グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

みるみるセミナー講演(⁉︎)終了

2024-05-30 17:46:24 | ユニバーサルデザイン
東京都港区六本木の【「見えにくい」をなくしたいデザイン会社】グラフィックメイトの大里早苗です。グラフィックメイトでは、印刷物やWebサイトなどのメディアをユニバーサルデザインでご提案しています。音声コード Uni-Voice(ユニボイス)へのご対応もしています。

先ごろ「一般社団法人 みるみるプロジェクト」さん主催の「みるみるセミナー」でお話しさせていただきました。 
→「みるみるプロジェクト」についてはこちら

「みるみるプロジェクト」では、眼科医、視能訓練士、メガネ店などの方々が、保護者の方とともに、子どもたちの「みる力」育成に取り組んでいます。また、視能訓練士や眼科クリニックの先生向けの専門セミナー「みるみるセミナー」も開催されています。
今回その「みるみるセミナー」で、私 グラフィックメイトの大里が「印刷物における合理的配慮」というテーマで発表させていただきました!


▲発表テーマは「印刷物における合理的配慮」


実は今回のようなウェビナーでの講演(というのも恥ずかしいのですが)は初めてで、最初からミスをする始末…。
セミナー開始前に関係者の打ち合わせ&練習タイムがあったのですが、そこではうっかり「ウェビナーを開始」をクリックしてしまいました。そのため公開モードになってしまったようで、関係者の皆さまにはさっそくご迷惑をおかけしました。
でも「みるみるプロジェクト」の鈴木代表が笑顔でフォローしてくださり、皆さんも快く許してくださり、萎縮することなく発表に臨めました。
(とは言っても、あちこちカミカミでお恥ずかしい…)

・デザイン会社としてグラフィックメイトがどんな対応をしているか、印刷物における合理的配慮をどう考えているか
・音声コード ユニボイスの機能や使い方、アンケートによる見えにくい方(視覚障がいの方)のご要望やご意見

などを具体例を挙げてお話ししました。
視能訓練士の方々をはじめ、目の専門家の方々にお話しするという貴重な機会をいただき心から感謝申し上げます。
目にかかわるお仕事の方々から、印刷物のユニバーサルデザイン化や音声コードユニボイスを採用いただき、広く社会に広まっていくことを願っています。

ユニボイスコードを付けるのは当事者の方々でなく事業者側、発信者側です。
情報発信側が、誰もが情報を受け取れるための努力・配慮をすることは「合理的配慮の提供」と言えるのではないでしょうか。
切手1枚分のスペースで掲載できるユニボイスコード。そこから始まる共生社会。
ぜひ当社にご相談ください。

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グラフィックメイトでは、音声コード ユニボイス(Uni-Voice)を掲載した名刺、パンフレット、DMなどの制作に対応しています。
協力会社との連携で切り欠き加工付きの印刷までサポート!
お気軽にお問い合わせください。

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校正 漢字・てにをは だけじゃない

2022-05-19 10:53:51 | 小さな会社のひとりごと
東京港区の編集もできるデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
当社の「編集」という仕事の中には「校正」も含んでいます。そのせいでもないでしょうが、本や原稿を読んでいても誤植に気がつくことがあります。

最近勉強しているデザインの本には色についての章に残念な誤植がありました。
文章では「M:50、Y:100」と書かれているのに画像では「C:50、Y:100」になっている。これって全然違う色なんです。デザインの本で、ましてや色の章でこのミスはあり得ない!と思いました。
人間は間違えるものですが、次の版ではぜひ直していただきたいですし、正誤表を入れるなどの対応をお願いしたいです。


▲文章では「M:50、Y:100」なのに画像では「C:50、Y:100」。まるで違う色です。

ある原稿では、グラフで2.5%のところが説明文では25%になっている、円グラフの合計が100%になっていない、写真とキャプションの整合性がなく意味がわからない…などそもそも情報として間違っている箇所がいくつも見られました。

こういう間違いは、画像と文章、グラフと文章をきちんと見ながら校正しないとその部分だけを読んでいても気づきません。
校正は漢字の間違いや送りがなの揺れ、「てにをは」の間違いを見つけるだけではありません。それらの間違いは読者の方である程度脳内で補正して読んでくれるでしょうが、そもそもの情報が間違っていては伝えたいことも伝わりません。
画像やグラフ、文章との整合性もしっかり確認したいものです。

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グラフィックメイトでは社史・年史・記念誌ほか制作物についてのご相談を受け付けています。
オンライン相談は初回無料(30分程度)/メール相談無料。
まずはお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

●こんなこともご相談にのります。
 社史年史ってそもそもどうやって進めれば良いかわからない
 ○周年までに制作したいけれど、間に合う?
 社員みんなで作る方法はある?
 社員はあまり関われないけどどこまでやってもらえる?
 社史年史の有効な使い方は?
 他社さんの見積額や進行について適切か知りたい
 
最後までお読みいただきありがとうございました。

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誤植冊子はなぜできる?

