
このところの猛烈な忙しさの“要因”はこの本です。ようやく印刷にかかり、完成まで時間の問題となりました。
一斉を風靡した「大霊界」のおお元となっている、『死者の書』『霊界旅行』や日本文芸大賞特別賞を受賞した『死はこんなに気楽なものか』などの本について、「丹波哲郎霊界への旅立ち」とともに、書店や読者から出版社に問い合わせが殺到。中にはどんなボロでも読めさえすればいい、という人までいましたが、残念ながら出荷できる本は一冊もなし。印刷原板も処分してしまっていて増刷することもできない状態でした。

そこで、だったらこれを全部まとめてしまえ、ということになったわけです。中央アート出版社から発行された9冊の本は、その後各社から発行される多数の本のオリジナル的な位置をしめるもので、研究や試行錯誤のあとがじつによくわかります。
僕は霊界とか、あまり信じない方なのですが、この機会に読んでみると、これらの作品には「あったらいいな」と思わせる力があります。天国もいいけど、僕は地獄も楽しそうだなあ、なんて思ってます。

A5判で楽に合計1000ページ以上ありますが、中身は2冊に分かれています。
そして、最初に出た『死者の書』は1980年の発行で26年も前のこと。今とは印刷技術もだいぶ違いますから、最近の書籍に慣れてしまった人の目には、なんとも読み難いものでした。したがって、当時のものより判形は大きくなりましたが、ずっと読みやすくなっている、はずです。
★限定出版★
『丹波哲郎 霊界の書』 中央アート出版社発行
A5判 上製布装 〈天・地〉2分冊 合計1104ページ
定価13,800円+税(お求めは全国の書店に御注文下さい)
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