え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

2015年観た映画ベストテン

2015年12月31日 | その他、雑記など
2015年観た映画ベストテン


今年は特に秋から冬にかけてあまりにも映画を観てなくて見逃した映画の多いこと。また、せっかく観たのに寝ちゃった映画も多い。基本的に今年公開作のベストテンだが昨年の映画や往年の名画なんかも入っちゃってる。1位が三作品となったが強引に順位をつけると並び順になる。

1位 スター・ウォーズ フォースの覚醒
      
 全然期待してなかった分面白さ倍増。ヒロインがいい♪
1位 鳥の道を超えて
      
 昨年の映画だがキネ旬の文化部門1位は伊達じゃない。正直早朝のテレビドキュメントみたいで映画じゃないけど面白い面白い。知的好奇心を刺激する。もう一回観たいなー。
1位 アゲイン 28年目の甲子園
      
 波留!もう波留の美しさに尽きるのだが、物語も面白い。和製「フィールドオブドリームス」。全然話題になってないしヒットも評価もされてない。大衆受けする映画だと思うんだけど…。
4位 はじまりのうた
      
 4~5年前までインディーズやマイナーな女性シンガーのライブにハマっていたので、この映画はたまらん。いや、たまらん。
5位 トゥモローランド
      
 準ヒロインのアテナちゃんの可愛いことと言ったら!もうそれだけの映画!!
6位 海街diary
      
 美人女優と鎌倉の風景を愛でる映画。綾瀬はるかの服を着てるのにわかるデカパイに愛を感じた。パンフの紙質のしょぼさだけが許せない。
7位 鬼灯さん家のアネキ
      
 旧作なのでこの順位だが下手すると1位かも。でも主人公の男が不細工すぎるか。
8位 6才のボクが、大人になるまで。
      
 もう二度と作ることの出来ない珍品中の珍品にして普通の大衆映画。
9位 チャッピー
      
 好みではないんだが凄い映画だと思う。
10位 エデンの東
      
 初ディーン。いやこんな凄い映画とは思わなかった。善と悪とは何か。


ここからは今年観て印象に残った映画、順不同で紹介。

バクマン。
   
 冒頭にタイトルを入れて欲しかった。あとやっぱり逆だよ。でも面白くはあった。
GAMBA ガンバと仲間たち
   
 ひょっとすると拾い物の一本と言えるかも。
小さな恋のメロディ
   
 映画館ではつまんなかったのにテレビで見直したらスゲー面白い。
アベンジャーズ エイジオブウルトロン
   
 脇役で数分しか登場しない韓国女優の博士が美人美人♪
岸辺の旅
   
 死者と生者がないまぜ状態の現代の銀河鉄道の夜。
エターナル・サンシャイン
   
 旧作レンタルDVDで店長のオススメとして観たのだが脳内サバイバルムービーとして「インサイドヘッド」より先行している。
インサイド・ヘッド
   
 観たときは面白かったと記憶してるが、今はもうそんなに印象に残ってない。ピクサー。
バケモノの子
   
 ジャッキー・チェンの初期カンフー作品のオマージュとして。
ルック・オブ・サイレンス
   
 インドネシアの大虐殺のドキュメント。続編とは知らず観た。前作はまだ観てない。
シンデレラ
   
 女性向けの感じがしてエロ気が足りないのが残念だが豪華で見応えあり。
シンデレラ
   
 実写版が面白かったのでアニメ版も観る。あのオチには参った!!
ビリギャル
   
 メジャー資本による名古屋映画!
ザ・レイド GOKUDO
   
 前作の完成度には及ばないがやりたい放題のアクション映画として見事。2014公開作。
テロ・ライブ
   
 韓国のラジオ番組にテロ予告。落ちぶれキャスターが出世をかけてライブ中継。小品ながらなかなかの映画。
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
   
