monologue
夜明けに向けて
 



数え歌で覚えていた 京都の東西の通りの五条通りから南は

「 ごじょう   五条通り
せった    雪駄屋町通り(現、楊梅通)
ちゃらちゃら 鍵屋町通り (現、的場通)
うおのたな  魚の棚通り (現、六条通併合)
ろくじょう  六条通り
さんてつ   三哲通り  (現、塩小路通)
しちじょう  七条通り
はち     八条通り
くじょう   九条通り
じゅうじょう 十条通り」となっていたが子供の頃自転車で走って通りの名前を探したものだった。時世によって通りの名称は変わったようで「せったちゃらちゃらの部分の雪駄、鍵屋、銭屋の三つの通りは六条三筋町と呼ばれる遊郭だったが1640年に島原に移されたのでわたしの子供のころには元の通りの名がわからなくなって渋川春海(算哲)に由来するといわれる三哲通もどこにあるのかわからなかった。
fumio

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )