富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

建国宝

2016年10月06日 | 建国宝




あれから1作。
真ん中あたりの木です。
前回のぽちぽち付いていたアタリはそれなりに育ち






結構な仔沢山になっています。
木勢がおとなしい分、花芽が付き難いのでしょう。
仔の出処に困ることは無さそうです。

ところで秋になって柄が白く冴え出してきましたが
全斑ですのでインパクトがいまいち。
どっかに紺覆輪か紺縞があればなあと思ったり。

まあ、紺覆輪は時折出ますし仔沢山ですから
確率的にもこのまま物量作戦で押してみたいと思っています。

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建国宝冠

2016年10月05日 | 建国宝




あれから1ヶ月。
秋の1ヶ月はたいした生長も無いだろうと思っていましたが
こうして見ると意外に伸びているものです。
さすが葉が積み上がった超古木です。
派手傾向に向きがちな本品種ですが
この木は紺地たっぷりですし葉数の多さも幸いしているかも。






いかにも勢い良く生長しそうな仔も同芸で何よりです。







植え替えてみましたら根はカップうどんのように
鉢の形をトレースしています。

こうなればピートモスのアンコを真ん中に詰め込み
長いミズゴケを3方から巻いて
あとは鉢にスポッと突っ込むだけ。
植え替えは超楽チンです。

しかしこんなのばっかりだと良いのですがなかなかそうもいきません。

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裏甲龍

2016年10月04日 | 裏甲龍



あれから5ヶ月。
軸が太くなり木勢はようやく本調子に。
となるとやや黄ばんだ下葉が気になり出します。








そこで植え替えついでに2枚毟ってみたところ






両側に大きめのアタリが張り付いているのを発見。

実はあと2枚毟ろうと思っていたのですが
葉に手をかけた瞬間、脳内に赤信号がピカピカ点滅しました。
上の生の葉を毟るとアタリまでぽろっと取れちゃうことがあるんですよね。
取りあえず今回はこれで勘弁することとし
短い葉からの作上がり風の姿を楽しむのは次回に持ち越しです。






来春アタリが動き出せば1作でこれくらいには育ってくれるかも


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金牡丹

2016年10月03日 | 金牡丹




あれから3ヶ月弱。
極暑の夏も生長を続け、その間、葉繰りは1枚でした。
春からだとちょうど2枚出たことになります。
昨年の12月に来たばかりでまだ慣らし運転中だというのにこの生育振り。
来年はさらに葉幅引いてでかくなってくれるかも。

新たな仔は出ませんでしたがそれぞれの仔が葉数を増しちょっと窮屈そう。



この仔はこれ以上大きくならないのか今のところ豆葉風に育っています。







黒牡丹付きの金牡丹も珍しいと思うのですが
更にその黒牡丹は縞付きときています。







瞬間芸かと思った紅縞もまだ続いています。
これは天葉の柄が白く伸びる春先が紅縞も真っ赤に映えて綺麗なものでした。







そうそう、一応植え替えたので根っこも撮っていたのでした。
これだけ出来ていれば来年の作も期待できそうです。


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月光羆

2016年10月02日 | 月光羆




あれから3ヶ月。
コケを触ると中がスカスカでしたので
これはチョットいくらなんでもと思いようやく植え替えしてみました。

根は木材腐朽菌(ラン菌)の菌糸を吸収消化し栄養にしていますが
その菌も鉢の中で蔓延しピートモスのセルロースやリグニンなどを分解しています。
結果、3年間でピートモスはボロボロになっていました。







それでも根のほうは超健全。
3年間植え替え無しでこれだけ出来れば合格でしょう。
とはいえ毎年植え替えていればもっと良く出来たでしょうが







ただし、外そうとした下の仔に根が無かったので株分けはパス。
最初は下の仔のほうが大きかったのですが派手柄のせいか上の仔と逆転してしまいました。






それでも一応アタリなんかは付いていますね。








今年出た2本の仔も上のほうが勢いありそうです。

これで植え替えはまた3年後・・・というわけにはいかないでしょうね。
株分けしなくちゃいけませんので・・・。

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大洞丸

2016年10月01日 | 大洞丸




あれから1作。
黒ポチの付いた下葉が落ち、ようやく綺麗な葉姿になったのも束の間、






また天葉付近に付けてしまいました。






おまけに花芽が無理矢理葉を裂いて伸びようとして
すっかり傷物に・・・。

新たな仔も出ないしテンション下がり気味です。
それでもしっかり2枚葉繰りしていますし紺地もまずまずですから
5年後の綺麗な姿をイメージして現状は見ない振りです。









こちらは縞から変わったばかりですが
仔にも紺中通しが現れ早くも安定感が出てきた感じ。
このままの勢いで大洞丸の株立ちが出来たら嬉しいことです。









一方、こちらはたぶんほぼ見込み無し。
ラベル的には同じ品種名で合ってても
行く末にずいぶんと差は付くものです。

しかし、いつも同じ覆輪の仔が出る他の品種の退屈さとは無縁の
ドキドキ、ハラハラ感が身上の刺激的な品種ではあります。

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