2021-10-05 11:07:50 | 小さな会社のひとりごと

東京港区の編集もできるデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
あるアイドルCDの特典冊子に誤植があったそうです。微細な誤字脱字などではなく文章全体が違っている箇所もあるようです。でもアイドルCDならかなり量産するでしょうから、クライアントサイドも含めそれなりのチェックが入っているはず。色校正だって何人もで確認しそうですが…一体どういう状況で発生したのでしょう?

制作する者としてはヒト事とは思えない出来事です。自分への注意喚起のため可能性を考えてみました。

1、クライアントさんのチェックでOKになったものとは違うデータを入稿した。
  何度も修正が入ったりデザイン案が二転三転した場合など、似たようなデータがいくつもできてしまうことがあります。「最新の完成データ」ではないものを入稿してしまうと、思わぬものが印刷されてしまいます。

2、印刷所で、入稿したデータとは違うデータが印刷された。
  大事な印刷物の場合、写真の発色や色の具合などを確認するために実際の印刷用紙で試し刷りをすることがあります。確認したい写真などをレイアウトした仮データを印刷会社に入稿し印刷、仕上がり具合を確認します。実際の印刷時には正しいデータを改めて入稿しますが、印刷会社で仮データの方を印刷してしまった、という話も聞いたことがあります。

それにしても販売まで進んでエンドユーザーの手に届いてしまったというのはなぜなのでしょう?
起こった経緯はわかりませんが、人間のやることにはミスがつきもの。それを最小限に抑えるためには制作側だけでなく、プロジェクトとして各段階でのチェックも必要なように思います。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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表記の統一

2021-02-22 18:35:01 | 記念誌・年史のあれこれ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
「表記の統一」について、作家さん、編集者さん、校正者さんなどそれぞれの立場でTwitter上に意見が出ていました。
当社はデザイン会社ですが、社史年史や記念誌などでは編集者としての役割もさせていただくことが多々あります。組織の規模などによって執筆者はさまざまなで、プロのライターさんに頼むこともあれば、社内で寄稿を募る場合もあります。ただいずれの場合も最初に表記の方針を決めておくようにおすすめしています。



業界用語などでは送りがな一つにも使い方に決まりがあったり、時には時代による変化があったりもします。そのため校正するときも「表記の統一!」とばかりに一様に直してしまわないよう、一覧表などにして校正の方へ申し送りするようにします。特に決まりのない一般的な表記については「●●新聞の用語の手引き」などを一つの指標として決めておきます。
寄稿文については寄稿者の原文どおりを基本とし、誤字脱字が疑われる場合は寄稿者に確認するようにしています。

今は多くの方がパソコンで文章を書く時代。単なる入力ミス・変換ミスなのか、意識を持って使っている表記なのか。
書き手の気持ち、読み手の読みやすさ。どちらも大切にしたいと思います。

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赤字は赤で!

2021-01-20 10:29:26 | 中小企業の広報誌制作
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
印刷物、特に冊子制作の場合、
  文字原稿や写真をレイアウト → お客様が確認
という流れになります。
レイアウトをすることで原稿のミスが発見されたり画像の位置やサイズを検討したりしやすくなります。それを見てお客様が修正指示を入れてフィードバック。いわゆる「赤字」をいただきます。

多くの場合文字は黒なので、修正指示はわかりやすいように赤で入れます。そのため「赤字」と呼ばれます。
実際には赤でなくても構いません。この「わかりやすいように」というのがポイントです。

現在制作している冊子は、お客様からのフィードバックが鉛筆で入っているのです。文字が黒のところに鉛筆書き、それがPDF画像で届きました。
消しゴムで消した跡なのかそれとも指示なのか分からない薄い書き込み、単なる確認済みと思われる「✔︎」マーク、内容検討中なのか「?」の書き込み。
修正箇所はどれなのかがとてもわかりにくいのです。

