え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

2019年 1月に観た映画

2019年01月31日 | 今年観た映画
2019年1月に観た映画

正月映画ぱっとしてないと思っていて観てなかったが遅ればせながら数本観てビックリ。結構程粒よりじゃね?「シュガーラッシュ」とか「来る」とか凄。
今年の目標として観た映画は全作書く。

            

1「山中傳奇<4Kデジタル修復・完全全長版>」
   1979年 香港/台湾 192分 ファンタジー/歴史劇 スコーレ ★★★
2「フェラーリの鷹」1976年 イタリア 101分 アクション/犯罪 テーク ★★★
3「あみこ」2017年 日本 66分 青春/コメディ テーク ★★★
4「斬、」2018年 日本 80分 時代劇 スコーレ ★★★
5「兵隊やくざ」1965 日本 103分 戦争/任侠 DVD ★★★★
6「シュガー・ラッシュ オンライン(吹き替え版)」
   2018年 アメリカ 113分 CGアニメ 中川コロナ ★★★★★
7「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」
   2018年 アメリカ 134分 ファンタジー 中川コロナ ★★★★
8「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」
   2018年 日本(東映) 100分 特撮 109シネマ ★★★
9「チャンス」1979年 アメリカ 130分 コメディ ミッドランド ★★★★
10「来る」2018年 日本 134分 ホラー ミッドランド ★★★★★
11「恋は雨上がりのように」2018年 日本 112分 青春 DVD ★★★★
12「あした世界が終わるとしても」
   2019年 日本 93分 アニメ/SF ミッドランド ★★★
13「モリのいる場所」2017年 日本 99分 ドラマ/伝記 DVD ★★★


●映画以外●

「SKE48チームS 重ねた足跡」公演 山田樹奈劇場最終公演 」
卒業メンバーの最終公演行くのは初めてだったが誕生祭よりなんかファンが冷めてるような気がしなくもない。キャンセル待ちが33番まであったのはインフルとか流行ってるからなのか?前で並んでた人が今日静かじゃない?と言ったのが印象的。確かになんかちょっと静か。

モリのいる場所

2019年01月31日 | ドラマ
2017年 日本(日活) 99分 ドラマ/伝記/アート
監督/沖田修一
出演/山崎努、樹木希林、加瀬亮、吉村界人、光石研
   青木崇高、吹越満、池谷のぶえ、きたろう、三上博史

(70点) じいさんとばあさんと庭とガヤの人々と

子供みたいな絵を描く画家熊谷守一はモチーフである動植物を見つめるため毎日自分家の庭を徘徊。30年自宅から外に出たことがないと言う。しかし外界からはそれぞれの思惑で守一を訪ねてくる人々で結構賑やか。そんな守一を支える奥さんとの晩年の日常をどことなくNHKドキュメンタリーのような感じで綴った一遍。

なんか夫婦愛を謳ったユーモラスでほのぼのとした感動作として扱われそうな映画だが、私には「悪意の塊」のような映画にしかみえなかった。根性の悪さがにじみ出てくる人たちばかり出てくるし、食い物にされる有名画家も騙されるようなタマじゃないし。だって奥さんが樹木希林だもの。映像的に緑あふれる庭の美しい風景でなんとか我慢できた。
もともと熊谷守一の絵が好きだったので興味を持ったのだが樹木希林が出てるので観に行きそびれていた。
一回劇場の前まで行ったのだが、ちょうど樹木希林が死んだ直後でそのとき樹木希林出演作を上映している所が星が丘三越劇場しかなかったので超満員で入れなかった。
DVDレンタルでようやく観れたが、熊谷守一の絵はオープニングに一点出てくるだけだし絵を描いているシーンもないので、熊谷守一の絵を知らないとボケた爺さんが庭を徘徊しているだけの映画にしか見えないかも。


(2019年1月31日TUTAYA商品準新作108円にてレンタル鑑賞)

あした世界が終わるとしても

2019年01月30日 | アニメ
2019年 日本(松竹) 93分 アニメ/SF
監督・脚本/櫻木優平
制作/クラフタースタジオ
声の出演/梶裕貴、中島ヨシキ、内田真礼、千本木彩花
     悠木碧、水瀬いのり、古谷徹

(70点)2Dアニメ絵風CGアニメ幼馴染の高校生の恋愛から一転ハードSFへ

互いには知らないが実は別次元に相対する二つの世界があった。
ぬるく謳歌している現代日本と巫女的王女が支配する日本公国。二つの世界はリンクしていて一方で人が死ぬと別の世界の同じ人も死んでしまうのだ。
王女コトコを亡き者しようとジンは別次元の日本にやってくるがコチラではリンクしている自分シンの想い人コトリが王女だった。
そして四人は真相を知り本当の敵と闘う決意をするが・・・。
そして日本に亜人のゴーストかジョジョのスタンドみたいなのが大暴れ、この世の運命は如何に。


