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monologue
夜明けに向けて
 



昨夜のNHKBS1「オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 」は「第5回 アイゼンハワーと核兵器」だった。わたしたちの世代にとっては大統領といえばアイゼンハワーだった。わたしは少年時代からなぜかこのアイゼンハワーという大統領が好きだった。
しかし、かれが怪獣ゴジラに象徴される核兵器に頼る軍事大国を作らなければその後の世界各地の核の危機は避けられたのだ。米国はなにかといえば核をちらつかせて従わせるというやり方で世界を支配してきた。核は人類だけでなく地球上の生物すべてと他の惑星にまで影響を与える。かれが任期の最後になって自分が作り出した産軍複合体という怪物の危険を訴えてもむなしかった。アイゼンハワー大統領が初めに核兵器を否定していればもうひとつのアメリカ史が生まれていたのだろう。番組を見終わってそんなことを考えた。
fumio

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