富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

2011年10月18日 | 
偶然遊びに行った蘭屋さんにあった羆

この子の存在はだいぶ前から知っており
性もわかっておりましたので

必然的(無理矢理、強引に)に連れて帰りました

新しいクマさんがやってくると
何故か心ウキウキ

こないだもある方が家に来て
クマさんが並んでいるのを見て
売りなさい と言っておられましたが
クマさんの入手の難易度を考えますと
なかなか、、、

クマさんは縁の物ですので


さてこの木はビックリするような暗所で
作られていたため柄がはぜておりません

でも成長を即し子をふかすにはこれくらいのはぜ方が理想
60%遮光くらいでも一発ではぜますので

通常の作場で作れば 付けの上(下には出ません)にボァっと腰斑が出て
美しくなるのは解っているのですが
増殖の為、一先ず見てくれは二の次で
あえて75%遮光(50市松2枚)プラスαで作ります


最近よく色々な方に建国羆と本羆の違いを聞かれます
自分なりの所見はありますがこればかりは、、、
遠慮させていただいております
でも書け書けと↘↘

羆で売られている建国殿羆も昔からよく見かけますし
中には中間的な微妙な木もありますので

口は災いの元で
ややこしい事には巻き込まれたくないですしね

両種を作られている
(ここが最も大事、善意の第3者もおられますし)
(見るだけや片方だけの栽培で判断できるはずが有りません)
賢者や有識者にお任せです

何事でも物事は冷静に両方の意見を聞かないと本当の判断はできません

羆の件は簡単な話で
長年両種を作ってみれば簡単に解る事と思います

一つ確実に言える事は、本羆と言われている木は
強い日を採れば間違いなく枯れます
通常作でもヤバいくらい

わしゃ、よう知らんって感じにしときます
くわばら くわばら

明日はもう一つ別の羆を。




















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