富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

中国風蘭②

2005年02月08日 | 中斑
出芽はこんな感じ。
白柄に透き通るようなピンク・・・きれいです。

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中国風蘭①

2005年02月08日 | 中斑
中国産の風蘭に曙芸が出たもの。
格を上げるためか中国羆などと呼ばれていますが・・・。
葉の成長と同時に花茎を伸ばし小花を咲かせます。
香りも一人前で一足先の花はちょっと嬉しいものです。

ふと見ると葉先に紅を乗せていました。
成長期は白柄で伸びるだけに余計目立ちます。
固定してくれれば良いのですが
いずれなかなか綺麗なもので
今年は出てくれるのかと毎年楽しみにしているところです。

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月笙

2005年02月06日 | 黒牡丹、金牡丹
可愛い蘭さんにトラックバックをいただきました。

ところで黒牡丹、元気ですね。
その調子で増えるといづれは柄がパァ~と出るかもしれません。
こちらの月笙も異常に元気でどんどん仔が出ます。
増えるのは自分のところだけじゃないから安くなるのですね。
でも何か変化がないかといつも気になる品種です。
コメント (2)
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黄牡丹錦

2005年02月05日 | 黒牡丹縞(D)
黒牡丹に暗まない鮮やかな黄縞が入った品種。

冬の休眠期間が長いためか
金牡丹はどうも私の棚に合わないのですが
天葉に紺地のある黒牡丹系は丈夫で良く増えてくれます。

黒牡丹も金牡丹同様いろいろ変わりが出ていますが
その中でもこれは特に美しい品種です。
黄縞と墨が混じりあい色っぽい感じがなんともたまりません。
根はもちろんルビー色です。

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美しく育てるために⑤

2005年02月04日 | 作について
病気は怖いものです。
たくさん増えて手入れの行き届かない木、
棚下で軟弱に育った木などが病気になるのは、
原因がつかめますから対策の立てようもあります。

しかし、丹精込めて育てている木に病変が現れたらどうでしょう。
それ一鉢にとどまらず次はえてして
一番のお気に入りにお鉢が回ってくるものです。

枯れない、枯らさないという、人と風蘭の間に
信頼関係があってこそ楽しめるものですから
原因がわからなければやはり心配になってしまいます。
まさか無菌状態で育てることはできませんからそれではどうするか。

殺菌剤を振りますか?
でも、一部の菌は死滅しても
その開いたスペースに別の病原菌が入り込んで繁殖します。
じゃあ、別の農薬?
耐性菌の問題もありますし、
そもそも家庭園芸では出来れば農薬は使いたくないですよね。

あのイチロウ選手は怪我してから治療するより
如何にいい状態を維持するかとコメントしていました。
よくストレッチしている姿が思い出されます。

富貴蘭栽培に当てはめてみますと、
蘭自体を過不足なくバランス良く健康に育てるのはもちろんですが、
水ゴケの中の土壌微生物も同じように良い状態になるよう気を配る、
これとワンセットでなければなりません。

病原菌などはどこにでもいますが、
たまたま増えやすい環境に入り込んで
一定以上に増えると植わっているものに影響を与えるのです。

ではそれを防ぐにはどうするか?
無菌状態が無理ならいっそのこと
多種多様の土壌微生物をワンサカ増やして
病原菌がいてもそれだけが増えるスペースをなくす
そしてそういう状態の維持に努める。
これが必要なことと考えています。

多様な土壌微生物を居つかせるには
乾いたところを好むのも、湿ったところを好むもの
それぞれの顔を立てて拮抗させるためにも
乾湿のリズムをつけた水やりは大切です。

また、餌が必要です。
餌は何かというとそれは肥料。(と、ここでようやく肥料の話です)
純度の高い化学肥料は特定の微生物しか居つかせませんから、
雑成分の多い有機肥料を与えます。
成分がいろいろ含まれているといえば木酢なども良さそうです。
各成分を餌にする多様な土壌微細物が居つくという訳です。

餌が無くならないよう、私の場合は五千~一万倍ぐらいに薄めて
水遣りの度に与えています。
水遣りの度というと如何にも多そうですが
10ℓの水に1~2ccですから風蘭には効いているのかどうか。
もともと蘭菌を利用して成長するという優れた性質がありますから、
その能力を邪魔しない程度のさじ加減かと思っています。

また、同じように育てていても
理想通りにはいかない鉢が出てきますから、
その場合には前回述べたように鉢を換える、
植え替えるなどの微調整、リセットが必要になります。

以上長々とお付き合いいただきましたが、
姿よく育てるためには栽培環境、手入れなど
全てが関連していてこれさえやっておけばという
決定版はないというのが今の所の私のレベルです。

始めたころは手がかからなくて良いかななんて思っていましたが、
なかなかどうして生育期は休みが全部つぶれるほど付きっきりです。
美しいものをいつまでも見ていたいと
棚の前から離れられずにいるんですね。

画像は至楽。
蘭舎は湿度を高くしているといっても
二ヶ月以上水遣りしていませんからこの状態。
信頼関係も揺らぎそうですが、もう少しの我慢です。

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建国殿の縞について

2005年02月01日 | 建国の縞
最上柄の建国殿に昨年こんな仔が顔を覗かせました。
喜びも束の間、反対側の次の葉は青。
更に柄のほうの葉は・・それは今年の楽しみに取っておいてくれました。

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