私がいつもテニスをやっている坂戸市の鶴舞公園は、高麗川沿いにテニスコートや多用途のグランドが在り、ソフトボールやゲートボールを興ずるロートル達が思い思いにプレーを楽しんでいます。
春ともなれば河川敷の堤防上には菜の花の黄色い帯ができ、所々に桜の花も咲いてのどかな風景が広がります。しかしお花見名所というほどでも無いので、人知れずヒッソリ静かに咲いています。
堤防上の菜の花群落
公園の桜
桜が満開の時期になると、毎年桜の木の下でテニスクラブの宴会をやるのが恒例行事だったのだが、新型コロナの流行以降それも途絶えて、今では懐かしい思い出になってしまいました。
人や社会は時代の流れに乗ってドンドン変わって行くけれど、公園の桜は毎春花を咲かせてくれ、変わらぬ風景を見せてくれる。それは美しくもあるが、幾分物悲しさも含んでいるように感じます。