富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

ナゴラン中透け

2013年03月31日 | 野生ラン他
ナゴランの中透けです

実生全盛のナゴランですので 
柄は縞から白覆輪や黄覆輪など様々
何でもあります

この木は中透けですが風蘭のようにルビー根は出ません
ナゴランは青軸青根ですので

また風蘭のように増えませんが 
年を取ってくると子を上げ始めます
バカスカ増えませんが 3,4本立ちくらいにはなるようです

ナゴランは洋ランの胡蝶蘭やエリデスとの交配が進み 色々作出されております
素心で売られている物など洋ランその物のエリデスであったりもします

純血種を求めるには購入時に確認が必要です

純血種は根の色でも判断できます
ナゴランの根は透き通る様な緑色で 根先の色の違う部分が長く出ます
洋種交配などのナゴランは 根先の色もくすんでおり
色の変わる部分がナゴランより短くずんぐりした感じです

いつも色々野生ランなどを御紹介させていただいておりますが
こういうラン達も棚においておくと
風蘭とは別に季節毎の楽しみが有り
園芸ライフが充実します

最近 気の利いた風蘭屋さんには
ミヤマムギランを筆頭に色んな野生ラン等を品揃えされているようです
一度チャレンジしてみてください 楽しみが増えますから













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羆白覆輪

2013年03月30日 | 
以前は建国白覆輪でご紹介した木
じつは羆の白覆輪との事 よくわかりませんが

あれから7ヶ月

子供を外した親の羆白覆輪
若干の後冴えで 白斑の部分は日に弱そう
うちの強光下では焼けてしまいます

購入時から花跡がいっぱい付いておりましたので
子上げはあまり期待しておりませんでしたが
当り1個を発見
写真では分りずらいですが
何やら白っぽい雰囲気に紅をまとっています
もう少し大きくなれば 青が乗ってくるのでしょうが
今のところ どうなるかと楽しめます

外した子は完全覆輪から転覆し面白い木になってきてますので
同じような子が出てくるかもしれません














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建国殿羆

2013年03月29日 | 建国殿系
あれからちょうど1年

下葉を毟り若返りを図ったのに また青の子を上げた建国殿
うちの建国殿は皆このパターン
青ばっかし出します
建国殿縞からの方がよく羆芸を出すという
訳の分らん棚

羆はちゃんと羆を出してくれるのに
建国殿はダメ
最近は行いもよくなりつつあるのに、、、

さてこの建国殿 親は当たり前のようにルビー
青の子は泥根 親のルビー根に比べると
憎たらしいくらい元気で太い泥根を出しております
この泥根を見た段階で完全青と断定し むしり取ってやります

こうやってむしり取り放置している株が何鉢も
年一くらい手に取ってみるのですが
縞すら出しておりません
こうなりゃ もうただのフウラン
庭木にでも付けて過酷な環境においた方が
いい子を出す可能性が有るかもしれません

さてアップする前に記事を読み直していて気付いた事が一つ
去年3月のご紹介時は 子なしの素一本
という事は 今回ついている子はちょうど一年でこの大きさになり
すでに新根が3本伸長中  
一年で子割りが出来るという事
この成長スピードは 青のなせる業でしょう 













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建国殿白覆輪

2013年03月28日 | 建国殿系
あれから5ヶ月

親は順調に白覆輪で継続しております

しかし子供は青っ葉のところから出ておりますので
青やチラ柄ばかり
親は上に着ての突然の白覆輪への変化ですので
下から出る子は仕方がないでしょう

この木は通常の建国殿からの変化とは一風違う雰囲気
建国の変化種で白が出ているのは
実は建国に混じっていた羆の青からの変化ではないかと
勝手に思っています あくまで勝手に思っているだけ

と言うのも正真正銘うちの羆から出た青に出る縞
黄縞ではなく白縞ばかり

まあこの建国グループは専門外ですので
ここら辺でやめときます
断定的な事を書くには知識不足
タイムマシーンに乗って100年くらい昔に行くか
はたまた200年くらい生きないとわかりません
人生一回こっきりでは極めれそうにありません
なんとなく切ない趣味です
毎年毎年 一作で完結する
キバナノセッコクや長生蘭の方が分かりやすく明解
と思う今日この頃です
















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建国殿羆錦

2013年03月27日 | 建国殿系
あれから1年と4カ月

勝手に名をつけて区別している建国殿羆錦

親の葉裏まで抜ける紺覆輪中透け芸は上に来て逃げたようですが
子や孫はそれぞれ優秀な様子
この時期柄が思いっきり暗んでおりますが
子供1本と孫3本は全て紺覆輪や中透けの長寿楽柄
(日の当らない側についておりますのではぜてませんが
肥料を抜き 日を取れば この手は柄がはぜます)
うちで使用している肥料は効きすぎるのか建国にはダメみたいです
柄のハゼたナンバー付きの系統の良い建国殿縞も暗んでしまいます


さて この子や孫にルビーが出れば
結局斑切れの良い建国殿羆錦も建国殿と同種という事
まあ建国からの変化種ですので当たり前ですが

建国殿縞の斑が葉裏まで抜け時期により暗むことがなくなったのでしょう
しかしこれだけ斑キレが良くなっても
親からルビー根が出ません

完全に固定した建国殿羆錦の羆芸でもルビーは出ません
通常の建国殿羆とは斑の構造が違うのでしょう

このグループはよくわかりません
分からんついでに 明日は建国白覆輪のご紹介










この時期暗んでおりますが子の紺覆輪?

これは孫の紺覆輪?

一番若い孫は長寿楽系?





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