富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

藤牡丹

2011年07月31日 | 牡丹芸
あれから4ヶ月、色々な藤牡丹を撮ってみました。

やはり大きくまた年をとると柄の映えが悪くなるようです。

よくよく考えてみますと白牡丹を筆頭に牡丹芸の木は
往々にしてこういう柄行きを示します
一時、夢牡丹とかいう名で出回った木など
今はただの並フーラン株立

そう考えると牡丹芸の衰退のない金牡丹
特別系統の白牡丹は貴重な存在。

さて藤牡丹ですが
泥軸で青根。白根、ピンク根、ルビー根と
多彩と言うか何と言うか訳の分らん木です。

多分実生の副産物と思いますが
楽しめる木ではないでしょうか。





















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友禅錦

2011年07月30日 | 友禅錦
久しぶりの四国産の友禅錦です。

以前ご紹介した木(墨の黄縞)の兄弟木です。

友禅は色々なタイプを複数作っておますが
無地を除いて全体的に共通するのは
根の伸びが悪く成長も遅いようです
よって子上げもイマイチ

人気がありそうでないのか、よくわからない不思議な木で
一昔前は1本、100近い木
今は手頃?な価格に落ち着いております

なかなか縞の上柄に出会えない木ですが
いなせな雰囲気を漂わす通好みの木

九州産と違い、四国産独特の細めの上品な木姿で
その細い葉に墨、縞、中斑、堅状腺、艶はたまた牡丹芸であったり
後冴の虎であったり千差万別の芸をだします。
覆輪も見た事がありますし

中には墨と縞の月破みたいな木もあります
これだけ色々な芸が有るという事は
芸西での坪取りの可能性も有りますね

色々なタイプを集めて比較するのも楽しい木です

最近こっそり?ガンガン買い集めております。

昔でいう至楽銀嶺、と並び四国3大ルビー根のひとつ
本物のマニアの心をくすぐる木です。


















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羆 Ⅰ

2011年07月29日 | 
気になって気になってしかたがない元羆です。

あれから2週間、ダメと思っていた子供が少し思わせぶりに成長しました。

何となく中斑っぽく
親のよく目という奴でしょうか?

羆ですともっと真っ白で上がりますので
多大な期待はしておりませんが、、、

ところで 何時の頃も このフウラン業界では
本羆や建国殿羆と喧々諤々、
楽しく大いに議論したいものです

実は私自身、昔から出入りは有りますが
いわゆる五十鈴川羆と言われる木を4鉢
建国殿羆と言われる木を3鉢作り続けており
その長期にわたる栽培経験の中で
両種に関し自分なりの私見はあるのですが
断定的な判断は避けております。

と言うのも最近、
理解に苦しむ子を出した木が現れました。

本来ブログで御紹介すべきものなのでしょうが、、、
ちょっとこれは恐ろしくて恐ろしくて書けません
記録はとり続けておりますので
いづれ時期が来、確信を持てれば
御紹介させていただきます

この手の議論は羆の専門家にお任せし
傍観するのが一番、
領海侵犯してはいけません。
















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建国殿縞 A

2011年07月28日 | 建国殿系
前回横着して温室で撮った建国殿縞です。
室内で撮り直してみました。

よくよく見ますと天葉の裏側には紺筋が
ただ上にきて派手になっただけかも

この木の由来は前回ご紹介の通り
中斑の長寿楽から建国殿縞へ
長寿楽の頃は綺麗なルビーも出しておりましたが
最近は泥根のみでした。その子供がこの木

この木は泥根ですが何本か白根を出しております
ルビー根は出しておりません。

普通中斑になったフーランは縞にはまず移行しないものですが
この木を見ていると建国には常識が当てはまらないかも

いずれにせよこの先どうなるか注視していきます

後暗みで牡丹芸になるのか、
このまま派手で継続し倒れていくのか
はたまた一発芸で終わるのか

多大な期待はしんどいだけです。





















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霊迷殿

2011年07月27日 | 奄美
あれから4カ月、覆輪になってしまいました。
この時期あまりオレンジの斑がはえていませんが。

写真技術の悪さ(ただのコンパクトカメラで撮ってます)もあり
この木独特のオレンジの斑色が出ません
今までにない濃いオレンジ覆輪が完成すれば
それなりの地位を築けると思うのですが

奄美後ハゼの覆輪、幻日や奄美天山などなど
色々作っておりますが
うちではこの木が葉幅、葉肉、ボリュームとも
長けているような、

前回の写真にある幽霊木は
水やりの際ホースをひっかけちぎれてしまいました。

今後の成長に期待が持てる木で
後3,4年で完成を目指します。













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