 娘役の女優の大きな瞳が美しい!!
娚の一生
   
 榮倉奈々のデカさにゾクゾク♪
TATSUMI(タツミ)マンガに革命を起こした男
   
 忘れられた劇画の生みの親辰巳ヨシヒロを紹介してくれたことで意義深い。
超能力研究部の3人
   
 アイドル使えばこんな作家が作りたいだけの映画が成立してしまえるという良くも悪くも極悪作品。

他に「マッドマックス怒りのデスロード」「ジュラシックワールド」「ターミネーターの新作」なども観た。

ワーストとしては「ラブ・ライブ」「起終点駅 ターミナル」「幕が上がる」「百日紅~Miss HOKUSAI~」「ジョーカー・ゲーム」「海月姫」など。

セッション

2015年12月31日 | ドラマ
2014年 アメリカ 107分 ドラマ/音楽/青春
監督・脚本/デイミアン・チャゼル
出演/マイルズ・テラー、J・K・シモンズ
   メリッサ・ブノワ、ポール・ライザー

(70点) 予告編どおりの映画

一流のドラマーを目指し名門音楽大学に入学した青年が鬼教官に認められオーケストラに入るがそのあまりにものシゴキに心身ともに追い詰められていく。

予告見て苦手な映画と思いあえて観なかったのだがやっぱり「今年の一本」として評価されているので観ておくべきかと思って鑑賞。
何回かチャンスはあったが劇場では見逃してしまいDVDにて鑑賞。
劇場で観るべき映画だったのかもしれないが、出落ち映画。
予告やレビューなどである程度内容を知っちゃっていると「そのまんま」の映画なので新たな感動は得られず、でも、思ったほどの嫌悪感もなく普通に見終えてしまった。
鬼教官の演技は凄いなーと思う程度。
もう少しドラマ性がある方が好き。ヒロインがあまりにも意味なし。
何の知識もなく出会いがしらで観たら衝撃を受けたのかなー。


(2015年12月TUTAYA新作5枚1,080円にてレンタル鑑賞)

ストレイヤーズ・クロニクル

2015年12月30日 | SF
2015年 日本(ワーナー) 126分 アクション/SF/サスペンス
監督/瀬々敬久 アクション監督/下村勇二
原作/本多孝好『ストレイヤーズ・クロニクル』(集英社刊)
主題歌: ゲスの極み乙女。『ロマンスがありあまる』
出演/岡田将生、染谷将太、成海璃子、松岡茉優、高月彩良
    忍成修吾 、豊原功補、石橋蓮司、伊原剛志

(68点) ピンク映画出身の監督による邦画レベルの低予算X-MEN

政府により秘密裏に人類進化計画によって超能力児童が作られていた。
親にストレスを与えて異常児を産ませる方法と遺伝子操作によって作られた子供たち。
彼らには超能力と引き換えに短命だったり子孫が残せなかったり精神崩壊などのリスクを背負っていた。
優秀と認められたのは遺伝子操作の方だったが彼らは逃げ出し自分たちを作った者に復讐し始める。
ストレス性超能力者に捕まえろと支持されるが・・・。


TVスポットを見たりして気になっていたのだが評判があまりにも悪くて観そびれていた。新作レンタルで観たが、思ったよりも面白い。でも、最後まで観ると酷評する気持ちもわかる。
前半は面白そうなのだがクライマックスがない。狙いなのか結果的にかは分からないが熱くなりそうな要素があるのに尻つぼみ。
軟弱な役の多い岡田将生がカッコ良かったり、松岡茉優が可愛かったり、役者は魅力的なので映画館で観てもタイミングによっては満足したかも。DVDでは細切れで観たのでラストのイマイチ感で評価が下がってしまう。
でも、まー嫌いじゃない。
でも、この内容なら70分ぐらいでやってほしい。二時間越えの映画にしてはショボイ。


(2015年12月TUTAYA新作5枚1080円にてレンタル鑑賞)

スター・ウォーズ初期三部作 初公開版DVD

2015年12月27日 | SF
邦題:スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 1977年
邦題:スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲   1980年
邦題:スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還
(オリジナル版公開時:ジェダイの復讐) 1983年

