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え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

シャドウ・イン・クラウド

2023年05月16日 | ホラー
2021年 ニュージーランド・アメリカ合作 83分 アクション/ホラー/B級
監督/ロザンヌ・リャン
出演/クロエ・グレース・モレッツ

(68点) 大戦中クロエモレッツが乗り込んだ飛行機を零戦とグレムリンが襲うB級映画

第二次世界大戦中、重要機密と共にクロエ・モレッツは野郎共ばかりの飛行機に乗り込む。
女だ女だといろめき立つので女のクロエ・モレッツだけ隔離状態での飛行。隔離された状態で音声だけはセクハラ発言が飛び交う中、クロエ・モレッツは外にグレムリンが飛行機を壊しているのを発見。ついでにゼロ戦も発見。
報告するが、どちらも信じてもらえない。
しかし両方共もが襲ってくるのでパニック。
そして明らかになるクロエ・モレッツの「なんじゃソリャ?!」と言う真実。
ゼロ戦とグレムリンによって殺されていく野郎どもの中、最終的にグレムリンとクロエ・モレッツとのドツキ合い。
おかーちゃーーん!!


 

映画公開中の情報サイトでグレムリンと対峙するクロエ・モレッツの写真に悶絶するも観損ねてしまう。
TSUTAYAで発見したが借り損ねたまま会員の有効期限が切れ、行きやすいゲオに通うようになったがゲオにはこれが置いてなかった。
どおしてもコレが観たくてTSUTAYAに八カ月ぶりに行き会員登録をし直しての鑑賞。
別の意味で「なんじゃコリャ!?」と言う映画だった。
冒頭にギャグアニメで空軍とグレムリンの関係を示すものがあったけど、なんでグレムレンが出てきて襲ってくるのかは良く分からない。
前半はとくに舞台劇なの?と思ってしまうようなクロエ・モレッツしか映ってない密室劇だし、B級バカ映画と思って観たけど思ったB級バカ映画とはだいぶ違った。
監督が女性だからなのか、いやいやそれだけでは納得できない「なんじゃコリャ感」。
おかーちゃーーーん!!


(2023年5月15日TSUTAYA新作五本1100円レンタルにて鑑賞)
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悪魔のいけにえ2

2022年09月06日 | ホラー
1986年 アメリカ 95分 ホラー
監督/トビー・フーパー 脚本/L・M・キット・カーソン
出演/デニス・ホッパー、キャロライン・ウィリアムズ、ビル・ジョンソン

(69点) 本家監督による13年目の続編。立派なクソ映画

あの事件から13年、被害者の父デニスホッパーは未解決の事件を追っていた。
そんなとき頭のおかしいテキサスの若者二人がFM局の電リク中にもっと頭のおかしいチェーンソー殺人鬼兄弟にハイウェーイで殺された。
そしてテープの隠滅を図り殺人兄弟はFM局を襲う。女DJは電ノコ殺人鬼を結果色仕掛けで難を逃れるが、ノコノコ殺人鬼の居場所を突き止めるべくテーマパークの跡地みたいな所まで尾行した挙句まんまと捕まりワーキャー。
頭のおかしいデニスホッパーも来たり来なかったりしつつ、女DJワーキャー。
そしてワーーキャーーーーッ!!


行きつけのTSUTAYA閉店の最後に借りた一本。一作目は名作なので観れる機会は多いが二作目はアレなため案外観れないかもと借りた。
劇場公開時以来の再見だったと思う。評判の悪い本作だったが私は結構迫力あって面白かったと記憶していたが、どうもその記憶は結構間違っていたみたい。私の記憶ではデニスホッパーがハイウエイで電ノコ殺人鬼と走行する車やトラックで電ノコバトルする映画だったと思っていたのだが、そんなシーンなかった。
出来損ないでご都合主義のええ加減なクソ映画だったが、なかなかどおして立派なクソなので我慢して観れば、臭くてデカイ糞だったなーと言う感動は得られたり・・・。
「悪魔のいけにえ2」と言うより「ファンハウス 惨劇の館2」と言った趣も感じられた。