●見落とし、見間違いのないように指示はわかりやすい色で
●どのように直したいのかを明確に


正しい校正記号でなくって構いません。わかりやすい指示をすることは、良いものを遅延なく制作するポイントになります。

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STARS展:森美術館の楽しみ方

2020-11-04 16:22:40 | 六本木探訪
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
六本木ヒルズの森美術館で開催されている「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」に行ってきました。


「STARS展」は1960年代以降、日本を起点に世界で活躍する日本の6名のアーティストを紹介するものです。展覧会の内容は公式サイトに詳しいのでそちらを見ていただくとして、今回行ってみて気づいた(思い出した)「森美術館のワンポイント楽しみ方」をメモしておきます。(何度か行ってるのにいつも同じミスをする自分のために…。)

1、手荷物をロッカーに入れても財布は持っていく
森美術館は六本木ヒルズ森タワーの53階です。エレベーターは52階に到着し、53階へはエスカレーターで上がります。無料のコインロッカーが52階にあるので荷物を預けたのですが、うっかり財布も入れてきてしまいました。
本展では有料で音声ガイドの貸し出しをしていて、これを借りたいと思ったのですがお金の持ち合わせがありませんでした(カード等が使用可能かどうかは確認していません。)入館前なのでロッカーまで取りに戻ることはできますが、ちょっと面倒になって借りずに入館してしまいました。
作品の制作背景など知りたかったので音声ガイドを聞きたかったなぁと思いました。

2、カメラ(スマホ)も持っていく
館内は撮影できる展示も多数あります。カメラなりスマートフォンなりを持って行くのもおすすめです。

3、公式サイトを確認しておく
森美術館の展覧会はギャラリートークの動画をYouTubeで公開していることがあります。本展も館長の片岡さんが解説している動画をYouTubeで見ることができるので、事前に見ておくと、より実物を見て楽しめると思います。

以前、美術館関係の方が「日本は印象派の展覧会は盛況になるが、現代美術にはあまり人が入らない。現代美術ももっと知ってほしい」とおっしゃっていました。当社向かいの国立新美術館を眺めていても、印象派の展示のときは(コロナ前ですが)年配の方を中心に連日長蛇の列でした。現代美術のときは若い方がある程度は増えますが、年配の方はぐっと減ります。
「現代美術はよくわからない」という声も聞きますが(自分自身もそういうところもありますが)、もっと気軽に触れてみてはいかがでしょうか。
*美術館はコロナ禍で予約制にのところが多いのですが、「STARS展」は9月19日(土)から事前予約が不要となっています。

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「あってはならないミス」を防ぐ

2019-06-17 11:19:56 | 記念誌・年史のあれこれ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
先日、『東京都のウェブサイトで、児童虐待防止を啓発するマスコットキャラクターの紹介文が「児童虐待推進キャラクター」と、「防止」の文字が誤って抜けていた』というニュースをやっていました。ご覧になった方もいらっしゃることでしょう。


▲「OSEKKAIくん」の紹介文部分の「防止」が抜けていた

「あってはならないミス」としてニュースで取り上げられていましたが、こういうミスは実は意外とあるものです。
今回ほどの大問題とまではいかないまでも、メインタイトルや重要人物の名前・肩書きなど「間違えてはいけない」ところの間違い。こういうミスは、校正する人が多い時ほど生じやすいように思います。「大事なところだからみんなが確認しているはず」「重要人物だから誰かがチェックしているはず」という気持ちを、無意識に持ってしまっているのではないでしょうか。

多くの人がチェックすることは校正の精度があがり間違いを見つけやすくなる一方、どこかで人任せになってしまうこともあります。人数が多いときは漫然とみなが同じように校正するのではなく、注力する点を分担するという方法もあります。例えば…
●原稿作成者や発行者として確認するチーム/元の原稿とのひき比べをするチーム/一般の読者・閲覧者の視点で見るチーム
●見出しを中心に確認するチーム/本文の誤字脱字を確認するチーム/内容の齟齬を確認するチーム

社史や年史などの場合は
●年号を確認するチーム/その時点での肩書きや人名を確認するチーム/本文と年表との整合性を確認するチーム

といった分担も有効です。
「チーム」の人数が多いとそれはまた「人任せ」が発生しかねないので、注力項目を細かく分けて一人一人の責任を明確にする、というのもポイントです。
一人一人が責任を持って校正し、「あってはならないミス」を防ぎましょう。

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表記もデザイン

2017-09-29 12:28:41 | 小さな会社のひとりごと
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
通勤途中に通る公園からは金木犀の香りがするようになりました。

