富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

千載縞

2010年10月31日 | 豆葉縞
千載の縞です。

千載で思い出すのは実生。

千載実生が出る前は天玉宝、夢幻、横綱、紅孔雀,翠扇など
豆葉もそれなりの値で取引されておりました。

しかし突然千載実生の出現で青物が一気に大暴落。

業者さんもがんばって千載の相場の維持に努めていた頃でしたので
趣味者も業者さんもパ二クったものでした。

今から思えば遅かれ早かれそのタイミングがきたでしょうが

青物の中で一番高値で取引され、また青物の期待を一身に背負っていた
千載でしたのでその影響は甚大でした。

あまりにも短命でした。

今でこそ実生も当たり前になり共存共栄ができているようですが
当時を知る者として複雑な気持ちです。

その実生の副産物、縞です。






上2枚が地味かと心配しましたが天にきて上柄のようです


派手な子 覆輪にはならないでしょう


まだわかりませんが期待薄


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白妙

2010年10月30日 | 
なかなか柄の揃わない白妙です。

数株作っておりますが柄最上の株立ちができません。

チラ柄が多いのもこの木の特徴ですが
中には教科書の解説にあるような
松葉を散らす派手柄の木も出てまいります。

この派手木を種親に株立ちを完成するのが夢です。

派手木はなかなか大きくならないようですのでまだ割っておりませんが
根があれば来春あたりに外そうと思います。

白妙の特徴として青からでも柄がでてきますので
二束三文の青を買って気長に作るのが得策かも。



青もバンバン出しますが十中八九柄がでます


種親予定の期待の子


別の株  こちらの方がまし? でも相変わらず青を出してくれます


親木はまずまずなのですが


この子も種親予定


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散斑豆葉 

2010年10月29日 | 豆葉縞
韓国実生の散斑豆葉です。

最近ぽつぽつと出回り始めましたので順調に増殖されているのでしょう。
初めて日本に来た時は幅2㎝位の小さな木でした。

玉金剛実生と言われる事もありますが実際は奄美の実生のようです。

若干、秋に暗む性質ですが
木が動いてる春から夏にかけての極黄散斑は見ごたえがあります。

散斑ですので飛天の様な覆輪にも化けます。
今後、芸の進化が期待できる木でしょう。

すでに当棚から5本くらい出しましたので増えはいいようです。

ここでこの木の作の注意点を一つ。
絶対に肥料はやらないでください。柄が暗んだり青の子を出します。
散斑芸の進化途中の木ですので散斑がまだ固まっておりません。

韓国では名が付いているようですが、いい日本名を誰かつけてください。

木姿のいい大型豆葉です




別の株





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もう一つの趣味

2010年10月28日 | ちょっと一服
たまには展示会にでもと、業界の動向探りと業者さんを冷やかしに
23日土曜日に上野グリーンクラブに行ってまいりました。

東京と兵庫の二重生活の身ですので、たまには週末を
東京のマンションでのんびりしようと。

そこで登場するのがこの車。
六本木の自宅から上野までブイブイいわしながら行ってきました。

上野グリーンクラブの駐車場でかわいそうに一人(一台)浮いておりましたが。

ヤナセに日本に12台しか入らない限定とかそそのかされて購入。
単純な思考です。
蘭屋さんにそそのかされ湖東や羆を買うのと感じと同じです。




ちなみにこの車、AMG SL65 ブラックシリーズ
ブラックシリーズとはAMGが特別にチューンアップしたスペシャルモデル。
エンジンは6、5リッターV12ツインターボで670馬力!とことん軽量化されており
ボディーはフルカーボンで普通のAMG SL65より250キロも軽く
まるでF-1のよう。
フロント265/35・19、リア325/30・20と1本パンクしたらいったいいくら?ってタイヤ。 
SLのくせにオープンにならない。
基本的に街中を走る車ではなさそう。



この品のいい顔つきがたまりません。


ゲキワルジジイには必須のアイテムです


東京でこの車に乗り関西弁を話していると
誰も真面目な蘭百姓とは思ってくれません。


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夢殿

2010年10月27日 | 
夢殿です。

あまり詳しく知らない木です。
多分奄美か南九州産と思います。

斑の出かたは通常3枚目くらいからの遅い後冴ですが
秋口のみご覧のように天冴にて展開します。
天冴と後冴が混合する珍しい芸です。

まだ作りはじめて数年の為、特徴がよくつかめておりませんが
雄大で白黄縞の映えよく今後、期待できる木と思います。



夏に出た2枚目は後冴のためまだ青です。


天冴と後冴の両極端が楽しめます。











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