富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

対馬緑宝

2012年09月30日 | 青物
泥軸泥根の対馬緑宝です

この木しっかり作っていると
相当でかい木に育ちます

南洲達磨ほどボリュームは出ませんが
さすが九州産の木と人目を引くほどに
この株は株立ちの中にありましたので
日が当たらず間延び気味ですが

この木も南洲達磨同様二枠ほど作っておりますので
以前のご紹介の木がどれかわからず

この木の楽しみは
どの木よりも早く いの一番で花が咲くこと
対馬の木は早咲なのでしょうか?
対馬春蘭も早咲とか聞いた事も???

この対馬緑宝
最近になってようやく泥軸泥根ということが
認識されてきたようです

緑宝と名がついておりますので
青軸青根と間違われていたようです

対馬緑宝は濃い泥根が出ますので
これで青根が出れば貴青玉

気をつけましょう













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雷神

2012年09月29日 | 
あれから5ヶ月

ようやく棚にもなれたようです
入棚後5ヶ月で2枚の葉繰り
子も新に一つ

若干後冴えの黄縞でほぼ青軸
根は泥根ですがルビーも出るとの事

宮崎産らしく葉肉も厚く重量感たっぷりの木姿
奄美風蘭とはどことなく雰囲気が違います

先日も奄美風蘭を見てきましたが
感覚的に
種子島から屋久島までは
内地の九州産風蘭

同じ鹿児島県でも奄美から徳之島にかけては
奄美風蘭

沖縄北部とその周辺の島に自生するのは
奄美風蘭を少し伸ばしたような沖縄風蘭

と言うような感じです

また台湾に行けば沖縄風蘭にそっくりな
風蘭が自生しています

基本的には同じ種でしょうが
亜種レベルの違いはありそうです

















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奄美白覆輪

2012年09月28日 | 奄美
あれから1年 ガッチリしてきました

この1年で3枚の葉繰りに子1本
まずまずの成長度合い

通常覆輪の早割りは
なかなか作がかからないものですが
実生木は特別のようです

この木 最初は奄美冠白かとも思いましたが
どうも違うようです

草姿はよく似ておりますが
柄の冴えが違います

この木は天が黄覆輪で出て後に白覆輪
さらにまた黄覆輪へと
奄美冠白は白覆輪に出て黄覆輪に

いずれにせよ名無しでやってきましたので
成長を見て判断しませんと

今のところ名無しのままで















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五月雨

2012年09月27日 | 青物
4カ月ぶりの五月雨です

天葉がどのようにして
後ろに巻き込むのか観察しておりましたが

まっすぐ上に出た天葉が徐々に巻き込むように後ろへ
不思議な現象です

この木姿では株立を作るのは無理と言うもの
よほどいいところから子が出てくれませんと
独特の木姿が保てそうにありません

今ついている子も根があれば
割って矯正したいのですが、、、
下の子1本は根なしで外れている感じですし

こういう木は好き嫌いが有ると思いますが
棚に一鉢あれば何故か手に取ってしまう存在です

各言う私も別に好きな木ではなかったのですが
交換会で何も買う木がなかったのと
高知の大棚の出品でしたので
まあ作ってみようかと競り落とし

今では大大大満足の木になってしまいました
食べず嫌いみたいなものですね

それとこの木 地味ながら紺覆輪なのです
派手な芸と渋い芸の組み合わせ

この五月雨 売り物があれば
騙されたと思って是非作ってください

何故か棚が楽しくなります

















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玉金剛縞 B

2012年09月26日 | 豆葉縞
あれから3ヶ月

覆輪にでもなってくれるかと思いましたが
そうは問屋が卸しません

しかし不思議な柄行に
元々後ハゼの黄縞でしたが
柄が散っているのか地合い自体が萌黄色に

親の株は相変わらず黄縞の玉金剛ですが
派手になるとこういう柄になるのかもしれません

この兄弟1本を実幸園さんに下取りに出しましたが
今から思えば名でも付けておけばよかったと

実生玉金剛も色々流通しておりますので
差別化の意味も含めて 独り歩きしても大丈夫なように

何かいい名を考えます














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