(2022年8月TSUTAYA名駅店閉店前に5本1100円レンタルにて鑑賞)
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SAW ソウ

2022年09月02日 | ホラー
2004年 アメリカ/オーストラリア 103分 サスペンス/スリラー
監督/ジェームズ・ワン 脚本/リー・ワネル
出演/リー・ワネル、 ケアリー・エルウィズ、ダニー・グローヴァー、モニカ・ポッター

(80点) 今さらほぼ何も知らずに観たらまんまと面白かった。

目覚めたら密室。見知らぬ男が二人。足は鎖でつながれている。そしてその部屋の真ん中に死体がドーン。
困惑しつつ犯人の指示に従うしかないのか?六時までに相手を殺せ!なんで?どうやって?
犯人は部屋を監視している。連続異常犯罪者ジグソウに翻弄され次々と血祭りにあげられていく過去の被害者と現在進行中の被害者と関係者たち。


趣向を凝らして観客を殺人ショーに叩き込む人気シリーズとなるホラー映画の一作目らしい。
タイトルは知ってたけど安っぽいホラーだと思って観てこなかった。そしたら「死霊館」とか「アクアマン」「ワイルド・スピード」などのヒットメーカーのジェームズ・ワンのデビュー作と知り、最近観た「マグリナント」も面白かったので今更だが観てみた。
何んとなく雰囲気は察していたけど内容はほぼ知らずに観て、オープニングで捕まれ、ラストまんまとビックリさせられ、すげー面白かった。
結局は良く分かんないんだけど観客の裏をかき翻弄して楽しませる低予算ホラーとしてまんまと騙されて満足!!


(2022年9月TSUTAYA110円にてレンタル鑑賞)
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肉の蝋人形

2022年08月30日 | ホラー
アメリカ 88分 カラー 1953年 ホラー
原題「House of Wax」
原作:チャールズ・ベルデン
監督:アンドレ・ド・トス
主演:ヴィンセント・プライス、フィリス・カーク

(80点) 古典ホラーとして興味深く楽しめる


燃やされた蠟人形の復讐に燃える怒れた(イカレタ)教授がモデルとなる人間をそのまま蝋人形に。そして自身最高傑作だったマリーアントワネットのモデルとなる美女を見つけ蠟人形にするべく襲い掛かる。

公開当時は3Dだったとかで随所にその演出が見てとれる。カンカン踊りは3Dで見たかったなと思ったり。
コロナの影響だけではないが映画館に行かなくなり、代わりにアマゾンとかでDVDやブルーレイを買ったりしてコスミック出版から出ている10枚1800円の廉価DVDを何セットか買ってその中の一本として見た。レンタルより安く見れて通で希少な逸品も見れる廉価セット。この作品に関しては画質はまあまあ。特別文句はない。映画は名作としてタイトルは知っていた。なかなか無茶な話だったがそれなりに興味深く楽しめた。ヒロインは綺麗。




(2022年8月十枚組セル1800円にて鑑賞)
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ドクター・スリープ

2020年04月29日 | ホラー
2019年製作/152分/PG12/アメリカ(ワーナー) ホラー活劇
監督/マイク・フラナガン
出演/ユアン・マクレガー 、カイリー・カラン、レベッカ・ファーガソン

(80点) シャイニングの続編かと思いきやバンパイアホラーの快作だった。

40年前雪山のホテルの怨霊に取り憑かれたジャックニコルソンに殺されかけたダニー少年ももう中年。霊能力を隠しつつアル中になりつつその日暮らしの生活を送っていたが世間では霊能力者のエネルギーを吸って生きるバンパイア的な集団による少年少女誘拐殺人が繰り広げられていた。超強力な霊能力を持つ黒人少女がバンパイア集団の悪行を知り魂の通じ合ったダニー中年にコンタクト。ダニー中年は仕方なく対決するはめに。凶悪な相手を出し抜くためにあのホテルで最終決戦だ!!

今頃シャイニングの続編?と思ったが評判が良かったので気になりつつ観損ねていた。レンタル解禁で鑑賞。
え?こんなノリの映画なの?とビックリ。
エイリアンの続編かエイリアン2だったときの衝撃と近い。サイコホラーの続編がバンパイアホラーとは!!
2時間半ある映画だがB級映画テイストで軽く見せる娯楽映画だった。キャスティングが良くて普通に面白い。
でも特典映像でメイキングとか見たらアル中依存症克服を描いた作品と知りいろいろ面白い。


(2020年4月DVDレンタル新作5本1100円にて鑑賞)
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サスペリア

2019年02月02日 | ホラー
2018年 イタリア/アメリカ 152分 ホラー/サスペンス/R15+
監督/ルカ・グァダニーノ  脚本/デヴィッド・カイガニック
出演/ダコタ・ジョンソン、ティルダ・スウィントン、ミア・ゴス
    エレナ・フォキーナ、クロエ・グレース・モレッツ
    ジェシカ・ハーパー

(69点) 何も知らずに見たら困惑必至!!ゲテモノホラーのリメイクが社会派ミステリー大作に。

1977年、ベルリン。世界的舞踊団“マルコス・ダンス・カンパニー”のオーディションを受けるためにアメリカからやって来たスージーは、カリスマ振付師マダム・ブランの目に留まり、晴れて入団。あれよあれよ次のダンス公演の主役に上り詰める。しかしその頃、バレエ団では少女たちが謎の失踪をとげてたり、外ではベルリンの壁崩壊直前の政治不安からテロや内紛が起こったりしてた。心配する爺ちゃんが調査に訪れるが・・・。

いつものように映画の内容を極力入れずに観に行ったのが悪かった。
何を見せられているんだろう・・・。と終始困惑。
サスペリアのリメイクと思って観に行ったのだが、ホラーなのに2時間半!!芸術的ゲイ映画「君の名前で僕を呼んで」の監督作!?と言う所で気付くべきだった。
サスペリアだけどサスペリアじゃない。これこそホラーなのかもしれないけどもこんなんホラーじゃない。
後から町山智弘の解説とか聞いたら納得できたが、そもそも時代背景が分からず戦時中なのか戦後なのかも理解出来てなくて、この時代にこのダンスとかって合ってるの?と終始困惑、ついていけなかった。
オリジナルのサスペリアも割と最近になってちゃんと観たのだがストーリーは無いに等しくバレエ学校を舞台に美少女が次々に血祭りにあげられていくだけを映像と音で強引に引っ張っていくアヴァンギャルドなホラーだったのだが、リメイクではオリジナルで描かれなかったストーリーとダンスシーンを描いたらこーなっちゃったみたい。
オリジナル版のアルジェント監督は全然違うと激怒しているみたい。
解説を聞いたらもう一度観たい気分にはなったけど2時間半を耐える気力が・・・。
宣伝文句として「決して一人では観ないでください」と言ってるけど、デートムービーではないので気を付けろ!


(2019年2月1日ミッドランド プレミアムシート代込み2100円にて鑑賞)
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来る

2019年01月26日 | ホラー
2018年 日本(東宝) 134分 ホラー
監督/中島哲也
原作/澤村伊智『ぼぎわんが、来る』(角川ホラー文庫刊)
出演/岡田准一、小松菜奈、妻夫木聡、黒木華、青木崇高
    松たか子、柴田理恵、太賀、伊集院光、石田えり

(95点)馬鹿馬鹿しいぐらいの恐怖がやって来る来るホラーエンターテイメント

妻夫木聡を襲う「何か」。
来る来る来る。
霊感の強いキャバ嬢小松菜奈ではなんともならん。おねーちゃん松たか子の出番だけど忙しい。
とか何とか言ってるうちに「何か」は来て、いろんな人が連れてかれる。
そして少女はオムライスの夢を見る。


中島哲也監督作品はあまり好みではないので観るつもりはなかった。評判もそんなに良くないし、でも中には高評価の人もいて、2018年ベステンに入れる人もチラホラ。ちょっと気になりだしたのでとりあえず観ることに。
めちゃめちゃ面白い。
ホラーだが、こんなホラー観たことない。
役者があまり今までに演じたことのない役柄を好演していて良かった。
あれ?これって小松菜奈?しまったせっかくの下着姿をぼんやり見てしまった。
大評判の柴田理恵は思ったのと違った。松たか子はイイ。
賛否両論らしいが、私は賛!!


(2019年1月26日ミッドランドにてポイント鑑賞)
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。

2017年12月07日 | ホラー
2017年 アメリカ(ワーナー) 135分 ホラー/少年時代
監督/アンディ・ムスキエティ
原作/スティーヴン・キング
出演/ジェイデン・リーバハー、ソフィア・リリス、
    ビル・スカルスガルド、ジェレミー・レイ・テイラー

(90点) 地獄のピエロが子供たちを襲いスタンドバイミー!そんなキングホラー。

アメリカの田舎町で子供たちが次々と謎の失踪。
それは地獄のピエロによるもので子供たち一人一人オーダーメイドの恐怖を提供し地獄へ送るのだ。
子供たちは日々、現実のいじめ問題や差別問題、親からの虐待に怯えつつ、さらにピエロからも襲われるのだ。いじめられっ子同士集まって、なんとかするぞー!とするが一人一人また血祭りに・・・。


えー!こんな難しい映画がヒットしちゃってるの?
と、特に前半観ながら思ってしまった。
アメリカの文化とか当時の社会状況、歴史、学園カーストなど予備知識が普通にわかってないと理解できないんじゃないかと感じた。
ま、私もわからないまま、それなりに少年ドラマ的ホラーとして観進めて、理解しきってないなりに楽しんだり感動しちゃったりはしたんだが、アメリカ本国でのヒットはともかく日本でもヒットしちゃってるのは凄いと言うか、ちゃんとそれでも解らないなりにも面白いと受け入れられているのかなーと感じずにはいられない。
しかしー、
ホラーキャラがいつでもどこでもどんなときでも襲ってこれる設定は逃げ場がなさすぎる。観ている方もキツイよ。しかも、ホラーでない現実の恐怖、いじめっ子とか児童虐待、依存症などなど嫌な怖さてんこ盛り。その割に少年冒険劇的なさわやかさもあるのだが、二時間越えでしかも、まだ続きがある?
も、もうお腹いっぱい・・・。

(2017年12月1日ミッドランド1にて映画の日1100円)
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九十九本目の生娘

2017年11月05日 | ホラー
1959年 日本(新東宝) 83分 ホラー/白黒
監督/曲谷守平 製作/大藏貢
出演/菅原文太、三原葉子、松浦浪路、五月藤江

(90点) 処女の血で刀打つ奇祭をめぐる新東宝伝説のエログロ映画

日本のチベットと呼ばれる岩手県の山村ではおとろしい儀式がいまだに行われていた。
それは10年に一度、処女の血で刀をこしらえ神社に奉納し、99本揃えると村は未来永劫安泰と言うもので、今年はまさにその99回目の祭りである。
しかしオババが誘拐してきた都会の女は処女じゃなかった。
こおなりゃオババの娘を血祭じゃ!
それは堪忍と、オババは人里に降りて警察署長の娘をかっさらうことに。
恋人の菅原文太たちはオババを追い、その真相を知ることになるのだ。


伝説のエログロ映画が上映されると言うので交通費2万かけて東京へ。
渋谷シネマヴェーラは初めて行ったので二時間迷ってようやくたどり着いた。何回か行ったことのあるライブハウスの近くだった。名前だけ知っているユーロスペースの四階なのね。
新東宝特集の最終日で祝日だったのでほぼ満員。
映画は意外とちゃんとした作りで、でもオババが面白くてわざわざ観に来た甲斐はあった。
残念ながらポスターやスチールにあった美女水車くくりつグルングルンなシーンはなかった。
でもまー面白かった。


(2017年11月3日渋谷シネマヴェーラにて1100円)
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死霊館 エンフィールド事件

2017年07月21日 | ホラー
2016 アメリカ(ワーナー) 134分 ホラー
監督/ジェームズ・ワン
出演/ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン
    フランシス・オコナー、マディソン・ウルフ

(85点) 前作は未見だが良作実話ホラー

『悪魔の棲む家』のアミティヴィル事件で有名になった心霊研究家ウォーレン夫妻だったが、マスコミからは叩かれまいっていた。
そんなときイギリスから心霊調査に行ってくれと言われ、しぶしぶ行くが、いやこれがアータ前回にも増してとんでもない事件で、オッサンの霊が暴れてるのかと思いきや背後にはもっと恐ろしいものが・・・。
そんな恐ろしいものが小学生の女の子に取り憑いちゃって、しかも家は貧乏だし、学校からはのけ者にされるし、心霊夫妻はいやいやだけどしゃーないと事件に立ち向かうのだ。
霊現象が見えたって怖いものは怖い。


よりによってこんな映画を深夜丑三つ時に観るかねー。もう、怖い怖い。
ウチの霊だか何だかわからないが冷気が足元からまとわりつかれながらの鑑賞。
恐いながらも面白かった。
エクソシストものだったのね。
タイトルがなんかイイ。「エンフィールド事件」このタイトルが気になって前作も観てないのに観てしまったのだ。
前作も評判が良く、DVDは借りたが出だしにハマらず結局見ずに返却してしまったが、前作も観たくなった。
今作で良かったのはやはり悪魔に取り憑かれた少女が可愛いところ。
ホラーはヒロインが魅力的でなくっちゃ。


(2017年7月TUTAYA準新作108円キャンペーンにてレンタル鑑賞)
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クロユリ団地

2016年09月20日 | ホラー
2013年 日本(松竹) 106分 ホラー/サスペンス
監督/中田秀夫
企画/秋元康
出演/前田敦子、成宮寛貴、勝村政信、西田尚美
    佐藤瑠生亮、佐藤めぐみ、田中奏生、手塚理美

(45点) いわくつきの古い団地であそぼ。

古臭い団地に越してきた我らが前田敦子一家、なんか隣が怪しい。
どうやらその団地はいわくつきらしい。
それでも弟と同じ年くらいのガキンチョと仲良くなったりして新生活はスタートしたが、隣の住人は死んじゃうし、なんかいきなり独りぼっち。
そんなときに成宮寛貴。
助けて、成宮寛貴!
しかし本当に助けて欲しいのは成宮寛貴の方だった。
そして前田敦子は薄ら笑み。


「劇場霊」をDVDで観てブログに書いたら「クロユリ団地」の方がマシだよと聞いたので観てみた。
思ったより地味。
ギリギリ観れるが、やっぱ中田秀夫ってヘタなんだなと思った。とくに幽霊が生き生きしているのだ。逆に生者が死んだような顔してる。それはある意味確信犯なのか、そーなっちゃってるのか。
しかしまー成宮君が可愛そうと言うか主役の一人なのになんでそんな設定でヒロインの相手役になってしまったのか、よーわからん。悲惨だ。
前田敦子も不細工に撮られすぎ。
面白い所もあるけど、そもそもなんでこの古い団地に越してきたのかわからん。
ラスボスも強いわりに怖さがなさすぎだし。
しかし、まー、シネコンとかレンタルDVDとか自分で選んで見たいものばかり観てしまう映画鑑賞形態になって、基本面白い映画ばかり観ているので、こーいうものを観るのも重要だと思う。
50円だし。有り有り。


(2016年9月DVD50円レンタルにて鑑賞)
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オペラ座/血の喝采

2016年08月16日 | ホラー
1987年 イタリア 95分(劇場公開版)107分(完全版)ホラー/サスペンス
監督・脚本/ダリオ・アルジェント
出演/クリスティナ・マルシラック、イアン・チャールソン、ウルバノ・バルベリーニ

(75点) 所詮ホラーなんてこの程度、と言うことを知らしめる傑作!

カラスが見守る中、有名ホラー監督演出によるオペラ「マクベス」の練習が繰り広げられていた。
不幸を招くと言われてる「マクベス」。早速主演歌手が交通事故で降板。
代役に抜擢された新人の初舞台は殺人事件が起こったものの、殺人事件が起こったのに一応成功。
そして新人歌手の目の前で次々起こる猟奇殺人。
縛られ目がつむれないように下マブタに針まつげを付けられ殺人ショーを見せられるのだ。
マスクをかぶった殺人鬼は誰か!?
どーでもいい意外な真犯人と真相が明らかになりつつ殺人殺人。


ホラーの貴公子、サスペリアのダリオ・アルジェントの最高傑作とパッケージには書かれていたし、信頼のTSUTAYA発掘良品だし、キャンペーンで80円レンタルだったので借りて観た。
いや、なかなか。
アルジェントでなければクソみたいな映画だが、アルジェントだから、ホラーなんて所詮この程度、と言うことを知らしめる、ある意味傑作に仕上がってる。
突っ込みどころ満載!破たんしまくりの脚本!!
だからなんだ!?これがホラーだ、アルジェントのホラーなんだ!!!
巨匠の軽やかさを感じさせるそれなりの逸品。


(2016年8月14日シンゴジ観に行く前に朝っぱらからサラリと鑑賞。TSUTAYA80円)
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貞子vs伽椰子

2016年07月09日 | ホラー
2016年 日本(KADOKAWA) 99分 ホラー
監督・脚本/白石晃士
主題歌/聖飢魔II『呪いのシャ・ナ・ナ・ナ』
出演/山本美月、玉城ティナ、佐津川愛美、甲本雅裕
    安藤政信、菊地麻衣、七海エリー、遠藤留奈

(100点!!) あー、もー、100点、100点!カドカワ40周年オメデトウ!!100点、100点!!

Jホラーの2大キャラ「リング」の貞子と「呪怨」の伽椰子が夢の対決を果たす企画ものホラー。
今さら発見された呪いのビデオを見てしまった女子大生が貞子マニアの教授の助けを借りるが、結局あーなっちゃって、それと同時に呪いの館では密かに惨劇が起こり隣の家に引っ越してきた女子高生がこーなりそーになっていた。
いろいろあって異端の霊媒師安藤政信は二つの怨霊をぶっつけて、どーにかなっちゃえと計画。
そんでもって最終的に山本美月と玉城ティナが、ワー!キャー!!


貞子パートや伽椰子パートはそれなりに怖いけど、二ついっぺんに出てくると、もう大爆笑。
しかし・・・あんな終わり方あるかーっ!!いや、あんな終わり方しかないんだろうけど。
上映終了後の客席のザワザワ感がたまらない。
もともと無茶な企画ものホラーなので仕方ないが、つじつまが合ってなかったり、展開の雑さは否めない。
機械音痴のはずの友人が簡単に画像をネットにアップしたり、女子高生が一人で真夜中に呪いの家に入っちゃうのはどうかと思う。
また、甲本雅裕演ずる貞子に恋い焦がれる大学教授がちょっと面白そうだったのに志半ばであーなっちゃって、せっかくならもう少し活躍して伽椰子の恐怖にもエクスタシーを感じつつ、待望の貞子と出会い、伽椰子と取り合いになり八つ裂きにされて昇天!!なんつう展開も観たかったような・・・。
でも、まー、ラストのワーキャーワーキャー騒ぎでもうどうでもいっかー。
しかもエンディングでデーモン小暮閣下にろうろうと歌われた日にゃあ、もう100点!100点!!
こんなもんがカドカワの40周年記念作品って!
嗚呼もう100点!100点!!おめでとうおめでとう100点!100点!!


