富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

白牡丹

2018年07月04日 | 縞物






あれから11ヵ月。
Mさんの白牡丹です。
(真砂系ではないですよ。)
夏のような暑さと共にご機嫌になってきました。
これから勢い良く成長してくれることでしょう。

柄は天葉から数えて5~6枚まで残ります。
昔の白牡丹はこんな感じだったと思うのですが
ほとんどが柄抜けになってしまったのでしょう。
自分が以前育てていた木もそんな風になりました。
いわゆる絶滅危惧種かも。
今風に呼ぶなら白牡丹白縞とかスーパー白牡丹いったところでしょうか。
天葉2枚くらいで紺を戻す木とは明らかにタイプが異なるような気がします。
よくぞこんな上柄の続く系統が残っていてくれたものです。









株立ちにあった芯痛の木も外してみました。
残念ながらてっぺんから天葉の再生はないようですが
下から仔が2本出てくれました。







1本はまずまずの柄。









そしてもう1本は真鶴芸で出ています。

紺の戻りが遅い分、その柄は黄味を含まない透き通るような青光りするような白さです。
今はこの美しさを堪能しつつもう少し時間が経って本体の柄に紺が戻れば
仔の生長にも弾みが付くことでしょう。

1本で幾通りもの楽しみを見出せるお得な品種ではあります。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中野覆輪 | トップ | 大江丸縞 »
最新の画像もっと見る