全然知らん映画だったので例によってネットで予告編見てレビュー読んで気になったので観に行ったのだがCGキャラなので常にふわふわ動いているのが気になった。ハードなSFの割に主人公とヒロインが普通で心掴まされないのが狙いだろうけどハマらなかった。ゲーム向きのストーリーだと思う。オリジナルの劇場作品としては感情移入しにくい。ドラえもんとかクレヨンしんちゃんとかでやった方が名作扱いを受けたかも。正直イマイチだったのだが、もしかしたら凄くなったのかもしれない。なんか、初期のビデオオリジナルアニメを観ているような感じがした。ウィンダリアとかヒューマノイドとかレダとメガゾーンとか。今の若い世代にとってはひょっとしたら面白いのかな。


(2019年1月30日ミッドランドレイト1100円客私以外若い男性ばかりり4~5人)

恋は雨上がりのように

2019年01月27日 | 青春
2018年 日本(東宝) 112分 ロマンス/青春
監督/永井聡
原作/眉月じゅん
『恋は雨上がりのように』(小学館『週刊ビッグコミックスピリッツ』連載)
主題歌/鈴木瑛美子『フロントメモリー』
出演/小松菜奈、大泉洋、清野菜名、磯村勇斗
    葉山奨之、松本穂香、山本舞香、濱田マリ、吉田羊

(80点) 中年ファミレス店長に恋する女子高生

怪我して夢を失くした陸上部の女子高生小松菜奈が冴えないファミレス店長の大泉洋に恋して、そこで働き、いろいろあって成長する優しい青春映画。

ヒロイン小松菜奈目当てで観た映画だったが、何んと言うことだ小松菜奈だけ可愛くない。松本穂香とか山本舞香とか超かわいい。とか何とか言って劇場で二回観て、レンタルDVDで計三回目の鑑賞。
小さいテレビ画面だからか3度目だからか小松菜奈を可愛く鑑賞。でも流石にラストショットはそれでもキツイ・・・。
あとやっぱり小さい画面では教科書の落書きとかロングショットの仕草とかエンドロールのパラパラアニメが見づらかった。
しかしー、三回観ても面白く、なんだかんだ言ってかなり好きかも。スピンオフドラマも収録されてるブルーレイ買おかもと思うがブルーレイ自体持ってないので悩むところ・・・。


(2019年1月26日TUTAYA準新作108円にてレンタル鑑賞)

来る

2019年01月26日 | ホラー
2018年 日本(東宝) 134分 ホラー
監督/中島哲也
原作/澤村伊智『ぼぎわんが、来る』(角川ホラー文庫刊)
出演/岡田准一、小松菜奈、妻夫木聡、黒木華、青木崇高
    松たか子、柴田理恵、太賀、伊集院光、石田えり

(95点)馬鹿馬鹿しいぐらいの恐怖がやって来る来るホラーエンターテイメント

妻夫木聡を襲う「何か」。
来る来る来る。
霊感の強いキャバ嬢小松菜奈ではなんともならん。おねーちゃん松たか子の出番だけど忙しい。
とか何とか言ってるうちに「何か」は来て、いろんな人が連れてかれる。
そして少女はオムライスの夢を見る。


中島哲也監督作品はあまり好みではないので観るつもりはなかった。評判もそんなに良くないし、でも中には高評価の人もいて、2018年ベステンに入れる人もチラホラ。ちょっと気になりだしたのでとりあえず観ることに。
めちゃめちゃ面白い。
ホラーだが、こんなホラー観たことない。
役者があまり今までに演じたことのない役柄を好演していて良かった。
あれ?これって小松菜奈?しまったせっかくの下着姿をぼんやり見てしまった。
大評判の柴田理恵は思ったのと違った。松たか子はイイ。
賛否両論らしいが、私は賛!!


(2019年1月26日ミッドランドにてポイント鑑賞)

チャンス

2019年01月25日 | コメディ
1979年 アメリカ 130分 コメディ
監督/ハル・アシュビー
原作・脚本/イエジー・コジンスキー
出演/ピーター・セラーズ、シャーリー・マクレーン
    メルヴィン・ダグラス、ジャック・ウォーデン

(80点) 存在しない男チャンスが外の世界でリモコン片手に何処へ行く

主人が死にメイドは居なくなり初老の庭師チャンスは家の処理に来た弁護士によって追い出されることに。
チャンスとは何者か。
物心ついた頃からその家にいて、その家から出たことがなかった。
庭で植物の世話をすることしか知らず、唯一の楽しみはテレビを見ること。
そんな男が一人で外の世界へ。
偶然、車にぶつかりその車に乗っていた大富豪の妻によって屋敷へ。
政財界をも動かす死にかけの大富豪に気に入られ大統領に会ったりして、なんだか時の人に祭り上げられる。
大富豪の妻もソ連の大使もゾッコン。
しかし誰もチャンスのことを知らない。戸籍もなく素性が知れない本人も分かっていない男、ああ、チャンスよ何処に行く・・・。


