グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

伝わる表現

2014-11-11 10:30:13 | 小さな会社のひとりごと
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
ある契約で情報確認の必要があり、情報を入力していました。


上段に住所、下段に電話番号を入力する箇所です。

住所の入力例を見ると、漢字=全角文字が使われている。つまり「※半角、ハイフンなし」の意味は「半角もハイフンも使わないで全角入力してね」ということだと思いました。

次の電話番号の欄。数字だけだから普通は半角入力だろうと思いましたが、住所と同じく「※半角、ハイフンなし」とのこと。ここも全角なのかぁと全角入力しました。すると…


というエラーメッセージ。
ということは、電話番号欄の「※半角、ハイフンなし」は、「半角入力してね。ハイフンは使わないでね」ということだったようです。

この説明はとても不親切だと思いました。同じ注釈がつきながら、全く別の意味なのですから。サイトの制作者(もしくは運営者)はわかっていることなのかもしれませんが、使う側には非常に分かりにくい説明です。

当事者、関係者には「当たり前」のことでも、部外者や初めて見る人には分かりにくい説明というのはよくあることです。
業界団体さんのパンフレットなどではまさに「業界の常識」で書かれている原稿がよくあります。もちろん業界内の方に伝えるものであればそれでいいのですが、一般の方への広報物では伝わらないことも多々あります。

伝える相手、読み手がどういう人なのかを考えて「伝わる表現」をすることも大切ですね。
グラフィックメイトでは、デザインだけでなく原稿作成のお手伝いもしております。




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