え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

フューリー

2015年02月22日 | ホラー
1978年 アメリカ(FOX) 119分 SF/ホラー
監督/ブライアン・デ・パルマ
出演/カーク・ダグラス、ジョン・カサヴェテス
   エイミー・アーヴィング、チャールズ・ダーニング

(80点) 超能力少女モノの雛形。スパイ組織に利用される超能力者がイヤン、ボーン!

かつての仲間に息子が奪われた。
息子は超能力者で、スパイにしようと言うのだ。
俺は殺されたことになっている。
今、覚醒しようとしている超能力少女の力を借りて息子を取り戻すのだ。
息子と少女は何故か超能力で繋がっている。
そしてスパイがドンドンパチパチやっているうちに超能力者はイヤーン、ボーン!!


ブラピの戦車映画「フューリー」を観たら同じタイトルのデパルマのB級ホラーを観なければと思った。
子供の頃「サスペリア2」と同時上映されていて観て、内容はよく解んなかったけど「フューリー」の方が面白かったと記憶していた。
超能力少女モノの雛形のような映画。
同監督の「キャリー」の進化系ではあるが評価的にはそれより低いがこれはこれで面白い。


(公開当時の年末 名鉄ホールにて「サスペリア2」と二本立てにて家族で鑑賞)
(2015年2月DVD70円レンタルにて鑑賞)

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HKT48 最終ベルが鳴る

2015年02月21日 | ライブ
2015・2/21(土)12:30~「最終ベルが鳴る」チームH公演
<出演メンバー>
秋吉優花・井上由莉耶・宇井真白・上野遥・梅本泉・岡本尚子・神志那結衣・兒玉遥・駒田京伽・坂口理子・田中美久・矢吹奈子・山田麻莉奈・若田部遥・外薗葉月・山下エミリー

★★★★★ 押しメン トップ3が出てたので急きょ日帰りで博多へ

行ける日に、はるっぴが出る!
博多は遠いし行ったことなかったが若田部遥と神志那結衣、奈子ミクに秋吉ちゃん、リコピとピーちゃんまで出る!!
100回応募して1回しか当たらないのだがHKTは比較的倍率が低めなので当たるかも。
当たったので、急きょ新幹線で博多へ。

始発に乗ってとりあえず会場へ。
入場料2,100円、AKBやSKEより1,000円安いが交通費4万円・・・。
チケット番号は6番。
抽選の結果、入場順は300番くらい・・・。

後ろから三列目の端っこだが、それでもアリーナライブなら最前列くらいの近さ。
劇場公演は知らない曲ばかりだがHAKATA百貨店やとんこつ魔法学園やおでかけで馴染んだカワイコちゃんが揃ってて嬉しい。
でも、残念なことに私の眼にははるっぴしか映らない。

1時間半のライブが終わり、とんぼ返りで名古屋へ。

あー面白かった。



SR サイタマノラッパー

2015年02月16日 | 青春
2008年 日本 80分 青春/音楽
監督・脚本/入江悠
出演/駒木根隆介、みひろ、水澤紳吾、奥野瑛太
    杉山彦々、益成竜也、上鈴木伯周

(70点) 埼玉の田舎町でラッパーを目指すそこらへんの青春物語。

イイ歳こいてニートで、だけど夢だけ見ていて、ヒップホップで世界を目指すと言いつつライブも実現出来ずくすぶり続ける、そこらへんの青春物語。
高校の同級生がAV女優になってショック。
再会したけどギクシャク。
不良にフルッボッコされたり、新曲を頼んでおいた先輩が病気で死んだり、結局仲間も東京に行ってグループ解散。
それでも気持ちだけはヒップホップで世界を目指す。
と言いつつ、ついにバイト生活がスタート。


「ジョーカー・ゲーム」がつまんなかったので監督の代表作を観てみた。
つまんなかった。
いや、これはこれで完成しているので好みじゃなかっただけだが。
こんな現実っぽい話を映画で観たくない。
でも、場合によってはハマるかも。
人によってはハマってる。
ミニシアターレベルだが伝説的青春映画。


(2015年2月DVD70円レンタルにて鑑賞)

