富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

宝剣のこと

2005年03月21日 | 宝剣
風蘭のほとんどは葉が外側に柔らかい曲線で弧を描いているのに
富貴蘭でいうところの三剣(宝剣、剣竜、御剣)という品種は
自然に逆らったかのように内側に逆反りしています。
初めて見たときの何で?という新鮮な驚きが
いまだに刷り込みとして残っています。

それでもようやく棚に入ったのが一昨年の秋。
なんとか買える値段にまで下がったということです。

宝剣ですから陰作りのためか線が細いのは仕方ありませんが
秋田では冬を越す体力がなかったようで3月にはこの状態
う~ん、夢の宝剣が夢で終わるのかとあせりました。
やはり入れるのは春から夏にかけてがよさそうです。

それでも、幸運にも枯れ込みはここで止まり
秋までにはこんな状態まで持ち直してくれました。
短い葉が一枚出ただけですから木勢が落ちていて危なかったですね。

昨年はもう少し回復しての状態がこれです。
葉は前より短くなりましたががっちりした姿を見てみたいので
以前の葉が入れ替わる3~5年後を楽しみにしているところです。

それにしても仔の方は一本も外していないのにあまり印象は変わっていませんね。
仔出しは良さそうなのですが、それなりのものしか残らず
後は出ては枯れ出ては枯れ状態です。
画像を並べていて気付きました。

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