富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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剣龍

2017年12月02日 | 剣龍
12月に入ったばかりというのに本降り。
一晩で20cm以上積り、外はすっかり銀世界です。
今朝は除雪車が来ましたので久々に雪寄せ作業で汗を流しました。








そんな雪景色にも似合う剣龍はあれから8ヵ月。
三光中斑ですから柄の構造、姿かたちは御城覆輪に似ていても
すぐに同芸の仔ばかり出て株立ちになってくれるほど甘くはないようです。







この仔は下葉で良い柄でしたのに上で派手になってジ・エンド。







それとは逆に春に派手柄で出ていた仔は上で紺が乗ってきています。







それほど花芽の付かないことが幸いしてもう1本仔が出てくれました。
ただ、春からこれぐらいしか生長していませんのでかなりデリケートな品種ではあります。










極小の木は葉が1枚出て1枚落ちプラマイゼロ。
しかし普通の剣龍なら速攻枯れちゃうほど小さな木ですから
現状維持なら御の字です。








棚で一番大株の木は一枚も下葉が落ちませんでした。







紺の乗りも良くご機嫌そう。








アタリもたくさん付いてくれます。








一方、普通の深覆輪剣龍はあれから半年。
一番下の画像の木です。
下葉はバラバラと盛大に落ちてしまいましたが天葉の紺乗りは良くなってきた感じ。






でも、仔はこれからもこんなのばかり出ることでしょう。
それにしても普通の深覆輪剣龍と三光中斑剣龍はこんな仔が出たときくらいしか見分けが付かないのは
にゃんとも悩ましい所ではあります。
まあ、自分がわかっていればそれだけで十分に自己満足感は満たせますが・・・。

ところでこの品種はここ数年の通年蘭舎内栽培でうまく育ってくれたクチですが
これを来年外棚に置いたら果たしてどうなるのか
以前は日が強すぎて葉を焦がしてしまっていましたが
今回は西日を遮るなどの工夫をしていますからちょっと楽しみです。
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