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狼男

2015年02月15日 | ホラー
1941年 アメリカ(ユニバーサル) 70分 ホラー
劇場未公開(テレビ邦題「狼男の殺人」)
監督・製作/ジョージ・ワグナー
出演/ロン・チェイニー・Jr、イヴリン・アンカース、クロード・レインズ
   マリア・オースペンスカヤ、ベラ・ルゴシ

(70点) 狼男に噛まれて狼男になる悲劇

兄が死に家を継ぐために帰って来た次男坊。
狼憑きのベラ・ルゴシに噛まれて狼憑きになってまう。
そして夜な夜な狼男になって人を殺してまう。
狼男になった時、自分の意識は無く、次は大好きなあの娘も殺しそう。
お父ちゃんに相談しても医者に相談しても信じてくれない。
街の人からはただの殺人鬼と思われてるし。
そして今夜もアオーン!


超有名なホラーの古典だが、日本劇場未公開作だったのね。
廉価DVDBOXにて観た。
時間が短いのでひねりもなくストーリーはとんとん拍子に進み悲劇へとまっしぐら。
それなりに面白かった。
子供の頃コロタン文庫などのSFホラー辞典で写真だけ観てた映画を最近になってようやく観れてそれだけで満足。
ロン・チェイニー・ジュニアだよ♪ロン・チェイニー・ジュニアだよ♪



(2015年2月廉価DVDBOXにて鑑賞)

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ジョーカー・ゲーム

2015年02月14日 | アクション
2014年 日本(東宝) 107分 アクション/サスペンス
監督/入江悠
出演/亀梨和也、伊勢谷友介、深田恭子、小出恵介
    田口浩正、光石研、嶋田久作

(40点) 入江悠監督作と聞いて観たが志の低いアイドル映画だった

戦時中の日本、人情派が祟って上官殺して死刑が確定した我らが亀梨君。
いやいやこんな逸材殺しちゃ駄目よと伊勢谷友介がスパイ組織D機関にスカウト。
いきなり才能を爆発させ極秘任務につく。
戦争の命運を左右するという新型爆弾の設計図を記録した通称ブラック・ノートを奪い取るのだ。
順調に作戦を進行するが謎の女深田恭子の色香に翻弄されて捕まっちゃう我らが亀梨君の運命や如何に!!


ジャッキー・チェンのスパイ(刑事)アクション大作からジャッキーを抜いたような映画。
当初は観る気なかったが「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まない」の入江悠が監督と聞いて興味を持った。
ネットでの評判は悪かったのである程度覚悟して観たが、それでも結構ガッカリ。
まあ、この程度の映画でいいのならそれなりに楽しめはするが・・・。
亀梨君のキャラがイマイチ伝わってこない。
映画には合ってないが深キョンは綺麗。せっかんシーンはちょっと良かった・・・。
ルパンみたいな無国籍アクションに徹底してくれたら弾けたかも。
映画を観ない亀梨君のファンならこれでOKなの?
日テレ製作なので土曜日のジャニーズ枠のテレビドラマのスペシャルと思えば十分?
ノリはフジテレビぽく感じたけど。
そんな東宝メジャー映画。


(2015年2月中川コロナにて有料鑑賞)
  「アゲイン~28年目の甲子園~」の後に観たので志の低さが特に感じてしまった。

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アゲイン 28年目の甲子園

2015年02月08日 | ドラマ
2014年 日本(東映) 120分 ドラマ
監督・脚本/大森寿美男  原作/重松清
出演/中井貴一、波瑠、門脇麦、柳葉敏郎、和久井映見

(85点) オススメ。野球少年だったオヤジ向け映画。波留が綺麗♪

元高校球児たちが再び甲子園を目指す「マスターズ甲子園」。
高校球児だった亡き父の謎を知るため中井貴一のもとを尋ねる波留。
娘との関係がギクシャクしていてそれどころじゃないが、いろいろあって、かつて甲子園目前で波留の父のせいで出場断念した甲子園を再び目指すことに。
波留の父に恨みを持つ柳葉敏郎や西岡徳馬の言葉に波留は傷つくが、そこに全てを知る和久井映見が現れる。


