宝天覆輪

何年か前に上野で宝天覆輪として買った木

私にゃあ　どう見ても宝覆輪にしか見えませんが
プロが違うと言うので　違うのでしょう

宝も白口 黄口 立ち葉 姫葉 大型 小型
さらに実生と色々ありますので
その中の一つでしょう
まあ　宝覆輪と言う文字に天を入れただけですし

皆さんのご判断は！？

欅鉢

お気に入りの欅鉢

こういうモダンな鉢が好きです

前にも書きましたが 古鉢はきしょくわるく全て売却してしまいました
会社を経営していると どうしても縁起をかつぎますので
古くから色んな念や手垢の付いた鉢は敬遠しがちになります

さて　この欅鉢
なかなかこの鉢に勝るランが、、、
鉢は鉢だけで 美術品として楽しむのがいいのかも

現に イギリス、サザビーズのオークションにでも大人気とか、、、、

うちでは マイセンや好きなヘレンドなどの美術品と一緒に
嫁はんのショーケースに並んています










































大事にしているこの欅鉢　浅めの吹き墨鉢





２号くらいの小さい鉢

大洞丸

うちの大洞丸 二鉢です
もうひと鉢ありますが そちらは　ちいこいので割愛

なかなか作がかからなく 難儀している品種ですが
昨年から日作りに変え 力が付いてきたようです

当初は いきなりの強日で 下葉を振るいましたが
ようやく環境にも慣れてきたようです

しかし　影作り時代の下葉と日作りの上葉の違い
明らかにわかります

既に水を上げ 天も動きだしたようで
心なしか、例年より凛とした雰囲気がでているようです

大江丸縞が覆輪になっただけの品種ですが
これがまた　なかなか覆輪が決まらず　さらに作も難しいと
良いとこ無しのようにも聞こえますが

覆輪が決まり　本来の大江のように葉幅を引き出すと
それは見事な木に仕上がります

それを夢見て　作を続けてます






もう一つの鉢

緑仙晃

久しぶりの緑仙晃です

数鉢作っていて　以前ご紹介の鉢がどれだか、、、

棚の片隅に放置状態でしたが　立派に育ってます

最近では このような地味な紺縞品種は人気がないようで、、、
実は 昔から人気がなかったかも

九州宮崎産のいい木なのですが
この時代 地味な芸の木がいいと言っているのは
泥沼にはまり込んでしまったマニアくらい

まあ私も その一員ですが、、、

タイワンアオイラン

棚下をのぞいていると タイワンアオイランに花芽と新芽が上がってました

本来　咲ききってのご紹介が当たり前ですが
週末に　少々きつめの薬剤散布をしたため
花芽がしけてしまえば　御紹介でませんので
このタイミングでアップ
　
花時期以外は
エンレイショウキランやタイワンショウキランとの
区別がつきにくい品種ですが　花が咲けば一目瞭然

このショウキラン類が好きで　外国産をはじめ　風蘭の棚下で色々作ってます
このタイワンアオイランも１０鉢ほどになりました
好きな品種はどんどん増えていきます

相変わらず　風蘭は植え替えのみでほったらかしですが

先日　欅窯の三鉢先生と このショウキラン類の話をしましたが
このアオイランの花が一番素人ぽく清楚な感じと、、、
エンレイの花は派手な芸者の様な雰囲気とも
（エンレイも咲けばご紹介します）

まあ　私の場合　素人も芸者も好きですが、、、、

もうこのタイワンアオイラン　
屋久島、沖縄など日本で野生種はほぼ絶滅状態のようです

希少種ですので
今年も種を付けて　プロに播いてもらいましょう

元は山から来た子ですが
この手の　実生やメリクロンを山に返すのは賛否両論
本来持ちえない病気を山に広げる可能性が、、、

ややこしい論議は　その道の方に任せし　
ニホンオオカミのようにならないように種を維持しときましょう

咲きましたらまた　ご紹介いたします