(2016年7月8日109シネマスクリーン1にてポイント鑑賞)
  高校生男子グループや女子大生OLらしき客で平日夜7時の回は7割の入り。
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ゾンビコップ

2016年06月12日 | ホラー
1988年 アメリカ 86分 コメディ/刑事アクション/ホラー
監督/マーク・ゴールドブラット
出演/トリート・ウィリアムズ、ジョー・ピスコポ
    リンゼイ・フロスト、ヴィンセント・プライス

(76点) 80年代の安物娯楽映画としてはオススメのゾンビ刑事コメディ

白昼、宝石泥棒が店を占拠。駆け付けた警官が犯人を銃で撃つがへっちゃら。
なんとか殺して検視してもらうと以前死体として運ばれた二人と判明。
どーいうこっちゃと危ない刑事二人組が怪しい研究施設に捜査しにいくと、そこで怪物に襲われ、一人が殉職。しかしそこにあった粗製装置で復活。
なるほどゾンビ強盗の真相はこれかと、さらに真実を追っていくが、ゾンビとして生きていけるのも12時間限り、怪しい会社の美人広報とともに事件を追っていくと生き返った鶏肉や、豚肉、牛肉に襲われつつ、ついにラスボスにたどり着くが・・・。


意外と評価が高いのでずっと気になっていた一本。
TSUTAYAの発掘良品としてレンタルされていたものが旧作108円で借りられるようになったので観た。
役者の安っぽさに苦笑したが、低予算なCきゅう映画としてはそれなりに金がかかっていて、なるほど面白い。
マニア受けもするかもしれないが一般大衆娯楽として気軽に観てオッケーな娯楽映画の快作かも。
80年代に流行っていたエリートとマッチョの刑事コンビものに特殊メイクによるゾンビ映画を合わせた痛快娯楽C級映画。
怪奇役者の大御所ヴィンセント・プライスの出演におお!となるが、それ以外の役者の安っぽさと言ったら・・・。とくにヒロインの童顔なのに大人な感じのバランスの悪さ。それも味だが。


(2016年6月12日TSUTAYAにてレンタル鑑賞108円)
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劇場霊

2016年06月06日 | ホラー
2015年 日本(松竹) 99分 ホラー
監督/中田秀夫
出演/島崎遥香、足立梨花、高田里穂、小久保寿人

(66点) いや、劇場霊ではないよね。

売れない若手女優の島崎遥香が高田里穂のバーター的に話題の舞台に立つ。
しかし稽古中、小道具の人形がらみで怪奇現象が・・・。
主演の高田里穂があーなって島崎遥香が主演に抜擢、でも演出家の夜のお誘いを断ったので降板。仲良しのフリしてた足立梨花を主役にゲネプロまでこぎつけるが・・・。
人形が人形がちょーだい、ちょーだい。
島崎遥香は、やるもんか、やるもんかと右往左往。
そう、その人形には「あ、そ」的な事実があったのだったーーー!!!!


いや、これ劇場霊じゃなくて人形霊でしょう。
「劇場霊」がシリーズ化されたのならパート4とかパート6辺りでこんな話もありだが、これ一本でこれを劇場霊と呼ぶには納得いかねー。
まー、これを人形霊として観た場合でも無難な低予算メジャーホラーどまり。
でも所詮アイドルホラー映画なので、こんなものか。
アイドルホラーとしては十分。
オムニバスホラーの一遍だったら名作扱いできるかも。


(2016年5月TSUTAYAにて新作5本1080円にてレンタル鑑賞)
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