11月17日(月)
最近若い人が増えてきたような気もするが、やはり今も登山者の主体は中高年で占められている。そんな中高年のよい目標になっているのが、「日本百名山」の登頂だ。
「日本百名山」とは山を愛した小説家の深田久弥氏が、自分の体験から日本各地の名山100座を選定したものだが、ある程度の経験、体力、時間があれば成就可能なので、程良い目標と言える。
さて百名山を達成した人はどうするか。多くの人はその時点で満足するが、飽き足らぬ一部の人は、日本山岳会が選定した「日本三百名山」を目指すようだ。この勢力、私も時折出喰わすけれどある共通項があるように思う。
※団塊世代、それも男性が圧倒的に多い。
※一匹狼が主流で、多くは車で寝泊まりしながら登山をする。
※山で出喰わした時、「三百ですか?」と言えば話が通じ、三百名山の情報交換で話しが盛上る。
と、上記のような特徴を持っており、私は彼らの事を「三百名山族」と仮称している。アレッ何か自分の事を言ってるような気がしてきた。
皆さんに気を付けてもらいたいのは、彼らに出会った時うかつに山の話を投げ掛けぬ事だ。彼らが山を語り始めたらもう止まらない。自慢げなウンチク話のエンドレスに、辟易させられるのは間違い無いから。