富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

2011年10月19日 | 
ついでにもう一丁、今秋割の羆です

これもまたブログ用羆と同じく
気を使って作らないとヤバそうな感じ

前回の子よりさらに根がイマイチな子です
1センチ弱の黒くヤバそうな根がが3本

こういう子熊ははぜさすと一巻の終わり

はぜないように日と肥料のバランスが大事
根が弱いので薄い薄い薄い葉面肥料で無理矢理紺地を維持
羆は羆なりの管理が必要

いったんはぜてしまうと もう手の施しようがないので
はぜさすのは葉数が8枚くらいになってから

でもまたブログの成長記録用にはもってこいの木で
ブログ用 羆2号です

枯れたら面白いのに、という期待を一身に集めながら
作ってみます

建国羆でしたらほったらかしても育ちますが
この子はそうはいきません


しかし網を張り巡らしてもなかなか羆は手に入りません
まあ羆を持っておられる方が極極少数ですし、、、

さて 誤解されては困るのですが
決して建国羆が偽物と言っているわけではありません
(ルーツや進化には色んな意見があって当然です)

たとえば
以前ご紹介の正真正銘の五十鈴川羆がになった木など
紺覆の下葉を毟れば、誰?が見ても建国殿

この青の羆を見て今回ご紹介の木の血縁に見えますか?
誰のどの木とは言いませんが、親兄弟はみな五十鈴川羆です
建国には両種が混じっています
青ですので見分けがつかないところが問題

よって確率は超々極端に低いですが建国殿から本羆が出ても
不思議でもなんでもない事です

元の違う木(建国殿か羆の青)をわからずに栽培し
両種は同種というのも致し方ない事かと

羆は明治の山出し、建国羆は大正での八千代の芽変わり
勿論当時は別種扱いです

建国殿には本羆の青が確実に混じっています
五十鈴川自体詳しくは知りませんが
たぶん今回ご紹介の木などが五十鈴川と呼ばれる木?
本羆は爆ぜりゃみな同じになるのですが、、

話を戻して
建国羆には羆が真似のできないとんでもない木
(まるで最上の羆の光のような木)もあります

過去に1本見た事があり
羆の倍の値でもほしかったくらいです


結局

高千穂の整理の時のように名でも変えて
共存共栄すればいいだけの話

要は今迄の売り方だけの問題です

健全で聡明な業者さんは皆すべて知っていることです。

喧々諤々 踊っているのは趣味者だけ
もういいでしょう


今回 3日連続で割り子ばかりご紹介しましたが

羆の親株はいずれ何処かの大会で。




















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする