富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

奄美冠白

2014年04月30日 | 奄美
あれから8ヶ月

去年の秋に6鉢に株分けした奄美冠白
この木はその元親

実に作の早い増えのいい木です
既に3鉢はヤフオクや秋季大会で棚だし
いまはそれぞれ数本立ちの3鉢を作っております

奄美覆輪の中でも凛としたいい木姿です
棚に一鉢あれば 
深覆輪を出したり覆輪縞を出したり その変化が楽しめます

当初に比べると
だいぶ値段もこなれてきたようですので
初めて奄美覆輪を買うのであれば おすすめの木です

子供は青や糸覆輪、三光中斑で上がったりしますが
その後変化し覆輪に

ほとんどの奄美覆輪は縞からの大覆輪(富貴殿型)を除き
このような芸で子を上げていきます
厳密には違いますが なんとなく西出型覆輪のようです


















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建国覆輪

2014年04月29日 | 建国殿系
あれから5ヶ月 今春の新根は泥根

去年の暮れの植え替え時
苔の中の根がルビーでしたので期待していたのですが

秋の天葉は白く上がっていましたので
秋頃にまたルビーを出すかもしれません

さてこの建国覆輪だけは目利きのできる業者さんから買わないと
痛い目にあいます

と言うのも よく羆覆輪が混じってます
買うなら この時期に買うのがおすすめ
羆覆輪と違い この時期でも斑の切れは抜群ですので
特に秋頃は羆覆輪もはぜ 一番見分けにくい時期になります
よくよく考えると覆輪の建国がそんなにあるわけがないのです

一つの見分け方としては幽霊が出た時にわかります
羆覆輪であれば ルビー根の新月殿
建国であれば ただの幽霊 割れば育ちません
まあ買った後でわかっても 後の祭りですが

うちの場合は 一応 建国に間違いないなと!
業者さんに念押し(脅し)してから購入します
















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円窓

2014年04月28日 | 奄美
は里帰りし 子1本残していただいた円窓

あと2年もすれば立派になると思いますが
今のところマダマダ 
でも若干片鱗は見えます

奄美の覆輪の中では筆頭クラスのいい木です
値段が値段ですので おいそれとは集めにくい木ですが
何本あってもいい木と思います

最近ではこの木のように趣味者間での交換などが増えてきました
インターネットの普及により
タイムリーに情報は入りますし なにより趣味者の輪が広まりました
時代が変わりつつあり この業界もそのうち様変わりするでしょう

どの業界でもそうですが旧態依然では取り残されます
私の席する投資ファンド業界もそうですが
それぞれ創意工夫で生き残りをかけた戦いが始まっているようです
















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マツダヒメラン

2014年04月27日 | 野生ラン他
新木を伸ばし始めたマツダヒメラン (Malaxis matsudai)

このラン オキナワヒメランとも なんとなく違う感じ
カンダヒメランとも違いますし 
まあ写真で見てください
私自身 あまり詳しい事まで深堀りするタイプでないので
なんとなく違うと この程度でいいのです

もうずいぶん昔から増やしておりますが
何のために増やしているのかも わからないまま育ててます

このラン イリオモテヒメランにもよく似ておりますが
匍匐するタイプではありませんのですぐ見分けがつきます

趣味とはいえ このような地味な野生ランを増やして楽しむ

ただの自己満足かもしれません

















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サガリラン

2014年04月26日 | 野生ラン他
台湾産サガリランの大株に花が付き始めました

花茎は株全体で20本近く
次々と100輪ちかくは咲きそうです

株全体の大きさが 上下で50センチくらいありますので
部屋のドアにぶら下げて撮影

この種の栽培は難しくありませんが ある程度熟練した技も必要
何故かヘゴ付けでは葉が矮化するようです

こういう稀少な野生ランを栽培するに当たっては
それなりの環境を用意してやるのは当たり前

何故か 昔からの野生ランマニアは
内地の過酷な環境で
育て上げるのが偉いみたいな風潮が、、、
不思議な事です
これでは稀少なランをただの拷問設備に置いてるみたいなもの

サルでも殖やせる野生ラン(絶版)に記載されておりましたが
栽培難易種及び希少種においては 
そのランが欲する環境が用意できない限り手を出さない!
これが植物栽培の鉄則です























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