Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

ニセイカウシュッベ山登山

2012年08月10日 | 山歩き

8月10日(金)   ニセイカウシュッペ山   天気=晴れ時々曇り


06:36林道終点登山口→ 08:00~10見晴し台→ 08:59~09:20ニセイカウシュッペ山→ 09:56見晴し台→ 10:53林道終点登山口


 前日泊った川上町オートキャンプ村はお手頃値段(1張り=2300円)で快適なテント場だったが、キャンプに来たチビッ子共がPM9時頃まで騒がしくて中々寝付けなかった。今朝は早朝に出発、近くのコンビニで朝食を済まし、国道273号の中越から登山口への林道に入る。
 しばらく走った所にゲートがあり鍵が掛かっているが、事前に鍵ナンバーを川上営林署から教えてもらっていたので難なく開けて、十数キロmの林道を登山口へと遡って行く。この山に限らず北海道の山々は、ダートな悪路を経なければ登山口に着かないというケースが圧倒的に多い。先月買ったばかりの新車で乗り入れると「車体に傷が付くんじゃないか。タイヤがパンクするんじゃないか。」と自分の身が痛むような思いをさせられる。そんな気持ちで着いた登山口には車が10台以上停められそうな広い駐車スペースがあった。登山口の標高が1100mあり山頂との標高差は780m程で、天気さへ悪化しなければ楽しい登山が出来そうだ。




 
ニセイカウシュッペ山登山口



 登山口ゲート脇の入山ノートに記帳して歩き始める。6キロ近くある登山道の中間地点の見晴し台までは、幅広で緩やかな実に歩き易い道が続くき息も乱れない。見晴し台から望むニセイカウシュッペ山頂部は流れの早い雲が掛かっている。上空に寒気が入っているとの予報だったので、天気だけが心配だ。



 
見晴し台からニセイカウシュッペ山頂部



 見晴し台からは鋭い岩峰の大槍目指し急登に変る。それも長くは続かず、大槍の北側を巻いて稜線に到達し稜線を緩やかに山頂目指す。一匹の北キツネが先導するように前方を歩いている。



 
大槍への急登




 
先を行く北キツネ君




 前衛峰の横を通過し、僅かな登りで丸い山容のニセイカウシュッペ山に到着した。所要時間2時間半の登りだった。この山は石狩川上流層雲峡を挟んで黒岳や旭岳等の大雪連峰と相対する位置にある。西の方から雲塊が押寄せ、その大雪連峰をスッポリ包んでしまい期待した眺望は望めなかった。でも雲間に山麓集落等も望見でき、そんなに悪い天気でもない。



 
ニセイカウシュッペ山頂





 
山頂から大槍方面



 食事を終えて、山頂を後に来た道を下山する。今日は誰にも会わずに登山を終えるかなと思っていたら見晴し台を過ぎた所で大学生風の男×1、女×2の3人パーティとすれ違った。登山口が近づいた頃パラパラ雨が降り始めた。脚を早めて登山口に戻り、雨具のお世話にならずに車中の人となった。
 ニセイカウシュッペ山は容易に登る事ができるが、静かでたおやかな山容のとても心地よい山だった。晴れていたら素晴らしい展望だったろうと想えば一寸残念な気もする。
 

 


  

コメント
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