当社では定期発行の会報誌や社内報を制作させていただいています。写真や文字原稿はクライアント様からご支給いただくのですが、複数の方が原稿を作成されるのか、表記にバラツキが見られる場合があります。「書き癖」ならぬ「(キーボードの)打ち癖」とでもいうのでしょうか。

よくあるのは「ください」と「下さい」、「いたします」「致します」、「お申し込み」「お申込み」「お申込」など。どれも間違いではないのですが、同じ冊子、あるいは同じページにいろいろな表記があるのは気になります。パソコンで原稿作成されることで、単純な変換ミスも見受けられます。そういう場合はできるだけ表記の統一や誤植の修正をさせていただいています。

難しいのは「かえる」。
「変える」「替える」「換える」「代える」。それぞれ使い方の区別があるのですが、「この文章ではどういう意味で使いたいんだろう?」と悩むこともしばしば。そんなときはこれを頼りにしています。


当社が利用している「朝日新聞の用語の手引」

当社が利用しているのは「朝日新聞の用語の手引」。他の新聞社からも同じような手引書が出ています。会社によって方針が異なる部分はありますが、ある基準をもって文章や表記を整えるには、どれか1冊を選んで使用するのが良いようです。

最近は「校閲ガール」なるドラマで「校閲」「校正」ということもだいぶ認知度をあげたようですが、やはりなかなか地味なオシゴト。でも統一された表記、誤植のない文章というのも「読みやすさ」「見た目の美しさ」につながると思うので、【用語の手引き】を傍らに今日もデザインいたします。





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定期刊行物の落とし穴

2015-03-06 15:48:25 | 中小企業の広報誌制作
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
当社では社内報や年報、ガイドブックなど、さまざまな定期刊行物の制作をさせていただいています。
定期刊行物でよくあるミスは「日付」です。

定期刊行物の場合、各コーナー毎にフォーマットを作成し毎号使用することがほとんどです。原稿を作られるお客様も、前号をベースに原稿を作られることでしょう。
社内報などでは毎号それなりに内容に変化があるので、前号をベースにしつつも内容は書き直し、「新しい原稿」としていただきます。
一方、大きな変化がない「団体規約書」「業界ガイドブック」などの場合、変更箇所のみをご連絡いただくことがあります。

ある団体様が出されている年刊のガイドブックは、会員住所などの変更はあるものの、説明的なページはあまり変更がありません。そのため「前年と同じ」と思われるページは特に修正のご指示がありません。
がしかし!日付の更新などが必要な場合があるのです。


最終ページに掲載している発行日。2015年への変更が必要です

このほかにも「●年●月現在」としての報告ページなど、内容が変わっていなくても日付の修正が必要な場合がありますし、消費税の変更等による金額の修正が必要な場合も出てきます。

当社ではそういった箇所も可能な限りチェックしてお客様に確認しながら制作を進めます。時として「変更無しでいいんだよ!」とウルサク思われているかもしれませんが、少しでもミスを防ぎたいという気持ちからです。どうぞご理解いただけますよう…。




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広報誌の制作12 初校・初校戻し

2012-08-21 17:19:54 | 中小企業の広報誌制作
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
レイアウトが済んだら「初校」としてクライアントさんに提出し、ご確認いただきます。この確認を何度行うかというのは、クライアントさんのご希望によったりデザイン会社によったりします。

文字原稿の状態でしっかり校正をしても、レイアウトした状態では思わぬミスが見つかるものです。写真のキャプションと本文とで固有名詞が違っていたり、本文にあまり合わない写真を使っていたり。
写真が今ひとつで修正してほしいというのもこの段階で依頼されることが多いですね。「ヒゲを薄くして」「金髪を黒くして」「おでこのテカリを押さえて」といったご注文もありました(^^)

文字校正とともに見出しやキャプションとの整合性確認、写真や図版類の配置確認など、細かいチェックをして修正箇所をご指示いただく=赤字を入れて戻していただくのが「初校戻し」です。本当は1回でチェックが終了し「再校」がないのがベターですが、なかなかそうはいきませんね。

昔と違って今は「パソコンで簡単に直せるでしょ」と思われるようで、何度も「戻し→修正」を繰り返されるクライアントさんもいらっしゃいます。それにより、今まで問題がなかったところに変な影響が出たり、修正したところが何かの拍子に前の状態に戻ったりという「副作用」もあります。

我々はもちろん、クライアントさんにもじっくりしっかりご確認いただいて一度に修正する、というのが良いものができる進め方だと思います。




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