いや、まー、とにかく、波留が綺麗♪
この映画には全然興味なかったが、予告に映っていた波留に魅了されて観に行った。
予告どおり美しい波留が見れた、しかもほぼ出ずっぱりなのでそれだけで満足なのだが、映画も面白かった。
原作がしっかりしてるんだろうね。
和製フィールド・オブ・ドリームだった。
悔いを残したままの親父たちが再び野球をする、甲子園を目指すことで過去のわだかまりに蹴りをつけ、ついでに家族の絆も深めたりする。
綺麗すぎて私には共感しにくいが良い映画ではある。
とりあえず波留が美しいので大満足。


(2015年2月中川コロナにて有料鑑賞)

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フューリー

2015年02月08日 | 戦争
2014年 イギリス 135分 戦争/アクション
監督/デヴィッド・エアー 製作総指揮/ブラッド・ピット
出演/ブラッド・ピット、ローガン・ラーマン、シャイア・ラブーフ
    マイケル・ペーニャ、ジョン・バーンサル

(70点) ドラマ性の薄い戦場映画大作

1945年、第二次世界大戦末期。
戦車隊はヨーロッパの戦場をナチスと戦いながら行進していた。
昨日まで軍の事務処理タイピストだったノーマン君がいきなり最前線へ。
バカばっかりのメンツの中で隊長のブラピだけが頼りだけど、戦地の悲惨な状況を目の当たりにしても、もーとにかく進むしかない。
気が付けば戦車隊の戦車が自分の乗ってるフューリー号だけ。
前からナチスの大群が行進してくる。
どしたらいいのーブラピー!
そんな真面目な戦場大作・・・。


途中、ナチス軍から解放させた村で軍人が乱交に及ぶシーン以外はほぼドラマ性なし。
ただもう地獄絵が続くばかり。
劇場での予告編には興味を持てなかったがテレビスポットの戦車ドーンドーンで観たくなったのだが、本編は戦車の迫力・魅力もそんなに感じなかった。
ごく真面目な戦争映画で楽しい映画ではなかった。
本当に人死んでるんじゃないかと思うようなシーンのオンパレードで逆に刺激性が薄く感じた。
こんな戦争の虚しさを謳える映画が作られても戦争は無くならない。
切ない映画です。


(2015年1月イオン茶屋店にて1800円で鑑賞)

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ミイラ再生

2015年02月01日 | ホラー
1932年 アメリカ(ユニバーサル) 73分 ホラー
原題/THE MUMMY
監督/カール・フロイント 脚本/ジョン・L・ボルダーストン
出演/ボリス・カーロフ、ジタ・ヨハン、
    デヴィッド・マナーズ、アーサー・バイロン

(70点) 定番ホラーモンスター「ミイラ男」初登場作品

1922年エジプトでミイラ発見。
一緒に発掘された箱には「開けたら死ぬ」と書かれていたが、馬鹿な助手が開けてしまう。
呪文が解かれミイラ復活、そのまま魔の書を持ち去り逃亡。助手は気がふれる。
10年後、エジプトで新たな調査隊による発掘がされていたが成果が表れない。
そこにシワシワの男が現れ遺跡に案内。
そのシワシワこそ10年前に逃亡したミイラ男、3700年前に生き埋めにされた魔導士イム・ホテプだった。
イム・ホテプの目的は最愛の女王を復活させることだった。


ユニバーサルがドラキュラ、フランケンに続いて今度はオリジナルでホラーモンスターを創造。
当時、ツタンカーメンが発掘されたことから生まれた物語だったようだ。
今観ると、ホラーと言うよりも怪奇譚。
ハムナプトラの元ネタだが、割と重厚で真面目な感じ。
しかし、そんなことよりも個人的な話だがフランケンでお馴染みのモンスター俳優ボリス・カーロフ演ずるイム・ホテプが私の父親にそっくり。
10年前に死んだマサヨシにこんなとこで再会するとは!

お、お父さん・・・。

(2015年2月廉価DVD-BOXドラキュラVSミイラ男にて鑑賞)

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