鮒の里

団塊世代の女性のお遍路さんは個性が豊かです。

　年輪をかさねた女性のお遍路さんは遍路宿に入るときは綺麗にお化粧しているので顔がよくわからないときがあります、お風呂をあがって食事になると化粧を落としているので誰かわかりません。何回もお名前を聞く事は出来ませんので適当に名前を呼んでいます。朝、旅立つときは宿に入った顔になっているから不思議なものです。女性は何歳になってもお化粧は大切なのですね、やがて化粧品が重くて歩くのに重荷になってくると思います。弘法大師さんも何と思っているのでしょうかお聞きしたいものです。顔の手入れより足の手入れが大事と思ってくるのは時間の問題でしょう。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　立江川の鮒より