富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

薩摩三彩

2016年11月01日 | 墨芸
墨のきついタイプの薩摩三彩

この木は黄縞の墨

墨がきつくなると 御覧のように木が矮化してきます
作も遅くなりますが
墨芸は新たな変化の可能性を持っておりますので大事に

この木は名の通り
白黄紺の縞を流す三彩芸といわれております
しかし
白縞は稀で うちにも1株だけ
全部で20鉢くらい作っておりますが白縞が一番少ないかもしれません

後 牡丹芸に変化した木も有ります
まだ固定して無いようで 気まぐれな牡丹芸のようです
今のところ3鉢に株分けし様子を見ております

結局のところ この薩摩三彩
やはり墨芸の木は変化が多いを地で行っているような木ですね

九州産の肉厚青軸青根の芸達者な最高の木です














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紫水晶

2016年06月16日 | 墨芸
三昧さんの所からやってきた紫水晶
ようやく割り子1本取れました

持っている芸の為か増殖が遅く難儀しておりましたが
やっとこさです

結局 この木の持つ芸を最大限にだしてやろうと
その欲ボケがいけなかったようです

墨芸にアントシアニン
この芸で強めの日をとると 凝るに決まってます

時間はかかりましたが これで親子2鉢
少々思い切った作もできますね

この木はまだ花も咲かせておりませんので
何とか数本子を取りたいものです












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水晶覆輪墨

2016年05月25日 | 墨芸
この木は紫水晶でなく
東海園で買った水晶覆輪の墨です

紫水晶は品種として確立しておりますので
水晶に墨が出れば 全て紫水晶になるわけではありません
差別化するために黒水晶とでもしときましょうか

さてこの木
紫水晶と違い結構子を上げます
入棚時から3,4本子が付いておりましたが
悲しいかな全て幽霊に

次の子に期待するため 全てブチブチと
ただ根の下りている幽霊子に関しては
いつもの方法で葉だけ全てちぎり
親についたまま軸と根を残しました

効果てきめん
葉の無い軸からあたりが出てきました
毎回思うのですが この方法で出てくるあたりは
幽霊軸でも柄のあたりが出てきます
以前にもこういう事がありましたし
あながち偶然とは思えません

葉をむしらず 幽霊子の状態では
ほぼ間違いなく上がる子は幽霊

単なる偶然なのか 不思議です

幽霊子の付いている木をお持ちの方は一度試してみてください











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紺波流

2015年11月08日 | 墨芸
イマイチ柄がパッとしない紺波流

墨流しから出た紺縞品種です

摺墨型紺縞が出ればと作ってますが
ようやくそんな感じの子が出たみたいです
右側についている子です

しかし芸が良くなる=墨がきつくなる
という事ですので
作が遅くなるのは確実
まあ墨芸の木全体に言える事ですが

こんな作が遅くしんどい木を作るのも
富貴蘭栽培に少々余裕が出たのかも

誰よりも早く成長させ 誰よりもたくさん増やそうと頑張っていた頃が
懐かしく感じたりして
年を取って欲もなくなってきたみたいです














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黒水晶

2015年11月01日 | 墨芸
あれから ほぼ2年

紫水晶でなく別口の水晶覆輪の墨 黒水晶です

墨芸だけあって成長は遅い遅い

付いていた子が大きくなりましおたが全部ダメ
外して次の子に期待した方が良いみたいです

こういう子を付けていても全く意味がありません
見た目はいいのでしょうけど
幽霊子に養分を取られますし
次の子が上がる前に 花癖でも付けば
この手の木はもう終わり

何も考えずに 流れ作業的に植え替えてしまいましたが
もう一度苔を開け 子をむしり取ります
たぶん大子からは根が下りていると思いますので
葉だけむしり根は親に付けたままにしときます
只の気休めかもしれませんが
逆台切りは それはそれで効果があります














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