え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

アリス・イン・ワンダーランド(I-MAX 3D 日本語吹き替え版)

2010年05月24日 | ファンタジー
2010年 アメリカ 109分 3D/ファンタジー/ディズニー
監督/ティム・バートン
出演/ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、
    アン・ハサウェイ、クリスピン・グローヴァー、マット・ルーカス
(99点)I-MAX 3Dならアトラクシヨンとして楽しめる

アリス19才。あの不思議の国のことはただの夢だと思っていたけど、もう一度行ってしまい今度は女戦士として怪獣と闘う羽目に。うさぎとデブ双子に導かれ、猫の首にニヤニヤされ、芋虫に煙に巻かれつつ、頭でっかちの女王を出し抜いてジョニー・ディップを救うのだ!

19才のアリスが小っちゃくなったり大っきくなったり、そのたびにスッポンポンになるけどディズニーのファミリー向け映画だからセクシーショットはゼロ。ディ、ディズニーめ~っ!エンドロールのときにキノコがムクムクと大きくなり花びらが開いていくのを見ると、絶対そーいう映画なのに~~っ!!でもクライマックスの甲冑姿は身体のラインが出て、ちょっと良かった♪
心配していたジョニー・ディップの悪目立ちもなく、普通に楽しめる1本だった。
「アバター」以降「カールじいさん」「タイタンの戦い」と3D作品を観たけれど、どうもI-MAXは別格のようだ。今回は映像に集中できるように吹き替え版を観た。ティム・バートンにしてはアクが少なくファンには物足りないみたいだがアトラクションムービーとして見ればイイ感じ。I-MAX 3Dでなければ楽しめない映画かもしれない。
I-MAX3Dなら2,200円払っても観る価値ありの一本!

アリス・イン・ワンダーランド

(2010年5月109シネマI-MAX 3D 特別前売り2,000円にて鑑賞)

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ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲

2010年05月22日 | アクション
2010年 日本 106分 東映 アクション/ヒーローもの/コメディ
監督/三池崇史 脚本/宮藤官九郎 主題歌/ゼブラクイーン
出演/哀川翔、仲里依紗、永野芽郁、阿部力、井上正大、田中直樹
(67点) 仲里依紗と永野芽郁、二人の美女を観るためだけの映画だった

哀川翔兄いがゼブラーマンとなりエリアンをやっつけてから15年。
東京はゼブラシティと言う政府に完全管理された街に生まれ変わっていた。記憶を無くしたまま目覚めた翔兄いは訳の分からぬままゼブラシティの象徴として人気のアイドル、ゼブラクイーンと対決することになる。見た目は子供、中身は大人の美少女の力を借りて翔兄いは再びゼブラーマンに変身するが真っ白気。真っ黒なゼブラクイーン仲里依紗と合体してエイリアンにゼブラビーム!


仲里依紗のボンデージ姿を楽しむだけの映画。
え?もう終わり?というぐらい、あっという間に終わってしまった。時間を感じさせなかったとは言え面白さもそんなに感じなかった。仲里依紗の他にもう一人ヒロインがいて小学生の女の子なのだが、メチャクチャ完成された顔立ちで美しかった。永野芽郁という子役らしいが、重要な役割のわりに地味な扱いだが彼女に夢中になった。正直、哀川翔は主役なのに友情出演程度の印象しか残らなかった。
仲里依紗と哀川翔の合体シーンを描けなかった時点でバカ映画にも成り切れず、そこそこ楽しいが無理に作らなくても良かった映画になってしまった。なんだかなー。

ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲

(2010年5月ピカデリー会員デー1,000円にて鑑賞)

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ビッグ・バグズ・パニック

2010年05月13日 | SF
2009年 アメリカ 91分 SF/コメディー/怪物
監督、脚本/カイル・ランキン
出演/ クリス・マークエット, ブルック・ネヴィン, レイ・ワイズ
(75点) 意外と拾い物の巨大昆虫パニックコメディ

さえない青年クーパー、社長に呼ばれクビの宣告を受ける。その瞬間、奇妙な音が鳴り響き気絶してしまう。目覚めるとそこは会社のオフィス、ホイップクリーム状の繭の中。いつの間にか世界は巨大昆虫によって支配され人類はエサとして捕獲されていた。クーパーは他の繭から人を目覚めさせ、徒党を組んでとりあえず家へと向かう。社長の娘に恋したり、お天気おねーさんに誘惑されたりしつつ虫と戦うクーパーと人類の運命や如何に!

巨大昆虫が大暴れという昔懐かしいSFパニックのノリが楽しい。意外と昆虫の設定がキチンとしていてこのての映画好きにはニンマリとさせられる。何故こうなったのかとかの説明はなく原因は考えていないのではないかと推測する。映画自体は馬鹿映画で頭の悪い人たちしか出てこない。しかしそれも、わざとやっているのでそれなりに楽しく見れる。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」のゾンビを巨大昆虫に変えた感じ。
マニア向けだが軽いノリなので暇つぶしには最適かも。

大阪通天閣の映画館でB級パニック映画三本立てで観てメインの「2012」よりもよっぽど面白かった。レンタル店ではチープな未公開SF作のような感じで案外置いてあったりする。

(2010年3月 大阪 新世界国際にて3本立て1,000円にて鑑賞)
同時上映「2012」「30デイズ・ナイト」

ビッグ・バグズ・パニック

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30デイズ・ナイト

2010年05月13日 | ホラー
2007年 アメリカ 113分 シネマスコープ アクション/ホラー/R-15
(日本公開2009年8月22日)
監督:デビッド・スレイド 原作:スティーブ・ナイルズ 製作:サム・ライミ 
出演:ジョシュ・ハートネット メリッサ・ジョージ ダニー・ヒューストン
(65点) 極限状態でバンパイア軍団と対決のB級ホラー

アラスカにある30日間夜が支配する町にバンパイア軍団がやって来る。奴らにとっては太陽を恐れる必要もなく逃げ場のない人間共を狩るのには絶好の場所。人間たちは何が起こっているのかも分からず次々と血祭りに挙げられていく。イケメン警察官と出て行きそこなった美人妻が仲間たちと逃げ隠れしながら30日間を過ごす。果たして生き残れるのか!?

吸血鬼軍団を相手に町ぐるみで大かくれんぼ大会。3本立て映画の一本としてほとんど何も知らずに見たらシネマスコープで大作風で意外と面白かったのだが吸血鬼たちのキャラ立ちがイマイチで残念。パンク野郎なのかハードボイルド風なのかよくわかんない。魅力薄。30日間の設定も長すぎるし時間の経ち方も適当で緊張感なし。ラストはそれなりに格好良かったが、イマイチ感動に繋がらない。作り方によれば物凄く面白くなるのに残念。
でも「2012」「ビッグ・バグズ・パニック」というパニック映画大会でオマケとして観たら意外とコレが一番面白く感じたりした。

(2010年3月 大阪 新世界国際にて3本立て1,000円にて鑑賞)
同時上映「2012」「ビッグ・バグズ・パニック」

30デイズ・ナイト

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