富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

ヤクシマネッタイラン アコウネッタイラン

2013年06月30日 | 野生ラン他
ヤクシマネッタイランとアコウネッタイランに蕾が上がってきました

開花の写真をアップすればいいのですが
週末しか家に帰れないため
来週に帰った時には 花が終わっているかもしれないので
先ずは蕾だけアップ

昔から作っているヤクシマネッタイラン
今年も新芽が4本 上出来です

この手の栽培困難種は
いかに自然環境よりいい環境を用意するか
これに尽きます

私が考えるに
基本的に稀少な野生ランは
必ずしも自然環境に適応し
のびのび生育しているとは思えないのです
細々と力を振り絞って生きているように見えるのです

勝手な理屈をこねますと
栽培不可能な腐生ランでも
実生ビンの中では発芽し育ちます
それだけビンの中は環境がいいのでしょう

という事は
栽培困難種でも
その欲する環境を自然界以上に整えてやれば
栽培増殖が可能ではないかと

実際 このネッタイランも十数年にわたり
株分け増殖しております

かと言って 今現在 自然のものを盗掘し栽培するのは
園芸家として もってのほかで 
人間のエゴそのものの 低次元な話です

昔から栽培されている野生ランを
いかにいい環境で 枯らさず増殖するか
マニアに課された使命は 
これしかないでしょう


ヤクシマネッタイラン












アコウネッタイラン







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マダガスカルの地生蘭

2013年06月29日 | 野生ラン他
マダガスカルの野生ラン Oeceoclades sp. Madagascar です

名前は知っておりましたが忘れました
いい加減な性格です

以前ご紹介のランと同属で
マダガスカルにあるこの手は
ほとんどの品種に このような葉模様が入り
興味をそそります

日本でいうところの
ヒメトケンランみたいな物と考えていいでしょう
ヒメトケンランより栽培は楽ですが、、

派手な斑模様な葉にバルブを持ち
根はケイランにそっくり
この形態を見れば自ずと作の仕方がわかりますね

風蘭の棚で充分越冬しますので
お勧め

洋ラン屋さんに行けば
この属の色んなバリエーションが売ってます

こういうのも楽しいですよ












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白牡丹

2013年06月28日 | 牡丹芸
あれから1ヶ月 当りも当りらしく?なってきました

やっと子が上がった年老いた白牡丹
やはりと言うか 子が2個付くと親の天葉の勢いが衰えます
今迄ですと 勢いよく一気に天葉が伸びてたのですが
子が当たってからはじわじわとゆっくり
それだけ子供に養分を取られるのでしょう

このように素1本で長年栽培してきましたので
突然の作のスピードの変化がよくわかります

ということは 子が当たるだけでこんな感じですので
縞物や覆輪でも 幽霊は早めに外した方が
親にとってはいいのでしょう
大なり小なり影響はあると思います












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隼鷹

2013年06月27日 | 奄美
あれから5ヶ月
迫力を増してきた隼鷹

親も ほぼ散斑覆輪が決まってきたようです
性としては 今はやりの大観とほぼ同じ柄行
まだ決まっていないので 荒々しさは残りますが
大観をごつくしたような雰囲気です

棚に来られる方は皆この木は良いとお褒め頂きます
特にマニアやプロには高評価

既に1本 目ざとい高知の大棚に嫁入り済み

この隼鷹はルビー根も出しますが
ご多分に漏れず伸びません
今のところ泥根に数の方が多いので
作は楽なのですが 
ルビーの割合が多くなれば難しい木に
月輪などと同じです

今後は株分け増殖し
散斑覆輪としての芸の確立を目指します















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熊本山出し 

2013年06月26日 | 山出しフーラン

あれから1年
順調に増殖中です

熊本産の散斑でルビー根
至楽のように総散り付で上がれば最上芸でしょう
何れ そういう子が出ると思いますが
今のところは 音沙汰なし

この木 これからの時期 古葉もガンガン白く爆ぜていく
変わった性格

冬場には暗みますので作は楽で
ルビー根もよく伸びます
春の根出しは泥で伸び その後すぐルビーに
本来のルビー根ではないようですが
見て楽しむには これで充分
伸びないルビーより 作も楽ですし

派手目の子が上がれば それを元親に
総散斑を狙うと 先の長い話ですが
まあ 5年もすれば何とかなるでしょう














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