富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

万国丸紺覆輪

2012年05月31日 | 覆輪
割らなくてもいいのに割ってしまった万国丸です

見るからに虚弱体質でしたが我慢できずにブチッと

付けも月から波に変わり
覆輪からの転覆芸で紺覆輪に、、、

案の定下葉がパラパラと
挙句の果てに天葉まで抜けてしまう始末
こんな事なら株に付けておけば良かったと
後悔先に立たずです

まあ天が抜けた事も有り
ぞろぞろと5個も当りが出ておりますが
これは芽欠きでもしないとすべては育たないでしょう

昔はよく上で柄が逃げた木の芯を抜いて
強制的に子吹きさせましたが
最近はそこまでする方は少ないようです

如何せん昔は高価な富貴蘭でしたので
青になって只の風蘭になってはと

ひどい時は高根の下で上下二つに
切り分け2鉢にし増殖を期した時も、、、

実生のない時代でしたので
増殖には皆いろいろ工夫したものです

今回の例は芯を抜き下葉をむしると
上手くいけば
こういうふうに子が上がるという見本です

保証の限りではありませんので
真似しないでください!!
下葉を毟る程度でいいと思います












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白鳳?

2012年05月30日 | 虎斑
昔、夕幻と言う名で購入した木

購入時から相当年を取っていたためか
10年経って初めて1本子が上がりました
毎年花ばかり2本づつ上げておりましたので

今回 棚隅にほったらかしでしたので植え替えてやりました

この木 後ハゼの腰斑覆輪虎という事も有り葉持ちが悪い

たぶんこの木 白鳳の派手柄かと思うのですが
わからなくなってきました???

というのも軸色が薄いですし(派手なため泥を乗せる前に葉が落ちるだけ?)
さらに花が3日緑というのが曲者
白鳳って3日緑でしたっけ?

白鳳は昭和の初期に文明と呼ばれ その後、別名の白鳳が主流に
当時、腰斑の良く出た木を特別に富士根の雪とも呼んで珍重されていたようです
ひょっとすると当時呼ばれていた富士根の雪と言う品種かもしれません

まあ白鳳の最上芸という事でいいのかもしれませんが
しかし棚ではよく目立つ存在です

来棚される方も これ白鳳??と

関西地方で たまぁ~~~に見かけます
葉持ちよく株立にでもすれば見栄えがいいと思いますが
これがなかなか、、
今ついている子に根が下りだすと
株自体 力が付いてくるかもしれません










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紅牡丹縞

2012年05月29日 | 
あれから5カ月

遅々とした成長
やはり墨芸の木の成長は遅いよう

子3本のうち2本は只の紅牡丹
柄のある子1本もチラ柄で先行き不安

夏の植え替えの際に外し次の子に期待です

しかし風蘭を長年沢山栽培していると
柄抜けが結構たまります
高級品では羆、建国羆、湖東錦、錦麒麟、金剛宝などなど
普通の縞物からの青などを含めるととんでもない量に
青からも柄の出やすい木も有りますがほぼ期待薄

だいたいは庭の木付けになってしまいます

よく考えるとここ数十年 並フウランなど買った事もないので
今庭に付いている膨大な量のフウランは全部何かの柄抜けの木

これは一度よ~く庭を見回ったほうがいいかもしれません
ひょっとしたら柄の出ているフウランが有ったりして
まさか湖東錦に柄が出ていたりはないと思いますが、、、










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紅寿白

2012年05月28日 | 奄美
あれから半年余り

この木の名前の由来でもある
秋から春にかけて乗る紅は消えましたが
今度はなかなか面白そうな花茎が上がってまいりました

奄美の中でも比較的濃い赤の花茎と蕾

花もどうやら弁先に
ほんのりピンクぐらいはのせそうです

咲くのが楽しみです

蹴込白覆輪に乗る紅隈から
東海園さんによって付けられた名ですが
薄い赤花でも咲けば
偶然とはいえピッタリの名

この木は去年の夏に韓国から直接買った木
最近ではマニアの方も
旅行がてらに直接韓国の農園で買われているよう
時代が変わりました

たぶんこれが日本での初花と思いますので
期待して待ちましょう

さて最近 四国山草園さんのブログにでている
紅水晶という名の木と
同種異名かもしれません
同種であれば
今のうちに業者さん同士で名を統一してくださいね
















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ユキノシタ

2012年05月27日 | 野生ラン他
以前ご紹介した草、
たぶんユキノシタ

ニュージーランより輸入されたヘゴの大木から発芽したもの
繊細な花が咲いていたのでご紹介

年々増えて、トキワシノブと勢力争いをしています

普通は地面に生えると思うのですが
ヘゴに着生する変な奴です










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