Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

クランクで車のエンジンを始動した事を今の若い人は知らない。

2015年05月22日 | 日記

 5月22日(金)

 先日遺跡発掘現場の懇親会で幹事をやってくれたK君が先日車の免許を取得したので、作業の休憩時間ではもっぱらその事が話題になった。私は40年程前に大型免許を取得したのだが、「自動車学校の実技では手廻しクランクでエンジンを始動したんだよ。」と話したら、大半の人が「エッ何ですかそれ?」と不思議そうな顔をされた。

 勿論あの頃のトラックだってエンジンキーはあったんだけど、我々は実技の中で手動でエンジン掛けをやらされたのだ。私と同年輩の中には頷く人もいたが、今の若い人にはそれは信じられない事らしい。時代の隔たりを実感させられる。

 若い頃の私は不器用で(今もそうだけど)実技の試験では2度失敗し、3度目の正直でやっと合格した。言い訳がましいが当時のトラックはハンドルが重くチェンジレバーの切換えも難しかったのだ。

 その時自分には運転の才能は無いとキッパリ悟り、それ以降40歳半ばまでハンドルを握る事はなかった。たぶんその判断は正しかったのだと思う。あのまま運転を続けていたら、大きな事故の一つや二つ起こし今頃生きていなかったかも知れない。

 何故運転を再開したのかという理由は後日に委ねるとし、技術の進歩で今の車は運転が随分楽になった。それに故障もしない。だから私のようなヘタクソでもドライブを楽しむ事ができる。全く良い時代になったものだ。

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