monologue
夜明けに向けて
 



95/02/02 損得勘定で生きる者の人生は、損得で勘定できるものでしかない

  
 妻の父は家族に「楽しかった、ありがとう」と言って息を引き取った。
損得勘定で生きる者は末期のとき、わたしの人生はどのくらい損だったとか得だったとか勘定して判定するのだろうか。それではあまりに矮小過ぎる。人生の判定基準は、楽しかったか、面白かったか、うれしかったか、感動的であったか、にある。とても損得勘定できないところにあるのだ。そろばんや計算機を捨てて飛び込まねば…。
fumio

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