なんだか、ずっとちょっとだけ気になっていた映画だった。
昨年観た「ブリグズビー・ベア」に似てるかも。
前半のテンポがゆっくりだったのでDVDとかで観てたら前半で観るのをやめてたかも。
決着や真相が明らかにならないままの展開がふにおちないような、これはこれで良いような、微妙な感じ。


(2019年1月25日ミッドランド午前十時の映画祭にて1100円)

仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER

2019年01月19日 | 特撮
2018年 日本(東映) 100分 特撮/ヒーロー/アクション
監督/山口恭平
出演/奥野壮、犬飼貴丈、押田岳、大幡しえり、渡邊圭祐
   赤楚衛二、高田夏帆、武田航平、水上剣星、福崎那由他
   斎藤汰鷹、大東駿介、石丸謙二郎、生瀬勝久
   佐藤健

(70点) それなりの面白さ

時空間の波を飛び越えて電王のタイム鉄道に乗って誰か知らん人が元祖平成ライダーのクウガを亡き者にしてライダーのいない世界を作る。
ライダーだった者たちは次々とライダーの記憶を失くし一般人としての生活を送り始めるがガキンチョの登場によってライダーの記憶を思い出したりなんかして。
そう忘れられたヒーローもそれを覚えていてくれる子供やかつては子供だった大人がいる限り平成が終わっても永遠なのだ。


テレビのライダーは全然観てないのにライダーの映画は観に行ったりする。全然知らない主人公やライダーがいっぱい出てきて良く分からないなりにキャッキャと観ている。
平成ライダーは響鬼と電王とフォーゼとウィザードは観ていた。
電王が割とストーリーの中心を担っていたが分かったような分からんような感じながらキャッキャと鑑賞。
映画と言うよりライダーショー向きの話のように見えた。ライダーショーとしては演出に工夫が必要だし大人数を要するが、ライダーショーでやった方が盛り上がると思った。
しかし、まさかライダーを封印していると思っていた佐藤健が出るとは思わなかった。でももっと封印しているオダギリ・ジョーを出さないと成立しない話だった。出てないから締りが悪いなー。
ネットで観たライダーは実はテレビ番組だったと言う予告編が面白かったので気になり観に行ったのだが微妙にそう言う話ではなかった。


(2019年1月19日109シネマにて株主権700円にて鑑賞)

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

2019年01月17日 | ファンタジー
2018年 アメリカ(ワーナー) 134分 ファンタジー
監督/デヴィッド・イェーツ
脚本/J・K・ローリング
出演/エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン
   ダン・フォグラー、アリソン・スドル、エズラ・ミラー
   ゾーイ・クラヴィッツ、ジュード・ロウ、ジョニー・デップ

(80点)人知れず魔法使いが敵も味方も右往左往

自由な動物学者のニュートくん、脱走した黒い魔法使いの騒動に巻き込まれていく。
友人、知人、兄妹がバラバラになり、魔法省もなんだかなー。
人間はこの異常事態に気付かず暮らしてるみたいだが魔法使いは敵も味方も右往左往。


白状すると前半の方で眠気に襲われ何が起こっているのか掴み損ねたところがある。
また前作をほとんど覚えていない。
そんな中、映画は馬鹿でもわかるような分かりやすい説明をしないまま、どんどんいろんな人が出てきて勝手に悪い方へストーリーを進めていく。
あれ?ファンタスティック・ビーストってこんなヘビーな話だっけ?
恋人同士は決別し兄弟姉妹も離れ離れ、味方は邪悪だし、敵はあざといし、とにかく尋常でない雰囲気に私は置き去りのまま突き進んでいくのだ。
正直面白いのかどうかもよくわかってない。役者としてエディ・レッドメインは好きだけどこの映画に感情移入できるキャラはまだいない。
ジョニデプは珍しく気になるけれどまだ掴みきれない。
ハリポタ全部見て前作観て今作もっぺん観たらわかるのかなー。
でもなんかすごかったよーな気がする。途中で終わってるけど。


(2019年1月16日中川コロナ1100円)

シュガー・ラッシュ オンライン (吹き替え版)

2019年01月17日 | アニメ
2018年 アメリカ(ウォルト・ディズニー) 113分 CGアニメ
監督/リッチ・ムーア、フィル・ジョンストン
声の出演:
   ジョン・C・ライリー、サラ・シルヴァーマン
声の出演(日本語吹替版):
   山寺宏一、諸星すみれ、菜々緒
   中川翔子、大島優子、松たか子、神田沙也加

