富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

隼鷹 

2011年10月31日 | 奄美
奄美実生の白総散斑 隼鷹(じゅんよう) です

富岳の散斑とは違いどちらかと言うと慶賀に近い感じ

なんとなく覆輪になるのではないかと

このパターンで覆輪が完成すれば今話題の大観みたい
しかし天葉は白地に松葉を散らしてますので覆輪には気の長い話

最近、韓国から色んな木を買いましたが、
どれもこれも作がとんでもなく上手
ガッチリ詰まり葉幅を引く作ばかり

温室作りが主流の韓国でここまで詰めて作るとは
お主なかなかやるのう~~って感じ

一度韓国の趣味者の棚を見てみたいものです

本家本元 日本としても負けてられません

来年は真面目に作をかけてみます

最近思うのですが 
冬には休眠させますが
秋の作により来年の作が決まるような気がして、、、

独り言でした。















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淀ノ松紺縞

2011年10月30日 | 豆葉縞
淀ノ松紺縞です
3日連チャンでジミ~~な芸

本来の淀とは木姿が違いますので
実生での変化種でしょう

思いっきり地味ですので棚での存在感はゼロ

2,3年前に一度日を採りすぎて葉を黄変させ
作落ちさせましたので陰で作り直し中です

子にも確実に柄は継承しておりますので
そのうち上柄の子でも出ないかなって位の木です

紺縞品種は黄縞に変わる事が往々にしてありますので
過度な期待はせず のんびり作ってみます













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玉金剛萌黄覆輪

2011年10月29日 | 豆葉縞
あれから10ケ月

日を採りすぎて作落ちさせた木ですので療養中

しかし今作で随分復帰してまいりました

しかしまだ子供には作落ちの影響が色濃く残っております

フウランは一度作落ちさせると子供へのダメージのほうが大きいようです
というのも親の根は動きますが
子供の発根はなかなか、、動きません

思いきって子を毟ったほうが見てくれも良く
今後の作もかかりそうな気がするのですが

今回植え替えで鉢を開けて状況を見、判断します

翠華殿紺縞やこの木など
ちゃんと名を付けてやったほうが
流通さすにもいいかもしれませんね

たしか この木は何方かに名を付けて頂いていたような気がしますが

しかし最近 玉金剛一つとっても
白縞、黄縞、白覆輪 黄覆輪 墨 紺縞 萌黄覆輪 牡丹 虎
などなど、しかも各々数タイプづつ

賑やかな時代になってまいりました
玉金剛だけでもほぼ風蘭の全ての芸を見る事が出来ます
10年20年前ですと考えれなかった事ですが

風蘭界の将来を考えますと新品種が出るのは吉兆
でも なかなかこの流れにはついていけません
ちょっと早すぎ???

昔からの名品を買い集めるには最高のチャンスですが、、、














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翠華殿紺縞  

2011年10月28日 | 豆葉縞
あれからほぼ1年 株立ちらしくなってきました

こういう株を植え替える時にはどうしても割りたい病が発症

秋季大会も有りますので今から荷物の事を考えなければと
自分自身に言い聞かせ理屈付け

全ての子に柄は継続しておりますので
素一本にしても それなりに見栄えが

でもこういう名もない地味な芸の木はセリでは値が通らないもの
派手気味の見てくれのいい木のほうが無難かも
まぁ 相場を見ながら荷物を考えます

1年前のページで翠華殿の縞があればと言う話を書きましたが
現実のものとなってしまいました
韓国から凄い木が入っております

業界ではなかなか好評価されている木のようです

それに比べ地味なこの子は可哀そう
紺縞にすれば最上柄なのですが、、、

これから秋が深まるにつれ地合いの緑が薄くなり
紺縞がより一層はっきりしてまいります



















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緑彩宝

2011年10月27日 | 豆葉縞
久しぶりの緑宝縞です。
あれから一回り大きくなりました
下葉を整理し植え替えました

親とその割り子
2本ともまずまずの柄行き
随分大きくなりましたが本芸品にはまだまだ

豆葉の縞は葉肉が厚いこともあり
コートメより適度な棒縞が入ってるほうが
見た目も綺麗で柄が逃げず楽しめます

コートメはどうしても柄が暗みがち、
潜在的に柄の要素は持っているのでしょうが肉眼では見えにくくなります
よって豆葉縞は柄の要素を兼ね備えている青に見える木から柄が出る事が多々有ります
青からでも柄が出ると言われるのはこういう事

豆葉縞の柄落ち?は大事にしましょう。
実際 この親木の三番子は見た目青ですが柄の子をだしております。

今まで私自身も豆葉縞の見た目柄抜けした木から
よく縞の子を取っております

ただ何故か錦麒麟だけは一度も青から柄が出た事はありません
木の性質でしょうか?

さて 一時の事を思えば豆葉縞も増殖され手頃な価格?にて
入手出来る時代になりました

一昔前では考えられない事です

さらに次から次へと魅力的な新品種もでてきております

富貴蘭は他の古典園芸に比べ
前途洋洋な気がしてまいりました














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