monologue
夜明けに向けて
 



歌うイベントの場所を決めるためにリハビリテーション科の川上政孝理学療法(PT)主任と森岡聡司作業療法(OT)主任がやって来て相談して場所は2A06病室の外の廊下ということになった。そこからB病棟に向けてアカペラで歌え、という。そうすればAB両病棟に聴こえるのである。司会も頼まれたので「レデイズアンドジェントルメン、お父(と)っつぁんお母(か)っつぁさん、ウェルカム ツゥ・マイ・ リーヴィング・ホスピタル・セレブレーション」と見本を演ってみせた。その日、12月11日はわたしの担当の照屋恵美看護師が結婚式に出席するためにいないので川上PTにビデオを撮っておいてと頼んでいた。19才の斉藤瑛ヘルパーは看護学校の試験が12日にあるので11日は来られないのでイベントを見られないと言って残念そうだった。仲間の磯山真緒ヘルパーは前回の看護学校の試験に一足先に合格している。わたしは別れるとき、試験に受かるように「Wish you luck」 と祈った。
fumio



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