(100点)女性の自立と男の決断を描いたテレビゲーム版トイストーリー。

前作で仲良しとなったゲーセンのゲームキャラ、ラルフとヴァネロペ。
ところがヴァネロペのゲーム機が壊れてしまう。修理は可能だが廃版ゲームのため部品が高価で撤収されることに。
ラルフはインターネットの世界で部品を手に入れることを提案し二人はゲーセンを離れネットの世界で大冒険。
しかし、ネットゲームの刺激的な世界に触れたヴァネロペはゲーム機修理よりもネットゲームの世界に自分の居場所を見つけてしまう。
それを知ったラルフはヴァネロペを連れ戻そうと馬鹿をしてしまう・・・。


超オモシロイ!!
雑誌の紹介文で前作の良かった部分がなくなって残念みたいなことが書かれてあったので観る気が削がれてしまったていたが、大ヒットしているし、評判も良いようなので観に行くが、スゲー面白いじゃん。前作のことは大まかなことしか覚えていないが、面白かったとは記憶しているが主人公ラルフは好みじゃなかったのでそんなにハマりはしなかったが、今作は好き。
ネットの世界のわりに出てくるキャラとか極端に偏ってたり思ったほどネットとしての面白味が全面に出てるとは後から考えると思わなくもないが、広げすぎると収拾がつかなくなるので、これはこれで良いと思う。


(2019年1月16日中川コロナ1100円600人には入る一番大きな劇場で客二人)

兵隊やくざ

2019年01月16日 | 任侠・ヤクザ映画
1965 日本(大映) 103分 コメディ/戦争/任侠
監督/増村保造
出演/勝新太郎、田村高廣、北城寿太郎、滝瑛子、淡路恵子

(90点)勝新と高廣コンビによる軍隊痛快娯楽活劇・・・・

第二次世界大戦中、ソ連と満州の国境近くの軍隊に荒くれ者の勝新が二等兵として配属される。
各部隊で問題児として扱われて流れてきたのだ。インテリの上等兵の田村高廣にその面倒を押し付けられるが。破天荒だが筋の通っている勝新をかばい、かばってくれる田村高廣を信頼し、硬い友情、もとい、濃厚な情で二人はいつも一緒。軍隊の理不尽ないじめの中で生き抜いていくのだ。戦争が激化し最前線に送られ離れ離れになることが決定。互いを死なせたくない二人は脱走を図る。


勝新の映画は「悪名」が好きだったので他の映画も気にはなっていた。
「伊集院光の週末TUTAYAでこれ借りよ!」で柴田理恵が推薦していたので、TUTAYAで借りて観た。
娯楽作品と思ってたけれど、結構問題作じゃね?
時代的に制作者が戦争体験者なので当時としては普通の描写も今だったらなかったことにしているタブーばかりかも。
全編軍隊でのいじめの話だし従軍慰安婦は普通に出てくるし、これを痛快娯楽映画として作られていたのだから凄い。しかも意識してるのかしてないのか判別付きにくいがBLと言うかゴリゴリのゲイ映画。もちろんゲイの性描写はないが精神的な漢同士の濃厚な繫がりが描かれている。
まあ、でも、やっぱり当時の大映映画は面白い。こんな暴力的な戦争任侠映画なのに絵がキレイで文学の香りすらするのだ。それでいて立派に大衆娯楽。このシリーズも引き続き観るが座頭市も観ようっと。


(2019年1月16日レンタルDVD108円)

斬、

2019年01月12日 | 時代劇
2018年 日本 80分 時代劇/PG12
製作:監督:脚本:撮影:編集/塚本晋也
撮影:林啓史
出演/池松壮亮、蒼井優、塚本晋也

(70点) とっても塚本晋也な時代劇。裏の畑で少人数で血みどろチャンバラ。

大平の世が終わりつつある幕末、腕はあるがまだ人を切ったことのない武士池松壮亮。
百姓の娘、蒼井優に飯食わせてもらって、ほのぼの生きていたいけど、動乱の世の中、人切って名を挙げねばならない。
そこへ塚本晋也。わしと一緒に幕府の御為に人切って名を挙げよう。
プレッシャーからか旅立ちの朝に体調崩す池松壮亮。
そんな中、野武士との小競り合いで村が村が村がーーー。
蒼井優絶叫。
顔面蒼白の池松壮亮を塚本晋也が追い詰める。


塚本晋也初の時代劇としてそれなりに評判が良いようだが、思った以上に塚本映画。
面白そうだけど後半わざとぐだぐだであーあって感じ。
きっちり解説してもらうと、なるほどとも思うけど、個人的にはあーあっていう感じ。
悪くはない、悪くはないけど塚本晋也作品は「電柱小僧の冒険」以外、私にはハマってない。


(2019年1月12日シネマスコーレ1380円)