いずれも2004年発売版スター・ウォーズ トリロジー特別篇の特典ディスクとして、オリジナル版を収録する各2枚組仕様。2006年9月12日~12月31日までの期間限定発売。
アメリカ SF/冒険活劇
監督/ジョージ・ルーカス、アーヴィン・カーシュナー、リチャード・マーカンド
出演/ マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー
     アンソニー・ダニエルズ、ケニー・ベイカー、ピーター・メイヒュー

(100点) 初公開当時のバージョンと二枚組の三部作

C-3POは見た。R2-D2がお姫様に何かを託された瞬間を。
C-3POは乗った。ルーク・スカイウォーカーらと共にハン・ソロのミレニアム・ファルコン号に。
C-3POはバラバラになった。ランドの裏切りでソロがカチンカチンになっている頃。
C-3POは飛んだ。イオークから神と崇められルークのフォースの力で。
そんなC-3POの目を通して語られるルーク・スカイウォーカーの大冒険。


「フォースの覚醒」を観る前に手持ちのDVDで旧三部作を再見。
このDVDは2006年に期間限定で発売されたもので、現在流通しているのは新たにデジタル処理や再編集を施した特別篇で劇場初公開版はこれのボーナスディスクでしかDVD化されてないみたいでアマゾンでは相当プレミアがついていてビックリ。発売当時、一作品2千円前後で買ったと思うが今は1万2千円から2万5千円くらいするみたい。買っておいて良かった~。
リアル公開タイムで観たら6年がかりだが、まとめて観たら三部作通して割と短い期間の話でせいぜい1年くらいの印象だった。
通して観るのは自分でも意外だったが初めてかも。
三作目のジェダイの復讐は公開当初以来だったかも。
三作通して観たら実はC-3POがストリーテラーとして最重要キャラだと感じた。
帝国の逆襲が今回一番面白かった。
ファンの中では悪評高い1~3もレンタルして観てみようかなと思ったり思わなかったり。


スター・ウォーズ/フォースの覚醒 I-MAX3D 字幕版

2015年12月19日 | SF
2015年 アメリカ(ディズニー) 136分 SF/アクション/アドベンチャー
監督/J・J・エイブラムス
出演/デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、ハリソン・フォード
    キャリー・フィッシャー、アダム・ドライバー、オスカー・アイザック

(100点) 銀河を揺り動かす壮大な親子喧嘩映画最新作

砂漠で鉄くず売って何か待ってるカワイコちゃんレイ。
コロコロロボットBB-8を助けたことにより逃亡戦闘員とともにレジスタンスの戦いに飛び込んでいくことになる。
伝説の戦士のハン・ソロも現役ならず者として登場。
最後のジェダイ・ルークスカイウォーカーを探すのだ。
そんでもって結局のところ今回もスカイウォーカー一族のフォースが強いことで取り合いの親子喧嘩で銀河系が右往左往。


あれ?これってゴジラの監督が撮るんじゃなかったの?
いつの間にやらスーパーエイトの監督に代わってる。ちょっと期待感が下がって失敗作と決めつけて観に行ったのだが、なかなかどおして面白い。
1作目(エピソード4)のノリで盛りだくさんの娯楽作になっていて2,600円と高めだったが納得。
観る直前に4と5の初公開版をDVD鑑賞してから観たら尚面白かった。6は観る時間がなかった。
個人的にヒロインが魅力的で映画に馴染んでいてとても良かった。
シリーズはまだ2作続くだろうからこの娘の新鮮味が失われる前に完結してくれることを切に願う。
あと3~4年のうちに完結を!!

