monologue
夜明けに向けて
 



昔ながらの数え歌の京都の東西の通りの五条通りから南

「 ごじょう   五条通り
せった    雪駄屋町通り(現、楊梅通)
ちゃらちゃら 鍵屋町通り (現、的場通)
うおのたな  魚の棚通り (現、六条通併合)
ろくじょう  六条通り
さんてつ   三哲通り  (現、塩小路通)
しちじょう  七条通り
はち     八条通り
くじょう   九条通り
じゅうじょう 十条通り」の「せったちゃらちゃらの部分の雪駄、鍵屋、銭屋の三つの通りが六条三筋町と呼ばれる遊郭だったことを1640年に為政者が遊郭を島原に移してから隠したようだ。
「ちゃらちゃら」は金属の音のようで実は廓遊びを示唆していたのだ。現在も残っている名前は鍵屋町通りだけでその南の花屋町通りの名前は西本願寺東本願寺に行く信仰深い人々が花を求める通りだったので名前が遺された。渋川春海(算哲)に由来するといわれる三哲通も塩小路と名前が変えられて現代の歌の歌詞に織り込むのがむづかしい。
fumio


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