あみこ

2019年01月11日 | 青春
2017年 日本 66分 青春/コメディ
監督・脚本/山中瑶子
出演/春原愛良、大下ヒロト、峯尾麻衣子、長谷川愛悠

(79点) 20の女性監督による、こじらせ女子高生の恋の暴走を描いた自主映画

山中瑶子が何者か知らないけれど彼女が大学をドロップアウトして19歳から20歳の間にSNSなどで出演者や仲間を集い完成させた処女作。ぴあフェスを経て世界各地の映画祭に招待された注目作。
長野に住む女子高生あみこは一年前一度だけ話した隣のクラスのアオミ君に自分と同じものを感じ運命的な出会いをしたと思っていたがそれから一年一度も会話することなく、それどころかアオミ君は家出をし見てくれだけの東京に住む先輩女子大生の所にいると知り行動を起こす。


チラシの煽り文句を真に受けて観に行ってしまったが、なかなか生々しくてグロテスクな女子高生の生態が描かれていて主演の春原愛良のギリギリのキモカワイさとテンポの良さ66分と言う尺の短さでギリ楽しく鑑賞。
でも自主映画にしては完成度高すぎ。


(2019年1月11日今池シネマテークにて1100円、最終日最終回客約15人)

フェラーリの鷹

2019年01月11日 | アクション
1976年 イタリア 101分 カーアクション/犯罪
監督/ステルヴィオ・マッシ
出演/マウリツィオ・メルリ、オラツィオ・オルランド
   ジャンカルロ・スブラジア、リリー・カラーチ
   アンジェロ・インファンティ

(74点) イタリアのマカロニ刑事カーアクションB級映画。

ローマの街を強盗がポルシェでトンズラ!
若い暴走刑事が上司無視して追っかけるが車の性能が悪くて逃げられる。勝手に改造して相棒死なせたりした後、潜入捜査で強盗団へ。ボスに気に入れられるが刑事とバレて色々あってカーチェイスでジャーンプ!!
 

シネマテークでこんな映画がやるとは!
子供の頃、映画チラシ集めをしていてこの映画のチラシを大量にゲットしたのかも知れない。なんか妙に覚えているこのタイトルとポスターデサイン。映画史に残る名作でも大ヒットを飛ばした傑作でもないと思うが、40年も経ってリバイバルされてテークのような超ミニシアターで数日上映されるのだから知る人ぞ知る通な一本なのかもしれない。
もともとカーアクションに興味がないので名車とか出てきてもポルシェさえ分からない私だが、まあ、古いB級映画としては十分面白かった。
雑だしチープだけど70年代の少年ジャンプとかに載ってそうなワイルド刑事ものの読み切り45ページを読んだようなその程度の満足感はあった。


(2019年1月11日今池シネマテークにて会員1200円、最終日最終回客3人)

山中傳奇 <4Kデジタル修復・完全全長版>

2019年01月05日 | ファンタジー
1979年 香港/台湾 192分 ファンタジー/歴史劇
監督/キン・フー
出演/シュー・フォン、シルヴィア・チャン、シー・チュン
   ツン・リン、ウー・ミンツァイ、ティエン・ファン

(70点) 伝説の武侠ファンタジー中国幽霊話

出世のために学問一筋にやって来たけど試験に落ちて定職に就けず写経のアルバイトをするのだ。
信仰心もないけど金のため。
ところがその写経する経典をねらって悪霊が色仕掛けと呪いで襲ってくる。
敵か味方か分からない美女や坊主やオッサンらに翻弄されつつ博多華丸似の主人公の運命や如何に!


この作品とかキン・フーとか、ぼんやり伝説として語られていて、なんだかずっとぼんやり気になっていた。リバイバルされると聞いて絶対観ようと思ったが、個人的わだかまりで行けなくなったスコーレでの上映だし、上映時間3時間19分にビビる。
ネットレビューもさほど良くないが、結局、4年ぶりにスコーレに観に行った。
映画の文法的に古いのか、3時間超えなりの何かはあるけど、微妙な感触の中国昔話だった。
オバサンがおっさんにしか見えないんだけど…


(2019年1月5日シネマスコーレ1,340円)

2018年に観た映画個人的ベストてん

2019年01月01日 | 今年観た映画
2019、あけましておめでとうございます。

画像は「アイ・トーニャ」。今年はふてくされていくぞ! と言う意味ではなく2018年に観た映画の中で一番ポスターデサインが良かったので載せました。個人的な上位には入らなかったけどフィギュアスケートの世界で起こったライバル選手を襲ったケリガン襲撃事件の真相を描いた良く出来た映画でした。
2018年に観た映画個人的ベスト

2018年に観た映画は183本。新作104本、旧作79本。劇場とDVDとでは半々ぐらい。月によって観た本数のばらつきが凄い。例によって見逃した映画も多い。また夏以降10年ぶりくらいに読書するようになった、と言っても月に1~2冊程度のペースで「火花」や「君の膵臓を食べたい」「ビブリア古書堂の事件手帖」など映画原作本ばかり。また以前観たテレビドラマもレンタルしてちょこちょこ観た。「地味に凄い校閲ガール」「仁-JIN」「掟上今日子の備忘録」「のだめカンタービレ」「雨と夢のあと」など。PCでテレビ番組の動画は見るがテレビ自体はほとんど見なくなった。バラエティー番組中心で「NGT48にいがったフレンド」や「ひらがな推し」「ウチのガヤ~」「マツコの知らない世界」「ケンミンショー」などを見る。

