富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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羆の縞

2018年09月09日 | 建国の縞






20年前に羆の青として入手したものです。
渋い八千代芸になったりそれさえ抜けてただの青になったりした木を
何本かに寄せ植えし10鉢ほどにして観察していました。
これは無芸になった木ですが昨年、細い1本縞が出ているのを発見。











それだけで終わるのは良くあるパターンであまり気にも留めなかったのですが
なんと今年出た葉で柄がみるみる進展しています。

これは大変と寄せ植えを解消しこれだけ単独植えにしてみました。
柄は虎芸の無い羆と同じ斑色です。
果たしてさらに進展するのか糠喜びで終わるのか楽しみにしているところです。
それにしても長く持っていないとこんな変化は望めないということなんでしょうね。

ところで話変わりますが以前は柄の無い木でも建国殿と呼ばれてきましたが
その後改名され紺覆輪中透けを建国殿、縞がある木は建国の縞、縞の無い木は
ただの「建国」となりました。
建国は柄抜けの為、縞物の青と同じように銘監からは除外されたということです。

上の木はただの建国から建国の縞、そしてさらに上があるのかどうか
こんな醍醐味が建国系統にはあったりします。
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