え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

バクマン。

2015年10月27日 | 青春
2014年 日本(東宝) 119分 青春/ドラマ
監督・脚本/大根仁 原作/大場つぐみ、小畑健
出演/佐藤健、神木隆之介、染谷将太、小松菜奈、桐谷健太
    宮藤官九郎、山田孝之、リリー・フランキー

(81点) やっぱり逆だな。それとタイトルが最後まで出ないのが気になった。

高校生の神木隆之介は小松菜奈の似顔絵をノートびっしりに描く佐藤健と組んで漫画家になることを決める。
死んだ叔父が漫画家で苦労してるのを見て育った佐藤健は断るが声優を目指している小松菜奈が二人の漫画がアニメ化された際、ヒロインの声をしてくれたら結婚でけるとの約束で漫画家を目指すことに。
もちろん目指すは少年ジャンプ。
しかしそこには同じ年でデビューし、すぐ連載し、人気作家の仲間に入った天才染谷将太がいた。
同時期デビューの仲間とともに打倒染谷将太を掲げまんが道を走り出す。


少年ジャンプ版まんが道の大ヒット原作の実写版。
佐藤健と神木隆之介が主役を演じると聞いてピッタリと思ったが、ネットでも叩かれているようにやっぱり役どころが逆だと思った。
いや、漫画のイメージに捕らわれることなくあえてのキャスティングだとは思ったので意外とコレで正しいのではと期待したが、原作を知っているとどっちがどっちだかわからくなる。
映像ではどっちも漫画を描いてるシーンしか映らないので余計こんがらがる。
確かにこの映画の中での神木隆之介では主役の華に欠ける。佐藤健が主役でないと客は呼べない、製作費も集められないのかもしれない。じゃあ三浦春馬あたりとダブル主演でやった方が良かったんじゃない?と思ったりもしなくない。
原作を知らなければ気にならないのかもしれないけど、原作を知らないとついていけるタイプの映画だろうか?
小松菜奈は良かった。でかいスクリーンで観たので、なんか迫力があった。出番も少ないし、原作よりも隠しても隠し切れない闇が漏れてる感じがするが見た目に綺麗。それだけでオッケー。
あと、明らかに狙いではあるがタイトルは最初に出して欲しかった。
個人的な感想だがそこは王道で映画を始めて欲しかった。
タイトルが出ないとモヤモヤしちゃう。今回はとくになんかモヤモヤした。
でも、まーそれなりにそれなり以上に楽しめはした。
公開直後で大きな劇場で観れたのが良かった。


(2015年10月中川コロナ スクリーン1にて有料鑑賞)


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