グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

広報誌の制作ポイント5 かたち

2012-06-29 14:40:43 | 中小企業の広報誌制作
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
広報誌の制作にあたってサイズや用紙、つまり「かたち」はどう考えていますか。広報誌もさまざまなタイプがありますが、サイズや用紙を決めるにあたっては「完成品の扱い」にも考慮してみましょう。

▲広報誌やパンフレットによく使われるサイズ

商店街や地域の広報誌であれば、個人の方が手に取って持ち帰ることが多いでしょう。その場合は小ぶりなほうがバックなどに入れやすく、扱いやすいですね。
一方、企業の広報誌などでは郵送する場合もあることでしょう。まとめて何十冊と送る場合は送料も考慮して「かたち」を選ぶ必要があります。ページ数のある場合は薄めの用紙を使うのもひとつです。
会員などに1部ずつ送る場合などは、メール便等の利用で「かたち」による送料の差はあまり出なくなりました。内容や読みやすさから「かたち」を考えてよいと言えるでしょう。

同じ内容でも「かたち」によってイメージや扱いが変わってくることもあります。サイズは大きいが用紙が薄い、あるいはページ数が少ないと、チラシのように扱われすぐに廃棄されてしまいがちです。ある程度の厚みがあるほうが保存しておいてもらえる可能性は高まります。
・多少厚みのある用紙を選びボリュームを出す
・サイズを小さめにしてページ数を増やす
ということも考えてみましょう。

作り手の思いのこもった広報誌。保存しておいてもらいたい場合は特に、内容だけでなくデザインや「かたち」にも気を使い、バックナンバーとして保存する価値を高めたいものですね。




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