公開2日目でIMAX-3Dにて鑑賞。
一カ月前に別の映画を観に行って先行チケットが売っていたのでノリで購入したのだが結構ギリギリまで売れ残ってたみたい。慌てて買ったので会員証出し忘れたが、IMAXだし先行チケットだしで割引はないだろうと思っていたら19日は割引デーで700円も違っていて2枚買ったので映画一本分の損でガーン。
でも映画が面白かったので、まー良し。


(2015年12月19日IMAX3Dにて鑑賞2,600円)

小さな恋のメロディ

2015年12月14日 | ラブストーリー
1971年 イギリス 106分 子供/青春/恋愛
監督/ワリス・フセイン 脚本/アラン・パーカー
製作/デヴィッド・パットナム、デヴィッド・ヘミングス
音楽/ザ・ビー・ジーズ
出演/マーク・レスター、ジャック・ワイルド、トレイシー・ハイド

(79点) 日本では子供恋愛映画の金字塔。テレビサイズの傑作?

そこそこのおぼっちゃんマーク・レスター、貧乏チョイワルなジャック・ワイルドとお友達。
庶民の小娘トレイシー・ハイドのバレエ姿にマーク一撃。
おとなしい顔してトレイシー・ハイドにアタックを。
取り残されたワイルドはヤキモチを焼くが、子供の恋愛に大騒ぎする大人を前にマークとハイドちゃんの結婚式を取り仕切り二人を旅立たせる。


イギリスやアメリカではコケたらしいが日本だけでは大ヒットした子供恋愛映画の金字塔。
子供のころ好きで、久しぶりに観たくなったら「午前十時の映画祭」にラインナップされていたので、ちょいと無理して観に行ったのだが、ちょいと無理した為、上映中ほとんど眠っていた。
いや、つまらなかったのだ。
美少年マーク・レスターは幼すぎるし、美少女トレイシー・ハイドのおぼこ娘ぷりは半端ないし、悪ガキ ジャック・ワイルドは超ダセー。
でも、ほぼ寝てたので、ちゃんと見直そうとレンタルDVDで観たらアータ傑作だで、かんわ!
テレビで観るのに適した映画なのかなー?
大人になったらそれぞれの階級の同種としか過ごさなくなるが、人種や階級の違う子供らが同じ学校で平等に過ごす特殊な瞬間の物語り。
映画館ではあんなにつまらなかったのにテレビではこんなに面白い。
ビックリしたなーモー!!


(子供のころ体育館での上映会やテレビの洋画劇場にて鑑賞)
(2015年3月頃TOHOシネマベイシティにて1000円)
(2015年6月頃YUTAYAにて100円レンタル)

ビデオゲーム THE MOVIE

2015年12月03日 | ドキュメンタリー
2014 アメリカ 100分 ドキュメンタリー
監督・製作・脚本・撮影/ジェレミー・スニード
ナレーション/ショーン・アスティン

(69点) アメリカ人が描く家庭用テレビゲーム機の歴史ドキュメント

テレビゲームの発明から、主にアメリカでの家庭用ゲーム機を中心にマニアックな著名人のインタビューとゲーム画面で構成したビデオゲーム史のドキュメント。
アタリ社の世界初のアーケードゲーム「PON!」から始まり、粗製乱造のソフトで死にかけた家庭用ゲーム業界がニンテンドーゲームシステムによって復活。
その後プレイステーションやエックスボックスなどを経てネットPCゲームやモバイル、そしてほぼやりつくした感のある中で未来のゲーム像も語る。


ゲームキャラが宇宙から侵略に来る「ピクセル」を見逃した頃、中川コロナで公開していたのが本作。気になったがコレも観なかったがレンタルが解禁になり借りた。
名作ゲームが数々登場しなかなか面白いのだが、長いよ。
情報量が多いので凄く長く感じたが100分なの?二時間以上はあったと勘違い。
同じ内容を繰り返すことも多くもう少し短くても良かったのかも。
結構日本のゲーム機が世界のビデオゲームをけん引してきのかなと感じたが私がハマったセガはソニックがちょろっと出てくるだけで素通りだったのがちと寂しい。
ゲーム好きじゃないと共感しにくい部分もあるがコアなファンには物足りないかも。
でも教科書としてはそれなりの出来。


(2015年12月新作レンタル半額デー200円にて鑑賞)