●2018年公開作●

1位 センセイ君主
   
2018年 日本 105分 ラブコメ ★★★★★

猪突猛進、恋愛暴走女子高生がイケメン教師に猛アタックする王道破天荒ラブコメディ♪
カワイコちゃんでこれだけ笑わしてくれたら文句なし。ストーリー展開に勿体つけがなくストレスフリーで楽しめたのも良し。

2位 泣き虫しょったんの奇蹟
   
2018年 日本 127分 ドラマ/伝記 ★★★★★

将棋のプロになるには年齢制限がある。26歳までにプロになれなかった者はもうプロにはなれないのだ。その鉄の掟をくつがえした奇跡の棋士の実話を映画化。
将棋の知識は「ハチワンダイバー」と「三月のライオン」くらいしかないが、ハチワンでのメインプロットであるプロになれなかった者のリベンジが現実にあったと言うことを知れただけでも面白かったが、それよりも次から次と出てくる棋士たちの顔の濃さに笑った。監督自身がプロ棋士を目指して奨励会にいたとのことで説得力を感じた気がした。正攻法な作りで面白かった。

3位 ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男
   
2017年 スウェーデン/デンマーク/フィンランド 107分 伝記/スポーツ ★★★★★

キャラの違う天才テニスプレイヤーが対決する真面目な実録スポコン映画。
テニスは「エースをねらえ!劇場版」の知識しかない私。ボルグもマッケンローも名前くらいしか知らなかったが面白かった。

4位 リュミエール!
   
2016年 フランス 90分 ドキュメンタリー ★★★★

世界初の映画と言われるリュミエールによる50秒の映画の詰め合わせ。
オリジナル版も日本語吹き替え版もナレーションが多すぎてそれが邪魔だったが100年前の映像なのに綺麗だしアングルも素晴らしく「映画だなー」と感動。

5位 リメンバー・ミー
   
2017年 アメリカ(デズニー) 105分 ファンタジー ★★★★★

家族に反対されつつも歌手を夢見る少年が死者の世界で自分のルーツに触れるディズニーCGアニメ。
まさか「岸辺の二人」だったとは!

6位 カメラを止めるな!
   
2018年 日本 96分 コメディ ★★★★

チープなゾンビ映画とそれに関わる人々のドタバタドラマ。
低予算ゾンビ映画かと思いきやまさかキアロスタミだったとは!観客も観客と言う役割でこの映画に参加している気分にさせられた。二回目に観たときは出演者が知り合いに見えてしまうような親近感を覚える映画だった。

7位 立ち去った女
   
2016年 フィリピン 228分 ドラマ/モノクロ ★★★★

無実なのに刑務所に入れられ人生を狂わされた女が復讐のため夜な夜な物売りと無駄話する壮大な人間ドラマ・・・。
長尺映画、長まわしの魅力を教えてくれる映画だった。バーローット♪DVDではよー観ないかも。

8位 アイドル
   
2018年 日本 120分 ドキュメント ★★★★

AKB48初の地方姉妹グループSKE48が10周年を機に躍進を図るがそうは上手くいかないドキュメント。
ドキュメタリー映画もちょこちょこ観た。題材をあまり知らなくてもそれなりに楽しめるものが多いが、コレはSKEファンだし名古屋在住なので没入感は凄いけど、ファン以外にも何か感じさせてくれるドキュメントかとは思う。フアン以外は観ないだろうけど。例によってアイドル残酷物語。地方都市ナゴヤ残酷物語の側面もあり。

9位 ヘレディタリー 継承
   
2018年 アメリカ 127分 ホラー/PG12 ★★★★

おばあちゃんが死んだ後、その家族に次々と不幸が起こり、そして最悪のハッピーエンドに。
好きな映画ではないが、そういう次元の映画でもない。もうすでにカルトムービー。何らかの理由で封印されることがあったら伝説のカルト作品、幻のカルト映画と化してしまうこと必至なのでリアルタイムで観れたのでベストテンには入れざるを得ない。

10位 ポリス・ストーリー/REBORN
   
2017年 中国 109分 アクション ★★★★

愛娘を密かに守るためジャッキーチェンがサイボーグ軍団と対決。
特撮ヒーローモノの劇場作品のようなノリを感じた。そーゆー見方で観れはサイコーな一本。部下の美女は好みだ。

11位 未来のミライ
   
妹が生まれほったらかしにされた甘えん坊の四歳のクソガキの前に未来から女子校生になった妹が現れる細田守アニメ。
細田作品はあんましハマらないのだが、評判のさほど良くないコレは、なんか誰のために作ったの?と言いたくなるような個人映画でそれなのにメジャー作品で、そこがちよっとハマった。

