富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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植え替えその1

2010年09月29日 | 作について
しばらくご無沙汰していましたら
あっという間に9月が終わろうとしています。
そして富貴蘭の生育もそろそろ終盤に差し掛かっています。

黙々と植え替えていますと、手は動かしていても頭はヒマですから
普段色々とやり過ごしていることなどが頭に浮かびます。
例えばなぜ植え替えするのかとか・・・・。
(今やってる最中なのに~)
手元に風蘭があるからなどと詰まらない事は言いません。
とりあえず具体的に列挙してみました。
①汚れたミズゴケや鉢を替えて通気性を良くする。
②鉢の中の根が腐っていないか様子を見る。
③外に伸びた新根を整えて鉢の中に収める。
④この機会に親木の枯れたハカマや花茎を取って株周りをスッキリさせる。
⑤株分けして鉢数を増やす。
などが考えられます。
ここで問題になるのが②の根腐れ。
アンコに木炭を使って乾きを良くしても
一部、腐っているのが見受けられました。

と、ここでなぜ腐るのかと考えてみましたが
腐敗菌はどこにでもウジャウジャいますし
物が腐らなかったら地球上はゴミだらけで大変なことになりますから
これは自然の成り行きでしょうがありません

ところで、最初に植え替えた時、素焼き鉢は滅菌してあるし
水苔も乾燥していて菌やカビが少ない状態にあるとしても
水遣りした途端、そこにいるバクテリアが増殖を始めます。
たぶん最初に増え始めたのが最大勢力になるのでしょう。
でも、それが害のない常在菌とは限らないということです。
柄ばかりでなく作もこんな風に偶然に作用されるのですね。
で、ここでふと気が付きましたが根腐れするのはミズゴケで植えた株ばかり・・・。

・・・長くなりましたのでその2に続きます。
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