入手してから一作ぐらい。
九州産縞物は何となくややこしさが先だって入れてなかったのですが
値段もこなれてきたことですし一鉢ぐらいはと思っていた処、ご縁がありました。
ただ、柄は最上でしたが天葉で棒縞っぽくなってしまいました。
ここが縞物の怖い所。
これが昔の値段だったら涙に暮れていたことでしょう。
こうなったら柄の良い下葉からの仔を望みたいところですが生憎オバン木。
しばらく仔は出そうにありません。
それでも付いている仔はさすがに若木だけあって一本出てくれました。
これがなかなかの上柄。
何とか命拾いした感じです。
それではという訳ではないのですが昨年夏に上野でもう一鉢入手。
せっかく行ったのにあまり買うものが有りませんでしたので・・・。
親木の天葉は覆輪になったようですが
にぎやかに出ている仔はたぶん、ほぼ全部が見込みなし。
それでも遠目にも目立って綺麗ですからこのままにしときましょう。
それにしても同じの2鉢買うぐらいなら龍泉錦とか天領などを買って
違いの分かる男になったほうが良さそうなものです。
でも、年とともにややこしいのには触りたくなくなりました。
あれから半年。
建国殿ですが
2作目に入り棚環境にも馴染んできたようです。
今年は更に大きく成長してくれそう。
ただ、仔沢山ついでにこのアタリも・・・とはいかないようで
花芽ではなさそうですがスイッチがいつ入るかといったところです。
金牡丹は下葉バラバラ事件から一転して仔沢山ですから
さすがに荷は重そうで生育がゆっくりさんになってきました。
3本目の仔は大丈夫としても4本目は微妙な感じです。
翠宝ですが葉繰りが良くなればいずれ仔も出てくることでしょう。
派手仔をした跡からまたアタリが・・・。
紺地のある仔が出たらラッキーですがそんなに甘くはないかも。
仔沢山な琥珀殿。
全体的に派手目ではあってもそれぞれの仔に新根が降りてるようです。
古根が傷まず新根がたくさん出てボリュームアップすれば馬力が付くはずです。
白牡丹は2本になっちゃいましたので仕切り直しですが
少しずつのんびり生育中です。
花観月はやっぱり紺中通しがないためかなかなか進展しませんが
青っぽい仔一本がちょっと楽しみといった感じです。
以上、思えばちょっと訳あり品というかややこしい木ばかりですが
何とか枯れずに育っていることで良しとしています。
季節的にもうすぐ落ち着きそうで落ち着かない花粉症。
黄砂が飛んできたとかのニュースもありましたがそのせいでしょうか。
今は黄砂に汚染物質がふんだんに混じってるような気がしますので…。
植え替えしていると両手が塞がってますから鼻水が垂れてもそのままに。
更に垂れてくると舌で拭うことになりますがこれは誰にも言えない秘密です。
黄砂が飛んできたとかのニュースもありましたがそのせいでしょうか。
今は黄砂に汚染物質がふんだんに混じってるような気がしますので…。
植え替えしていると両手が塞がってますから鼻水が垂れてもそのままに。
更に垂れてくると舌で拭うことになりますがこれは誰にも言えない秘密です。
さて紫水晶はあれから7ヵ月。
こんなにご機嫌な姿を見るのは本当に久し振りな気がします。
上のほうの葉元が膨れてきたのは木勢が良すぎる為かと思ったのですが
よく見たらもう一本アタリが出ていました。
このままでは引っかかって出て来れないと思い葉元を半分切りましたが
ぎりぎりセーフ、間に合ったかなといった感じです。
引っかかってた時の跡が付いていますからじっとしてたら枯れてたことでしょう。
下葉の葉元から出た根も引っかかって止まりそうでしたので
葉を下に下げて葉元を緩め、事なきを得ました。
その上から出た根は案の定止まっちゃいましたが
さすがにそれまでやったら満身創痍になりそうで思いとどまりました。
という風に世話を焼いていますが新根がたくさん出て元気な姿を見るにつけ
やった甲斐があったとニンマリしています。
3年後には3兄弟が大きく成長してくれてるでしょうか。
あれから1ヵ月。
下葉が枯れ落ちどうなることかと思いましたが
天葉が元気にするする伸びてくれて救われました。
柄の見事な木ですから次の天葉が顔を出したら
不細工という印象も和らぐでしょう。
それに転んでもタダでは起きないということで
早くも下にアタリが2つ発生しています。
これは楽しみ。
まだ1作もしていないのにテンションは上がったり下がったりまた上がったりしてますが
次は下がることになるのでしょうか。
願わくば上がりっぱなしであってほしいものです。
あれから2年と5ヶ月。
派手目な葉は寿命が短いようでよく下葉がパラパラ落ちましたが
近頃は根っこの量が鉢に収まり切れないほど増えたためか
葉の持ちも良くなってきたようです。
ただ、これ以上薮にしちゃうと根がこんがらかって株分け困難。
無理にやれば根を痛めてしまいその後の作落ちは必定です。
それにいくら葉焼けしない白縞とはいえこんな仔を外して大丈夫かなと思ったり。
とりあえずは今年一年悩みながら楽しみましょう。
ルビー根もきれいなことだし。
憧
2017年05月03日 | 虎
あれから5年。
生育開始とともに天葉の柄がちょっと冴えてきました。
以前は外棚に置いて日も強めでしたから
アントシアニンが浮き、下葉に虎も残って綺麗でしたが
通年、蘭舎内ではそこまで芸は出てこないようです。
それにしても前回から1本仔が出ただけ。
なかなかの難物です。
これを株分けする意欲こそ失せましたが
また冴えた斑が見たいと外に置き場をこしらえました。
外に出せるのは最低気温が10℃以上になる5月下旬、
全国大会の後になりそうです。
あれから5ヵ月。
更に順調のようで新根はたくさん出ましたし
仔にもアタリが2本付いています。
しかし這い苔も繁茂してきました。
見た目はきれいなのですがこれがびっしりになると
少しの水遣りははじいてしまいますしたっぷりやると乾かなくなります。
そこで植え替えるのですが根は意外に傷んでおらず一安心。
急に機嫌が良くなったのはこんな感じに根が出来たからかも。
植え替えついでに仔を外しました。
長いこと見慣れたせいもありますが素立ちの似合う木です。
仔も増殖用に取っときましょう。
あれから2年と7ヶ月。
ちょっとずつ姿の違う3タイプを棚に残していますが
入手してから10年以上になり個性が現れてきたようです。
これは標準的な姿かと思いますがころころとしたまん丸い葉が愛らしいです。
こちらはあの木でもっと葉が詰んで丸くなりますがあまり増えてくれません。
こちらは更に個性が際立ってきました。
昔、軸の湾曲した孔雀丸を見てすごいと思いましたがそれの再現です。
枝垂れ紅無双といった風情かも。
いつもお辞儀されてるようでこちらも身が引き締まります。