12位 バーフバリ 伝説の誕生 王の凱旋
    
インドの架空の王国で大人気のバーフバリの二世代にわたる壮大な復讐と冒険と恋とダンスとチャンチャンバラバラ♪
なーんで二作同時期連続上映してくれないかなー。
あー続けて観たい。本当なら一位にしても良いのだが昨年の作品だし何回も観て麻痺しちゃってるのでこの順位に・・・。

13位 ブラック・パンサー
   
アフリカに知られざる最先端都市が存在していた。そこの王様はブラック・パンサーとして国を守るのだ。
バーフバリを観た後で観たらバーフバリと同じかそれに似たそれ以上の感動があった。悪役がいい。

14位 バッド・ジーニアス 危険な天才たち
   
超天才貧乏学生が金持ちバカ高校生とカンニングビジネスすることになるタイの学園サスペンス。
スタイリッシュな作りにごまかされている気がするが、でも9頭身ヒロインの身体にはゾクゾクしたぜ。
タイ映画は要注目か!?

15位 ジュラシック・ワールド 炎の王国
   
前作で大騒ぎになった島が噴火で危機。恐竜ブローカーに騙され恐竜の密売に協力してしまった主人公たちが右往左往。恐竜はガオーガオー。
観るつもりなかったが、観たら中盛り上がりの連続でB級低予算怪獣映画5本立てを観た気分になった。

16位 世界で一番ゴッホを描いた男
   
中国には複製画の工房が密集する街がある。ゴッホの複製画を生業とする男の夢は本物のゴッホの絵を見ること。それを追ったドキュメント。
ゴッホ展で本物のゴッホの絵を何度も観ている私はなんて幸せ者なんだろう!と感じさせてくれる映画だった。しかし、複製画がこんな風に描かれていてこんな風に売られているとは・・・。

17位 若おかみは小学生!
   
交通事故で両親を亡くし奇跡的に生き残った小学生のオッコがお祖母ちゃんの温泉旅館で女将として成長していくファンタジック児童文学。
もっかい観たら、テレビアニメ版も観れたら、もっと上位になったかも。アニメの動きの良さは流石。内容的には詰め込み過ぎと感じてしまった。

18位 恋は雨上がりのように
   
陸上選手の夢を断念した小松菜奈がファミレス店長大泉洋に恋してドタバタ。
ヒロイン以外はみんな可愛い・・・。
小松菜奈がもうちょこっと可愛かったらひょっとすると1位!!と絶賛狂喜乱舞してたかも。いや小松菜奈を観に行った映画だったんだけど・・・。ひいき目に観ても美少年・・・。空手チョップのTシャツはたまらん。

19位 スリー・ビルボード
   
レイプされ殺された娘の母親が犯人を挙げられない警察署長に対して怒りの広告看板を三枚立てたことにより巻き起こるアメリカ田舎町の騒動を描きアカデミー賞、賞レースで話題を呼んだ一本。
アメリカ的落語のような馬鹿者たちの辛辣な人情喜劇として楽しい。観た直後だったらもっと上位に挙げてたかも。

20位 家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。
   
安田顕が家に帰ると毎日毎日、妻の榮倉奈々が趣向凝らした死に方で死んだふりしている。実話エッセイの映画化。
結構好き。夫婦モノの映画としていいかも。

●2018年公開作以外●

1位 「霊幻道士」
   
1985年 香港 97分 ホラー/コメディ/アクション

キョンシーを操る道士様が邪悪凶暴と化したキョンシーと対決。でも出来の悪い弟子に翻弄され右往左往。
午前10時の映画祭で「雨に唄えば」を観ていたらジャンル映画がたくさん観たくなった。
ホラーとかクンフーとか。
こんなにいっぱい劇場があるのに同じ新作映画しか上映してなくて仕方なくレンタル屋さんへ。
ホラーとクンフーとコメディーとファンタジーをいっぺんに楽しめる本作が目に留まったので借りた。
劇場公開以来の鑑賞だと思うが、そのときなも面白いと思ったが、この完成度は異常だぞ。
もっともっと評価されていい大名作だと思う。2018年観た映画で一番かも。

2位 「ハードコア」
   
2016年 ロシア/アメリカ 96分 完全主観アクション

俺の嫁、俺の嫁、俺の嫁!!
主観映像で贈る近未来アクション。記憶を無くした主人公は人造人間にされたみたい。謎の美女「俺の嫁」が逃がしてくれたけど「俺の嫁」を救出するため悪の科学者と対決だ。
映画館では見逃したけど主観映像なのでテレビ画面の方がリアルスケールで合ってたかも。
主観映像だけで一本と言うワンアイデアを生かすため様々な工夫とアイデアが詰め込まれた傑作!!
あああ、それにしても、俺の嫁、俺の嫁、俺の嫁!!

