北初、片桐氏監修の「唯山コレクション」約40点も展示。
昨晩、飾り付け終了後インド料理屋さんで片桐さんと店員さんがネパール語でやり取りしたのにはビックリ。片桐さんとボクは、ベリースパイシー(超辛口)のカレーを完食(汗)!!文化人類学の現地調査・金細工と金細工師の研究でネパールにも滞在なさっていた片桐さんの、いろんなジャンルに深い~~お話はとても面白くタメになります!
本日はテレビ局や各種メディアが取材多数!!