3位 「ギフテッド」
   
2017年 アメリカ(FOX) 101分 ドラマ 

死んでしまった姉の子供を引き取り親娘のように慎ましく暮らしていたが娘が天才だと知れ祖母の魔の手が伸びる。
昨年の話題作だったが見逃していた。無理して観れたが天才少女役の女の子が超かわいくてたまらん!
ポスターデザインが良くないのが残念。

4位 「マイライフアアズアドッグ」
   
1985年 スウェーデン 102分 ドラマ/少年期 

ロケットに乗せられて死んだあの犬に比べれは僕の人生はマシだ。と星空を見上げ自分を慰める少年が田舎で奇妙な人々との暮らしの中で穏やかに心の傷をいやし成長していく。
マイベスト映画が午前10時の映画祭で上映されると知って待つこと八カ月。いやー、やっぱ好き。面白い。当時、スウェーデンと言うとフリーセックスの国と言う偏った知識しかなかったのだが、まー、でも、だからか少年ドラマなのに性にはおおらかな感じがして、そこもイイなー。寝たきり老人で飯もろくに食わないのに子供に婦人用コルセットの説明文を読んでもらい悦に至るところはサイコー。

5位 「つきせぬ想い」
   
1993年 香港 96分 ロマンス 

香港映画が勢いづいていた頃の難病ラブロマンス。僕らの元気なアニタ・ユンが、下町の太陽的カワイコちゃんユン・レンレンが、荒んだ心のジャズメンを元気にしてラブラブになったばかりなのに病気が再発。
公開当時からずっと気になりつつずっと観てなかった。難病モノのメロドラマと聞いていたのになんて豪快で元気なアニタ・ユン。と思っていたら後半は急に難病モノに。こんなアニタ・ユン見たくない。僕たちのユン・レンレンはこんなんじゃない。病気のばかーーー!! そんな切ないラブロマンスの名編。
25年も前の香港映画を18インチのテレビで観て今更感動。

●ワースト映画●

1位 ピースニッポン
   
 二時間近い日本紹介のコマーシャルなのかなー。役者やモデルやポップスの使い方など鼻につく。キライ!

2位 ダンシンング・ベートーベン
   
 WOW WOWの映画情報番組で熱く紹介していたのだが、要するにモダンバレエのメイキングなわけで、それを知らないと面白くないし、なによりもナビゲーターの女優が、どうやらバレエ団の演出家の娘だかなんだからしいのだが、インタビューとか馴れ馴れしいし鼻につく。まあ、歌舞伎のドキュメントを松たか子がナビゲートしているようなものなのかなー。とりあえずこの女優が嫌だった。後半、日本での取材には来てないし中途半端。

3位 ビブリア古書堂の事件手帖
   
 評判もそんなに良くなかったけど、なかなかトホホな出来上がり。車で逃げているのにスクーターに追い付かれて絶体絶命って・・・。夏帆のエピソードいる? そしていくら主人公を守るためとはいえ、この物語では絶対やっちゃ駄目なことしちゃってるし。 つまんない映画とまでは言わないけど。妹は可愛かった!!

4位 旅猫リポート
   
 猫をしゃべらせちゃー駄目。やっぱり私は高畑充希が得意じゃないみたい。題材的に途中から松竹らしいなーと感心はしたが・・・。

5位 3D彼女
   
 予告編見て男がオタックぽ過ぎる点とハロウィンダンスがどうだろうと思ったが、そこが飛びぬけて敗因。

6位 高崎グラフティ
   
 主演女優の挨拶があると知り魔が差して観に行ったのだが、映画はイマイチでした。予告編を先に作ってそのグランプリに本編を作らせる賞の第一回作品らしいが、もう二回目も作られているらしいけどその二作目もこのレベルだと三回目はないな。

7位 モアナ
   
 100年前のドキュメンタリーと言う言葉を生み出した映画史に残る作品らしいが、ただの素材を見せつけられてもねー。歴史的な映画を観たと言うことで意義はあると思うが。前夜祭として同監督の前作「極北のナヌーク」の方が興味深く楽しめた。

8位 プリンシパル
   
 悪くはないけど特に魅力もない。主人公の男のヘタクソさばかり目立つ。ヒロインは主役やるとなんだか目立たない・・・。

9位 アベンジャーズ インフィニティー・ウオー
   
 CGのラスボスに魅力を全然感じない。ただのオヤジだもん。一応完結編は観るけど。

10位 ボヘミアン・ラプソティ
   
 フレディ役の役者のクセが強いんじゃー。スターの伝記映画としてはあまりにも凡作。クイーンのことを教えてくれたのは良いけど、本物のライブエイドとかライブ映像を見ちゃうと色褪せる。2018年の映画ベストワンの呼び声が高い大ヒット作なのであえて、そーかー?と思いつつワーストに。普通には面白い。フレディが猫好きと言うのが一番面白かった。